2021年11月20日

自分の心配ばかりしていた私が、神のものになると・・・  《李ヨハネ先生の信仰サプリ》



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李耀翰(リ ヨハネ/イ ヨハン)先生
「神に所有される者」の〆です。

神に所有された自分

私たちは、分別したあとには、
自分のものでない力を所有した体験をするのですが、
その所有した自分というのは、
結局、神に所有された証拠なのです。

モーセを通じて十戒を与えながら
イスラエル民族は神のものだと、
三回の奇跡や十災禍を通してイスラエル民族は神のものだと、
何か与えたあとに神のものだというのです。

生命に原力を与えたのちに、
お前は私のものだと教えてきているのです。

神は所有する時は、必ず、サタンより以上
力のある、価値のあるものをくれて、
「君は私のものだからこれをやるのだ」と、
こういうふうに神は私たちを育てていっているのです。


神は絶対にうそは言わないのです。
いくら蕩減の道を歩いても、死亡の道を歩いても、
神はうそは言わない。

だから、いつも蕩減路程を歩いても、
いかに苦しい道を歩いても、神に対して
愛情あふれる、感謝あふれる道を歩くようになるのが、
神との関係を結んだ人の実情なのです。

乏しいながらも、自分は忍んで行くというと、
霊的には涸れていって、結局、外的な条件をもって
自分はイスラエル民族だと思ったのが、
すべてのイスラエル民族なのです。

掟なら掟を生命視しながらも、自分は感謝の念もない、
あふれる愛もない、人間同士の愛情がみな
涸れてしまっている、そういう祭司長たちの状態です。

その結果、メシヤを見ても分からなくなってしまったのです。

 
だから、自分が所有された証拠があれば、
所有した人にすぐ通じるのです。
神のものと通じるのです。

サタン側の素性をもって、自分が悲しくなったり、
不平をもったりすると、必ず不平をもっている人と通じる。

教えてやらなくても、祈らなくても、大勢の中で
だれだれがということを、個人的に交わってみなくても、
不平をもつと、不平をもつ人とよく通じ、
お互いに授受しながら付き合うのです。

それだから、よみがえった者、すなわち
自分と神との関係がはっきりした人は、
神の味方にいる存在を考えなくても、
通じるようになっているのです。

 
だから、まず絶対者との因縁が一つのスタートであって、
これを最後までもっていって聖別されていくのです。

そのようにする目的はどこにあるかというと、
天宙的な目的をもって、神が私たち一人一人に
付き合っているという、こういう二重目的観からなのです。

私たち一人一人を所有する神は
歴史的であり、永遠であり、天宙的であり、
私たちを霊界の人全体を代表として、
地上の人全体を代表としてそうするのだ、
というようにそれを育ててみながら感じてみると、
実にそうなのです。

今までその立場に立つ前には、自分の心配ばかりしていた。
ところが、み言を通じてよみがってみると、自分の問題よりも、
その社会問題がつくづく悲しくなってくるとか、
もっと国家問題に、本当に自分の問題より以上に関心をもつようになる。

これはなぜかというと、私たちを所有した神が、
私たちを所有する目的がそうであるから、
その心情が自分を通じて、だんだんと広がっていくのです。

だから、自分より相手のことに、つくづく自分の事情のごとく
痛みを感じ、それを実感する人は、
生まれながらすぐれた心情をもった人なのです。

3.神に所有される者
「神に所有された自分」
信仰生活シリーズ 5
心霊を育てる生活原則「心情開拓」李耀翰

(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)


私自身が分別され、聖別されることで、
神様に所有される私になる、
そうなると物事の見つめ方が、
まったく違ってくる、ということなのだと思います。

今までは、自分の事情のことしか考えていなかったのに、
社会のこととか、ほかの人のこととか、
神様の心情にたって感じることができるというのです。

それが真の父母様ですし、真の父母の子女たる、
私たちでなければならない、ということなのです。



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posted by ten1ko2 at 07:32 | Comment(0) | 李ヨハネ先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする