篠崎先生の「喜びと幸せの生活伝道」より、
今回は、『真の愛の投入/霊の親から学んだ信仰姿勢』です。
☆
真の愛の投入
家庭においても、親は子供に真の愛をもって
一対一で犠牲と奉仕の精誠を尽くすのです。
親が子供に真の愛をもって、
それぞれ一対一で犠牲と奉仕を貫いたとき、
子供は孝の心情を成長させることができるのです。
多田聰夫(としお)・家庭教育局家庭教育部長(当時)も
「家庭力アップ講座」において、子供たちに絶対に必要なものは、
個人的な関心であると語っています。
子供にあなただけの時間を持ってあげる
ということが大切なのです。
それぞれの子供一人ひとりと月に一度は、
食事会などをして子供と一対一の時間を持ち、
共感する時間をつくるのがよいというのです。
生活圏において時間・空間を共にしながら
一対一で深く付き合い、揺るぎない信頼関係を築くのです。
☆
伝道も同じです。
霊の親子(*註)の一対一の関係が、すべての関係の基本です。
【編集部注】「霊の子(霊の親)」は
「信仰の子女(信仰の親)」のこと
お父様も草創期は食口たち一人ひとりに精誠を捧げながら、「信仰の子女(信仰の親)」のこと
この教会の基盤を築いてこられたのです。
霊の子に対する霊の親の
一対一の犠牲と奉仕で育まれた心情をもって
新しい人が新しい人を伝道していくのです。
☆
霊の親から学んだ信仰姿勢
私が伝道されたとき、霊の親は信仰歴が二年で、
私が最初の霊の子でした。
入教して間もない頃、教会の姉妹(女性信徒)が私の霊の親について、
「彼は、伝道しても伝道しても、対象者が離れてしまっていたのよ。
でも、雨の日も雪の日も、毎日黙々と聖地で祈祷を重ねていたわ。
そして3年目にあなたとあなたの霊の弟
(信仰の親が伝道した人、後で伝道された人が弟妹)が
いっぺんに伝道されてきたの。
彼は本当に喜んでいたわ。
彼は人知れずコツコツと蕩減条件を立てる兄弟なのよ」
と教えてくれました。
☆
私と霊の弟が共に入教した信仰の初期は、
毎日反省会の後、その日に「原理」や聖書を
学んで感じた疑問や質問を霊の親にぶつけ、
3人でああでもない、こうでもないと議論していました。
気が付くと、夜が明け始めていることもありました。
「原理」を研究し、み言を尊ぶ姿勢は、
その時に霊の親から学んだのです。
☆
またある時、私の隣に敷いた、
霊の親が寝るはずの布団が使われていないことに気付きました。
霊の親は伝道勝利のために、40日間、
背中を床に着けずに寝る条件を立てていたのです。
ちょうど、真のお父様がダンベリーで
背中を着けて寝ることができず、
エビのように丸くなって祈祷をされていた頃です。
私は何度か、霊の親が総務室の椅子に座り、
机にうつ伏せになって寝ている姿を見ていましたが、
条件を立てていることは気付きませんでした。
☆
皆さんは、これまで霊の親から何を学び、
霊の子に何を教えてあげたでしょうか?
霊の親が霊の子に精誠を尽くすという伝統を
霊の子が相続したとき、
新しい人が新しい人を伝道するようになるのです。
伝道していると、私が伝道された背景に、
霊の親の精誠の基台があったことを感じるようになります。
そこに伝道の妙味があります。
霊の子に対する霊の親の一対一の犠牲と奉仕の
投入こそが真のお父様の伝道の伝統であり、
教会の発展の力になるのです。
☆
神氏族メシヤ活動は、私たちの住んでいる家を中心に
地域の人々を伝道することが願われています。
生活圏伝道は「私」を直接見せる伝道です。
自分の家庭が魅力的になることを通して
周囲の人々を引き付けるのです。
自らの生活圏内でために生き、周囲の人々を
愛と犠牲で自然屈伏させ、信頼関係をつくるのです。
自分の生活圏にいるすべての人を伝道対象者と考えて、
意識と関心を持って尽くすのです。
生活しているすべての時間が伝道の時間です。
言わば「生活圏伝道」です。
いつでもどこでも誰とでも、信頼関係をつくるのです。
それが、次の段階の一対一原理訓読や家庭教会へつながるのです。
全食口が360度開放された生活圏伝道に
向かっていくならば、爆発的伝道が起こるでしょう。
篠崎 幸郎・著(光言社・刊
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)
第四章 伝道のポイント
五、一対一伝道
『真の愛の投入/霊の親から学んだ信仰姿勢』
(blessed life)
『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)
第四章 伝道のポイント
五、一対一伝道
『真の愛の投入/霊の親から学んだ信仰姿勢』
(blessed life)
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2016年2月9日 発行
一部()書きで編集を加えています
文責:ten1ko2
一部()書きで編集を加えています
文責:ten1ko2
篠崎先生の信仰の親(霊の親)が立てられた精誠、
本当に素晴らしいですね。
お父様のみ言、み旨の道『伝道』の項目には、
「伝道の効果は、霊的40%、
み言30%、実践30%として表れる」とあります。
まさに精誠の重要性を感じます。
地区でスタッフをしておられる石川部長(前・教区長)が、
先日、神氏族メシヤ研修会で
天寶修行の話をしておられました。
毎日4時半に起床して、水行・敬拝・訓読・祈祷、
そのような精誠を2時間されているそうです。
また、祈祷される時も、ただ時間を過ごせばいいのではなく、
別の考えが入ったり、眠ったりするとか、
訓読する時も、ただ訓読して何も感じなかったりとか、
そういうときは、最初からやり直されて、
内的な精誠も立てていかれる、とのことでした。
天一国時代を迎え、今まで以上に、
内的世界の精誠の重要性を感じます。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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