北谷先生のみ言です。
今回は、『宗教の目的は「真の父母」を迎えること』です。
☆
姉が家庭連合の信仰を持ったとき、神道の信仰を
持っていた家族はもちろん、親戚中が反対しました。
姉が家庭連合で献身的に歩むようになった後に、
母方の祖母が亡くなったのですが、
その時、姉は葬儀のために戻って来なかったのです。
そんなこともあって、親戚も私も、家庭連合を
「とんでもないところだ」と思っていたのです。
ところが、そんな私が七年後に導かれ、
献身的に歩むようになりました。
そして、妻と母も家庭連合を受け入れたのでした。
私は家族や親族の援助を受けて大学に行かせてもらいました。
卒業後、就職して七年から十年ほどかけて、
いろいろなことを学ばせてもらい、必要な資格を取って、
実家が経営する会社に入ることを約束していたのです。
ところが、その約束を反故にすることになってしまいました。
そのため、「父と兄夫婦」と、「母と姉と私たち夫婦」
という構図で対立するようになってしまいました。
父や兄夫婦は、家庭連合に対して不信感を持っていたのですが、
母は、姉と私たち夫婦が家庭連合の信仰を持っていることを
受け入れてくれていたのです。
私たち一家は父の交通事故以後、日常的に、神様や先祖からのメッセージを、
母を通して受けていました。
家(神道の教会)でお勤めをしているときだけでなく、
神社仏閣 に行ったときにも、墓参りに行ったときにも、
母を通して先祖が伝えてきました。
☆
随分後になって知ったのですが、母と兄夫婦で墓参りに行ったときに、
母に先祖の霊が入ったことがありました。
そのとき、「あの子らのおかげで、
どんどん明るい所に出してもらっている」と言ったのだそうです。
「あの子ら」というのは、姉と私のことなのです。
毎日家の教会でお勤めし、先祖供養を熱心にしていた兄夫婦ではなく、
家庭連合で神様のみ旨に没頭して、家に帰れず
墓参りもままならなかった姉や私のおかげだというのです。
おま けに、「あの子らの子供を、何とか助けてやってくれ」
とも言ったそうです。
兄夫婦も熱心に信仰し、先祖供養もしているのに、
家庭連合で歩んでいる姉や私のおか げで、
霊界で明るい所、高い所に行かせてもらっているというのです。
すべての宗教の目的は、「真の父母」を迎えることにあります。
「真の父母」というのは、 人間始祖アダムとエバが堕落して
失ってしまったすべてのものを復帰し、神様の創造理想を実現させる方です。
家庭連合は、真の父母様を中心に、
神様の創造理想の実現を目指しているため、
他の宗教とは比較にならない価値を持っていることを、
この先祖の言葉は端的に示していると言えるでしょう。
光言社刊 北谷真雄 / 著
「死んだらわかるけど、それでは遅い」より
☆
宗教は「世界平和と人類の幸福を願う」
そういう観点においては、一つです。
細かい部分では相違があっても、
根っこでは繋がっていると思います。
真のお母様は、
「天の父母様聖会」という名称で
すべてを一つの傘に収める取り組みをしておられます。
南アフリカのハデベ預言者や、
ジンバブエのウンダンガ大司教、
さらには、アメリカのノエル・ジョーンズ司教も
大枠において、真の父母様聖会を受け入れている
そのような立場ではないか、と思います。
比較することよりも一つになること、
そのことが重要だと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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