亡くなられたお父さんのメッセージである
「死んだらわかるけど、それでは遅い」
今日は、そのお父さんの法事ですが、
北谷家の法事は、やはりアメイジングです。
☆
この年の十月、父の十三回忌の法要を行いました。
一周忌、三回忌、七回忌はお坊さんを招いて、
仏教の法要を行ったのですが、十三回忌では、
家庭連合の追慕式をすることに決めました。
母や兄夫婦も了解してくれたので、
私は姉と相談しながら、式次第を練りました。
他の追慕式の式次第と決定的に違っていたのは、
供養される本人である「父」の挨拶を入れたことです。
当日は、父方、母方のおじ、おば、いとこなど、
五、六家庭が集ってくれました。
皆、 神妙にお坊さんが来るのを待っていたのですが、
頃合いを見計らって母が、「きょうは、 お坊さんは来ません。
主人(私の父)が霊界から、真雄(私のこと)に
やってくれと言ってきたので、きょうは
家庭連合のやり方で法要を行います」と宣言しました。
☆
司会は姉が担当し、私が主礼を務めました。
式次第が進み、私が「これから父が挨拶をします」
と言うと、その瞬間、父の霊が母にズバッと入りました。
そして父は、母の口を通してこう言ったのです。
「死んだらわかるけど、それでは遅い」
「おまえたちな、死んだらわかるけど、
それでは遅いぞー。
だから今から私の言うこと を聞きなさい。
今からやる儀式はすべて受けなさい」
私は主礼として二十分ほど、祝福の意義と価値
について話をし、その後に聖酒式を行いました。
参列した親戚たちは、家庭連合を
受け入れてはいませんでしたが、
母には心情的に屈伏していました。
母が無償で人助けをしてきたことをよく知っていましたし、
誰もが多かれ少なかれ、母の世話になっていたからです。
ですから、母の口を通して語られる
「今からやる儀式はすべて受けなさい」
という父の言葉に、皆黙って従いました。
☆
一人一人に献花と焼香をしてもらいました。
父方の叔父(父の兄弟の中でただ一人生きていた父の弟)が
焼香をした時のことです。
父とその叔父の父、つまり私の祖父が霊界から出てきて、
母に入りました。
そして叔父に向かって、
「この家族(母や兄夫婦、姉夫婦、私たち夫婦)に礼を言いなさい。
皆が救われたから、礼を言ってくれ」と伝えてきたのです。
私たちは家族で力を合わせて、清平での先祖解怨(先祖の怨みを解放する)、
先祖祝福(先祖に祝福を受けてもらう)などを進めていたのです。
そのことによって、先祖たちは霊界で救われたのです。
この父の追慕式を通して、私たちには、氏族の祭祀をする役割があり、
冠婚葬祭を司るのが天の願いであり、
先祖の願いなのだということが、はっきりと分かりました。
光言社刊 北谷真雄 / 著
「死んだらわかるけど、それでは遅い」より
☆
本当にアメイジングです。
お母さんは霊能者なので、
様々な霊人が自由自在に入りますね。
実際に北谷家においては、
すでに霊界に行かれたお父さんが、
切実な思いで、祝福の貴さを訴えておられます。
しかし、私たちの先祖においても、
このお父さんと同じ思いなのではないでしょうか。
私たちが霊的に鈍いので、
先祖たちの訴えがわからないのです。
なので、この北谷先生の証しが
私たち先祖の訴えかけであると思い、
祝福の貴さを多くの人たちに
宣べ伝えなければならないと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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