2022年02月11日

「お父さんのことはすまなかった」 恨みの霊が謝罪?! 《北谷先生 死んだらわかるが…》



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北谷先生の「死んだらわかるけど、それでは遅い」より
今回は、『四十四年ぶりに謝罪した恨霊』です。


私の家族は、一年に二回、正月とお盆に、
本山である岡山の木山神社にお参りに行くのが習慣でした。

姉と私が家庭連合で献身的に歩むようになってからも、
母と兄夫婦は、変わらずにお参りを続けていました。

一九九一年に父が六十三歳で亡くなりました。
その十三回忌を迎える二〇〇三年の正月、
いつものように母と兄夫婦で岡山にお参りに行ったのですが、
帰ってきた直後、兄に異変が起きました。

普通ならどうということもない、
母と兄嫁のたわいない会話に異常に反応し、
激しく怒り出してしまったのです。

それは、霊界に操られた結果でした。
その操っている霊人は、北谷家の先祖によって被害を受け、
その報復として父を交通事故に遭わせた恨霊(恨みを抱えた霊)でした。

その恨霊は、母が人助けをしながら善の条件を立てることによって
善霊が働いて、それまで木山神社に封じ込められていました。

そこで説得を受け、修行を積んでいた恨霊は、
悪なる業ができないでいたのです。

地上でも、罪を犯した人を刑務所に入れて
更正するよう教育しますが、それと同じです。

父の事故は一九五九年ですから、もうその年で四十四年になります。
その恨霊は、父を交通事故で一思いに殺したかったと思うのですが、
父は一命を取り留め、その後三十数年を生きました。

それを見てきた恨霊は、謝るために、
母と兄夫婦が岡山にお参りに行った際に
兄に付いてきたのだと思われます。

その恨霊は、兄をガーッと怒らせた後、母に入りました。

そして母を通して、
「今やった(兄を怒らせた)のは私だ。
人間は簡単に操れる」と言いました。

その後、父の事故について、
「やり過ぎた。すまなかった」と謝罪しました。

そこで兄が恨霊に、
「今、霊界がどのようになっているか知っていますか?
すべての霊界が清平で、神様を中心として
再出発する時が来ているのですよ」と伝え、
「清平に連れて行ってあげますよ」と言いました。

すると恨霊は喜んで、
「連れて行ってください」 と答えたのです。

人間は堕落以来、サタン、悪霊に支配され続けてきました。
悪霊は、夫婦げんかや親子げんかを起こさせ、
近所とのトラブルを引き起こし、
人間関係をことごとく壊してきます。

かっとなるのは、悪霊に操られているからです。
自分で思いもしないような暴言を吐いたり、
暴力的な行動に出たりするのは、悪霊のなせる業なのです。

自分の心をいかに主管するか、
霊に操られない自分になるにはどうしたらよいか――。

それは人間の力だけでは難しいでしょう。

私の心に神様をお迎えし、
神様と共にある生活をすることによって、
初めて可能になるのです。

光言社刊 北谷真雄著
「死んだらわかるけど、それでは遅い」より




「お兄さんに悪霊が入った」というのは、
原理講論にある、「悪霊人たちの再臨復活」
の具体的な例だと思います。

ちょっとユニークだな、と思ったのが、
その悪霊が「『やり過ぎた。すまなかった』
と謝罪しました。」というところです。

悪霊も良心の呵責がある、ということだし、
地上の結果をすべてコントロールすることは、
できないのだな、と感じました。

私たちが感情的になり、
突然、言葉が暴力的になったり、
実際に暴力をふるったり、
それは、もちろん「私」がしているのですが、
悪霊も働いている、ということなのです。

またお兄さんに入った悪霊は、
北谷家に恨みを持っていた霊です。

そう考えると、私たちの先祖に対しても、
恨みを持っている霊も全くいないということは、
おそらくあり得ないのではないか、と思います。

地上と霊界は直結しているのであり、
霊界の解放なくしては、
正しい地上生活を送ることはできないのだ。。。
そのことを改めて感じます。





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posted by ten1ko2 at 07:22 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする