2022年02月17日

神を信じる良い人が、格段によい霊界に行く?! 宗教によっても違う 《李相軒先生》



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李相軒先生の『霊界の実相と地上生活』より
今回は、「霊界で見た地上生活」後半です。


宗教人と非宗教人の差

信仰をした人と、しなかった人の差は非常に大きいです。
そこにも相当な階層があります。

信仰をしていて、かつ善なる人は、
本当に神様の霊界の恵沢を受けることができますが、
信仰をしながら良心的でない人は、
信仰をしなかった人と、ほとんど同じです。

神様を知らない立場で、人生を生きた人はみな、
神様と関係ない所にとどまるようになります。


神様が特恵を施すときにも、非宗教人は、
恵沢が与えられるのが遅いのです。

天国にも特恵があるのかと思うでしょう。

神様が人間に神霊によって特恵を与えられ、
人間を愛されるように、天国にも特恵があります。

階層別に、自分の位置で自由の身となって、
願う所へ移っていくときがあります。

これは地上人の祈祷とも関係があります。
その時は、神様の命令によって移動するのです。


食口(シック)たちの位置は、他の宗教人たちとどのように違うか

一言で言って、あまりにも大きな違いがあります。
すなわち、霊界圏が違うのです。

食口たちの各自の人生により、少しずつ違いはありますが、
全体としての霊界圏の位置が違うのです。

大きな違いというのは、神様に対しての位置のことです。

神様の対話を感じることも、聞くこともできない
他の宗教人たちの領域があります。

しかし、統一食口たちは、最初から大部分が
神様と呼吸することができる位置にいます。


ここでもいくつかの階層があります。
グループによる差があるのです。

申し訳ないことですが、李相軒が見た霊界を明らかにすることで、
我々食口が地上の人生を整理できるだけでなく、
ここに正しく来る助けになるようなので、申し上げます。
それが真の父母様のための道だと考えるからです。

36家庭の位置は大変なものです。
家庭の階級においては最高です。

しかしながら、最高の位置において
赤裸々に自分の誤りをすべてあらわにして
生きていく苦しみは、本当に表現しがたいものです。

地上にいる時、女性問題、公金問題、そのほかの
問題に引っ掛かった家庭は、地獄にいるのではなく、
神様のそばにいながら、あらわになった姿で
生きていかなくてはなりません。

それは言葉で言えない苦しみです。


例えば、他の女性と性関係を持っている場面が随時、
皆の目に見えるのです。

また、公金を自分勝手に使いながら、酒場に行って、
女と堕落しながらお金をばらまく姿が
はっきりと見えるのです。

一言で、地獄よりもっと恐ろしい所です。

そのほかの家庭が犯した罪も、
罪の質によって階層がたくさんあります。
しかし、大部分は、神様の近くにある霊界圏にいます。

罪を犯した者たちが、集まっている監獄もあります。
ここで罪人が集まって、自分の罪を蕩減(とうげん)する
方法があれば、どれほどいいでしょうか?
しかし、ここでは、自ら解決しうる罪の蕩減方法はないのです。


神様の特恵

霊界人は、地上にいる後孫の祈祷、献金、奉仕などの
功績を通じて、監獄の門が開かれれば、
そこから出てくるようになります。

その後、引導者が現れて、自分の位置に合うように導くのです。

高位の家庭が、神様のそばで自分の罪を
すべて蕩減して平安に生きていくときはいつでしょうか?
自分が犯した罪を、後孫が蕩減してからのことです。

後孫が祈祷して精誠を捧げれば、それを見る霊界人は、
苦しくて逃げようとします。
ところが、逃げていってもまた
帰って来なければならない所が、自分の位置です。

地上人の祈祷と精誠があれば、蕩減期間が短くなりますが、
大部分はそれを知らないために、
苦しみを受ける期間が長いのです。

霊界で苦しみの期間が長ければ、地上の後孫は、
知らず知らずのうちに、体の調子が悪くなります。

先祖が苦しんでいるので、後孫も具合が悪くなるのです。
つまり、先祖が犯した罪のために、後孫が罰を受けるのです。

天道に逆らえば、行く道がありません。
義の道に従っていくべきです。

(1997年6月9日)

(光言社刊『霊界の実相と地上生活』より)
第一部 霊界の実相と地上生活
第二章 霊界で見た暮らしと地上生活
四 霊界で見た地上生活

(blessed life)(7)より
霊界で見た地上生活


私たちの人生は、必ず、蕩減法則が適用されます。
地上でどんな人生を送るか、
それが霊界の位置を決定するのです。

口ではどんなに良いことを言ったとしても、
罪を犯して、人に見つからなかったとしても、
霊界では隠すことができないのです。

そして、霊界でその罪を消すためには、
地上で後孫が清算しなければならないのです。

私たちも、いずれは霊界に行きます。
すなわち、「先祖」になるのです。

後孫に迷惑をかける「先祖」にならないよう、
正しい人生を送らなければ、と思うのです。


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「霊界の実相と地上生活【霊界の様相編】」
 36家庭の李相軒先生(1914〜1997)が
 霊界のさまざまな事実を証しされたメッセージ
(blessed lifeで連載中)


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posted by ten1ko2 at 09:26 | Comment(0) | 霊界 霊人と共に歩む生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする