光言社刊「真のお母様、感謝します」より
李成萬副会長の証し。
『天の父母様の夢をご自身の夢として』です。
☆
真のお父様のご在世時、一九九七年から十五年間、
毎朝五時に訓読会が開かれました。
一時間以内に終了したことはほとんどありません。
それどころか、夕方になって終了したり、
次の日まで継続されたりしたこともあります。
お父様は、訓読会場に入場され、
「私は起床して、先にこのみ言を二、三回訓読してから出てきた」
とおっしゃる日も少なくありませんでした。
だとすれば、お父様は何時に起床されたのでしょうか?
少なく見積もって一、二時間前だとしても、
午前三、四時には起床されたということです。
☆
では、真のお母様は何時に起床されたのでしょうか?
時々、このようなことを考え、 気になっていました。
お母様は訓読室に入室されるとき、
いつも美しく化粧をしていらっしゃいます。
ですから、お母様はお父様と同じ時間に起床されるか、
むしろ先に起床されているだろうということは
容易に知ることができます。
☆
お父様が聖和された後にも、
お母様はお変わりになることがありません。
近くで侍る誰よりも早く起床されて、祈祷、精誠を捧げられます。
お母様にお仕えして、外国を巡回したときのことです。
ある日、お母様のおそば近くで補佐をする姉妹に、
きょうお母様は何時に起床されたのかと尋ねたことがあります。
彼女の答えは、「明らかに二時頃に起床されました。
その後、再びお休みになったかどうかは分かりませんが、
私が四時に再び目が覚めたときには、
既に起きていらっしゃいました」 というものでした。
☆
お母様が侍墓三年精誠を捧げられていたときのことです。
真夜中に私のスマートフォンのカカオトーク
(無料通話・メッセンジャーアプリ)の通知音が鳴りました。
その音で目が覚め、確認してみると、
懇意にしている天正宮博物館の職員が
写真を一枚撮ってリアルタイムで送ってきたのです。
時間は午前一時か一時半です。
満月でとても明るい夜でしたが、お母様が
天正宮博物館の一松亭の下で黙想されている場面でした。
私はその写真を見た瞬間、パッと飛び起きて、
ひざまずかざるを得ませんでした。
すぐに熱い涙が流れ落ちました。
真の父母の子女であるはずの私が、
足を伸ばしてぐっすりと眠りこけているのに、
お母様は真夜中でも安息することがおできにならないのです。
言葉は必要ありませんでした。
どんな説教よりも強いメッセージでした。
☆
今、お母様ほど、重い心情の十字架を
背負っている方はいないでしょう。
全世界の摂理を陣頭指揮されるのに、
どれほど多くのご苦労がおありでしょうか。
必ずご在世時に天一国を安着させなければならない
という途方もない重圧を感じていらっしゃるでしょう。
しかし、お母様はいつお目にかかっても、
常に希望に満ちていらっしゃいます。
希望に満ちた一日、希望があふれる一カ月、
希望の人生を歩まれます。
歌の歌詞も、進取的で希望と夢が込められたものを好まれます。
曲も軽快なものがお好きです。
私は、お母様がそのように歩むことのできる秘訣、
背景は何だろうかと考えてみました。
☆
お母様は本当に七十四億の人類全体を息子・娘として
胸に抱いていらっしゃいます。
彼らすべてに一日も早くみ言が伝播され、
天の父母様の愛の懐に抱かれることを待ちわびていらっしゃいます。
私は、お母様は母性のリーダーシップにより、
至難な極限状況の中でも、希望の綱を
お放しになることができないのだろうと思います。
火の中にいる子供を救うために、
ためらいなくその中に飛び込むのが母親です。
母親の愛は父親の愛より濃いのです。
☆
さらに、お母様は何よりも天の父母様の夢、
天の父母様のもとの人類一家族という夢を、
ご自身の夢として抱いていらっしゃいます。
天一国安着という具体的で、ぶれのない
夢とビジョンを持っていらっしゃいます。
変わらない夢であり、諦めることのできない夢です。
お母様はその夢とビジョンの真の主人になられました。
そして、その夢の成就に関する
盤石の信念と自信を持っていらっしゃいます。
ですから、いつも希望に満ちあふれる生活が
可能であられるのでしょう。
光言社刊「真のお母様、感謝します」
天の父母様の夢をご自身の夢として
李成萬(六OOO双)
天の父母様の夢をご自身の夢として
李成萬(六OOO双)
☆
日本の責任者の中でも、とりわけ
実体のお母様に侍る機会の多い李成萬副会長。
そのような副会長だからこそ聞くことのできる、
貴重な証しですね。。。
『真の父母』とは、全人類を子女として、
見つめておられる、ということです。
毎日毎日、世界のあらゆるところで、
さまざまな問題、事件が起こっています。
ロシアとウクライナの紛争も
その一つだといえるでしょう。
親から見たら、兄弟姉妹が相争っている。。。
これほど悲惨なことはありません。
お母様のご健康と安寧を祈りつつ、
お母様に思いを馳せていきたいと思います。
「真のお母様、感謝します」は、
残念ながら今回が最後になります。
素晴らしい証しの数々を
ありがとうございました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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