2022年03月22日

サタンとの死闘、だまし討ちの数々 若き主を神が助けられなかったのは… 《史吉子先生》



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史吉子先生の「原理に関するみ言の証」より
『試練を通過した後に体血した、神様の愛』です。

試練を通過した後に体血した、神様の愛

神様は初め、お父様に無限の祝福を約束されたそうです。

まるでイサクがヤコブに、
「あなたは兄弟の中で最高の栄光の場に立つだろう」
と祝福したように、祝福されたのです。

しかし、エサウがヤコブにだまされたのを
口惜しく思ったため、ヤコブがエサウの怒りを避けて、
地獄のようなハランの地へと逃げ、
21年間を捨てられた立場で苦労したように、
神様はお父様を最高の場所に立たせてあげようと
約束されてからは、
お父様をサタンにそのまま差し出されたのです。

その時から、 サタンとの血闘が繰り広げられたのです。
今から、このことに関してお話します。


アダムとエバは、どこで堕落しましたか?
アダムとエバは、成長期間の中の
長成期完成級で堕落してしまいました。

それで神様は、それを復帰するために、
地上の全ての人々を代表して長成期完成級に、
お父様を立たせられたのです。

ところで、お父様は心情問題において、
サタンの讒訴を受けずに、 完全にサタンと
血闘で勝利して、通過されなければならないのです。

復帰摂理の完成は、神様の責任分担 95%と
人間の責任分担5%が合わさって可能となります。

それでお父様は、神様とサタンだけが知っている中で、
サタンとの血闘を繰り広げながら、原理を探し出されたのです。


ここで神様の責任分担は何か?
神様の責任分担は、お父様に問題を与えることです。

例えば、「神様は、おまえたちの先祖である
アダムとエバの堕落をなぜ干渉しなかったのか?
これについておまえは答えを見つけなさい!」
と言う具合に、問題を与えられたそうです。

お父様がこの問題の答えを見つけるために進み出ると、
サタンが答えを見つけられないように、
圧縮された空気が雲のように押し寄せ、
飛び掛かって来て首を絞めるので、
息さえできない状況にまで陥ったそうです。

お父様がこのみ言を語られたのが50年あまり前のことですが、
今は祈祷をしてみると、時がほぼ満ちたと言えます。

草創期にはサタンの圧力がどれほど強かったか、
想像もできなかったと言われました。


サタンに攻撃される状態と言うことは、到底、
口では言い尽くせないと言うのです。

しかし、お父様は天から見捨てられた立場で、
サタンに息が詰まるほど打たれながら、
神様が与えられた全ての問題の答えを探し出して、
やっとのことで長成期完成級まで上がられたそうです。

ところが、アダムとエバが堕落する時、
天使長が先に話し掛けた条件があるため、
サタンがお父様に先に話し掛けるのですが、
事実とは反対のことを話しかけたそうです。

答えを探し出せないよう、混同するように話しかけたのです。
それで、原理型の非原理で話しかけたのです。
お父様はちょっとでも間違えれば、だまされそうになったそうです。

なぜかと言うと、神様が干渉することができない
間接主管圏内にいたからです。

お父様はここでサタンにだまされないように、
サタンが「こっちに行け!」と言えばあっちに行き、
「あっちに行け!」と言えばこっちに行くと
言うようにしながら、常に逆襲をされたそうです。

史吉子/ 著「原理によるみ言の証」
第1章総序論


サタンの直接的な攻撃を受けたお父様だったのですね。
御父様御自身は語られなかったのではないでしょうか。
初めて知りました。

そんなサタンとの死闘を乗り越えていかれたのは、
神様の解放のためと、人類の救いのためでありました。

神様御自身もお父様を救いだされるために、
手を差し伸べることができなかったのです。。。

続きます。

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posted by ten1ko2 at 09:18 | Comment(0) | 統一原理・統一思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする