2022年07月04日

主は邪心を捨てた! 真理(原理)を解明し、世界平和を求め続けた生涯 《史吉子先生》



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史吉子先生『原理によるみ言の証』より
「お父様が探された偉大な新しい真理 (原理) を、
全世界に伝えなさい」 です。


「原理講論要約3時間用訓読チャート」の5ページを見ます。

内的な無知の解決、すなわち内的な真理は
宗教を通じて探すのであり、
外的な無知の解決、すなわち外的な真理は
科学を通じて探すのです。

これがまさに新しい真理です。
これがまさにお父様(文鮮明師)が聖書の未解決部分を
明らかに解明され、体系化された
私たちの偉大な原理です。


原理講論訓読チャートの2ページには、
人間の矛盾性と堕落に関する内容が出て来ます。
邪心と言う言葉も出て来ます。

私が若かった時、いつもお父様の側で侍り、
一緒にお食事もし、勉強もしたために、色々と質問をしました。
それが、今の私には大きな助けとなっています。

その時はお父様がお母様(韓鶴子総裁)と
聖婚される前の 1955年、1956年頃で、
今のように気兼ねすること無く、
まるでお兄さんのように私たちに優しく接してくださいました。

この「邪心」については、その時にお伺いしてみました。

私が、「先生も同じ人間でしょう?」、
「うん!」、
「それなのに、どうして普通の人が
探し出せない原理を明らかにして、
世界を全て救うつもりだと言えるんですか?」と言ったら、

「邪心を捨てたから!」と、
おっしゃいました。


邪心は前にも説明しましたが、
この邪心のせいで人は苦しむのです。

私の本心は善なることをしようとするのに、
この邪心のせいでしばしば悪なることをするようになります。

それで、この邪心を取り去ってしまおうと、
歴史的に宗教を信じる人、哲学やその他多くの分野で
していた人々は、非常に苦労をして来たのです。

しかし、人類は未だに
この邪心を完全に取り除くことができていません。


この邪心を取り除くためには、祝福を受けるしかないのです。
祝福を受けると、邪心が取り除かれます。
祝福を受けると、なぜ邪心が取り除剥かれるのか?

人間の祖先であるアダムとエバは、
神様を中心として愛せませんでした。
サタンを中心として愛しました。
それでサタンの血統を受けたのです。

アダムとエバの愛が喜びの愛になれず、
相衝する(互いにぶつかり合う)愛の起源になることによって、
生命の根を埋め込んだ私たち人間自体の紛争は、
そこから始まったと言わずにはいられません。
(『真の家庭と私』2p)



祝福は神様を中心として愛し合うようにと、
与えてくださるものです。

それで、自分の生命と自分の全てを犠牲にする生活、
お互いのために生きる祝福の生活によって、
邪心が取り除かれるのです。

それで私も祝福を受けなければならないし、
全世界の全ての人も祝福を受けなければならないのです。

私たちは現在、祝福を受けて
神様の血統に転換をしましたが、
祝福を受けていない父母から生まれた人々は
どうすることもできず、
血統がサタン側です。

血統はいつ始まるのか?
男性の精子が女の子宮の中に入って、
卵子と受精をする瞬間に血統が始まります。

既にお話したように、サタンの血統を
切り捨てて神様の血統に転換するには、
祝福を受けなければならないので、
お父様は最近も話されますが、

「私が霊界に行く前に、地上にいる人も
全て祝福してあげ、霊界にいる人も全て祝福してあげて、
サタンの血統を完全に無くしてしまって、
神様の血統に全部転換させ、
永遠に残ることのできる神様の国を
創っておかなければならない。
これが私の責任だ。」

と、語られます。

史吉子
『原理によるみ言の証』より


「邪心をすてた」ときっぱりと言われるお父様、
本当に素晴らしいですね!

掃除をしてゴミをポイと捨てるような、
簡単なことのように聞こえますが、
実際には、そんな簡単なことではないですね。

お父様は同じ生身の人間だとおっしゃいますが、
メシヤたるお父様だからなされたことであって、
凡人の私たちには、到底たどり着けない
境地のように思えてしまいます。

しかし、超人だから越えられたのではなく、
神様と一つになられているがゆえに
痛みを伴う犠牲を直接越えてくださった
父母様であると思うのです。

私たちは、祝福を通して、
血統は神の血統になった立場ですから、
そのことを自覚し、心に刻みこみつつ、
究極の道が神氏族メシヤ勝利だと思いますので、
一歩一歩でも近づけるように、
歩んでいきたいと思うのです。



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posted by ten1ko2 at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 統一原理・統一思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする