2022年10月21日

生命と宇宙の設計者は誰 どうしたら神を知れるのかA 旧統一教会の教理のぞき見 《入山部長・統一原理6》




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この宇宙に1個の生命細胞が生まれる確率は、
1億円の宝くじが100万回連続で当たるくらいの、
とんでもなく希少な確率だそうです。


入山部長の「幸福な人生には原則があった」
今回は、『自然界を見れば、神がわかる』です。

第1講座 神の実在
神を知る方法

A自然界を見れば、神がわかる

『原理講論』には、次のように書かれています。

「無形にいます神の神性を、我々はいかにして知ることができるだろうか。
 それは、被造世界を観察することによって、知ることができる。
 ……神の神性を知るために、被造世界に普遍的に潜んでいる
 共通の事実を探ってみる……」
(『原理講論』42ページ)

神がすべての自然界を創造されたとするなら、
美しい自然界は神の芸術作品です。

作者である神が目に見えない存在だとしても、
作品には神の性稟(せいひん/性質のこと)が現れるでしょう。

そこには神の知性や愛情、創られた目的などの
メッセージが込められているはずです。

ですから、自然界をよく観察すれば、
それを発見することができるというのです。


私たちはみな、人間が自分自身を
創ったのではないことを知っています。
宇宙や自然界もまた、人間が創ったものではありません。
気がついたら「すでにあった」のです。

このような存在を「結果的存在」と言います。
こうした「結果的存在」であるならば、
それを存在せしめた「原因的存在」がなければなりません。

その究極的な第一原因を「神」と呼ぶのです。


「神」などというと、宗教的な言葉だと
敬遠する人もいるかもしれません。
しかし、今は、科学が「神」にとても近い時代が到来しています。

科学はすべての物質の根本を究極まで追究してきました。

すべての物質が素粒子からできていることは
皆さんもご存じでしょうが、現代科学は
さらに根本的な物質の根源を発見するところまで来ています。

2012年7月4日、すべての物質に質量を与える究極的な粒子、
「ヒッグス粒子」の存在が確認された
というニュースが世界を駆け巡りました。
その粒子は「神の粒子」とも呼ばれました。

このように、現代物理学は、ビッグバンから
現在までの宇宙の生成を理論的に説明できる方向に
進んでいて、そこに神の存在を
認めざるを得ないところまで来ているのです。


しかし、科学者たちは安易に
「神」とは言いたがらないようです。
それで、別の言葉が流行しています。

それが、「サムシング・グレート(something great)」
という言葉です。
直訳すれば、「偉大なる何者か」です。

この言葉を言った村上和雄博士(1936〜)は筑波大学名誉教授で、
遺伝子研究の権威です。
遺伝子を読み取る最先端の技術を持っている方ですが、
著書で次のように書いています。

「私たち人間の体内にある60兆個の細胞は
 その一つ一つがみんな生きている。

 その膨大な生命群はぎっしり隣接しながら、
 ケンカも混乱もせず、きちんと支え合って生きています。

 地球上の人間は頻繁にケンカやいじめを繰り返し、
 離婚し、訴訟し、戦争もしてトラブルが絶えることがないのに、
 体内の小さな生命たちは見事に調和して、
 それぞれ自律的な生命を営みながら互いに助け合って
 組織をつくり、臓器をつくって、個体(私)を生かしています。

 このこと一つをとっても、科学の原理を超えた、
 生命の奇跡と言ってよいものなのです。

 その精巧にして絶妙な生命の原理を定め、
 また、それを膨大子細な情報として遺伝子に書き込んだ
 『誰か』がいるはずです。

 私たち人間にできるのはせいぜいそれを読み取るくらいなのです。
 それが偶然や人為でできたとは考えにくい。

 したがって私はその設計者として、
 科学の常識や人知を超えた大きな存在を想定し、
 それを『サムシング・グレート(偉大なる何者か)』と呼んでいます」


(村上和雄著『生命の暗号A』サンマーク出版)

ここに書かれているように、
人間は60兆個の細胞からできています。

「人によって違うのでは?」と思いがちですが、
数はみな同じだそうです。
ただ、年を取ると細胞が少し減ってくるので、
体が小さくなるのです。

体内の細胞には、脳細胞もあれば、足の裏の細胞もあります。
細胞たちが、「脳細胞のほうがカッコいい!
足の裏の細胞なんか汚れ仕事で嫌だ!」
と不平不満を言い始めたらどうなるでしょうか?

しかし、そんな細胞は一つもありません。
みな与えられた自分の持ち場を守り、見事に調和しています。
なぜそうできるのでしょうか。
一つの目的のもとに動いているからです。
それが、「体を生かす」という目的です。

60兆個の細胞が、私を生かすために一致団結して
24時間働き続けてくれているのです。
そう考えると感謝の気持ちが湧いてきませんか?

皆さんの中には、「自分は誰からも愛されていない!」
と思っている方がいるかもしれません。
しかし、少なくとも自分の細胞からは愛されているのです。

入山 聖基・著
(光言社・『幸福な人生には原則があった』より)

幸福な人生には原則があった 6
第1講座 神の実在
神を知る方法
(blessed lifeより)


先日もお伝えしたように
ノーベル賞を受賞した山中伸弥先生、益川敏英先生は、
進化論は確証されたものではないと言われています。

アインシュタインもニュートンも
敬虔なクリスチャンでしたし、
現代でも少数かもしれませんが、
有名な科学者の中にも、神様の存在に対して、
肯定的な方もおられることでしょう。

今回、紹介されている村上和雄先生(昨年逝去)も、
「神」とは言わないまでも、
「サムシング・グレート」として
原因的な存在をはっきり認めておられます。
(村上先生に関連する内容を下に紹介しています)

神様の存在を前提に自然界を見ると、
原理原則に基づいて創造されていることが見えてきます。
秩序性が見え、そこに神秘性を感じることができるでしょう。

日本は特に一神論に対しては、
否定的な人たちが多いかもしれませんが、
そういう方たちも、視点を変えて見ていただければ
きっと発見があると思うのです。




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村上和雄(むらかみ・かずお)
昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了。53年筑波大学教授。平成8年日本学士院賞受賞。11年より現職。23年瑞宝中綬章受章。
2021年4月13日、逝去。


サムシング・グレートに教えられたこと
村上和雄

 サムシング・グレートがどんな存在なのか、具体的なことは私にも分かりません。しかしそういった存在や働きを想定しなければ、小さな細胞の中に膨大な生命の設計図を持ち、これだけ精妙な働きをする生命の世界を当然のこととして受け入れることは、私には到底できないことでした。
 それだけに、私は生命科学の現場で研究を続ければ続けるほど、生命の本質は人間の理性や知性だけでは説明できるものではないと感じるようになりました。
 進化生物学者の木村資生氏によれば、この宇宙に1個の生命細胞が生まれる確率は、1億円の宝くじが100万回連続で当たるくらいの、とんでもなく希少な確率だそうです。となれば、私たちの存在はとんでもなく「有り難い」ものだと言うことができるでしょう。
 さらに言えば、世界の富をすべて集めても、ノーベル賞学者が束になってかかっても、ごく単純な大腸菌1つ元から創れないのが現実なのです。にもかかわらず、私たちの身体には、約37兆個の細胞(最近の研究で明らかになった数字)が存在し、お互いに助け合いながら、喧嘩することなく調和を保って生きている。これは本当に不思議なことです。
 それだけに、我われは大自然の不思議な力で生かされているという側面を決して忘れてはならないと思うのです。
 最後に我が80年の人生を振り返った時に、心からありがたいと思うのは、奈良県の天理で生まれたご縁で天理学園に学び、天理教の教えに浴せたことでした。その教えに導いていただいたおかげで、今日まで来ることができたと最近つとに実感しています。
 どれだけ優秀な研究者であっても、時代に恵まれなければ一流の仕事はできません。ところが二流であっても時流に乗れば、一流の仕事ができることもあるのです。
 私は研究者としてトップクラスに位置するほどではないと思っていますが、思いがけないところで天や運に味方されたことで自分でも納得のいく仕事をさせていただくことができました。科学者らしからぬかもしれませんが、いつも心の中では「ありがたい。これは決して自分の力だけでしたことではないんだ」という感謝の気持ちを持って歩んできました。




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