77双の前川浩子先生の誌上説教
「感謝と笑いの生活」より、
とても貴重なお話です。
☆
神様を実感できずにいた私は、申美植(シン・ミシㇰ)先生
〔崔奉春(チュェ・ボンチュン)〈日本名・西川勝〉宣教師夫人、36双〕
に相談すると、このように言われました。
「自分のことも祈りなさい」
「あなたはもっと自分のことを
神様に祈らなければなりません。
人間を創られたのは神様ですから、
私という人間を創り変えるのも神様しかいらっしゃいません。
自分のことを神様に祈らなければ、
神様もあなたに関心をもって
干渉することができないんですよ」
☆
びっくりしました。
統一教会(世界平和統一家庭連合)は神様と人類、
世界、国家のために祈るところだと考えていたので、
祈祷では、常に心にもない
公的なことばかりを祈り、疲れ果てていました。
この3年間、自分のためになど、
一切祈ってこなかったのです。
歩めども、生まれ変わるどころか、
ますます自己中心的になっていた私でした。
☆
美植先生は、神様に聞かれる祈りと
聞かれない祈りがあることも教えてくださいました。
人が天に向かって祈るとき、
最も自己中心的になります。
祈りながら、我知らず
自分の要求ばかりをしてしまうというのです。
「最初からそのように祈ると、サタンが喜びます。
それでは、何年、祈りを捧げても神様は聞かれませんよ」
と、神様に聞かれる祈り方を教えてくださいました。
まず、悔い改め、公的に祈るということです。
☆
祈りは、悔い改めから出発します。
私たちは自分でも知らないうちに罪を犯しています。
ですから、心から神様の前に悔い改め、
赦(ゆる)しを請えば、赦される道があります。
最初に、アダムとエバの堕落について
悔い改めるようにと言われました。
人間の不幸がここから始まったからです。
アダムとエバの堕落が、神様を悲しませ、
人間世界をめちゃくちゃにしてしまいました。
次に「公的な祈りをしなさい、み旨のため、
教会長のため、兄弟姉妹のため、夫のため、
子供のために祈って、それから、
謙虚な心情で自分のことを祈るように」と言われました。
「原理的な祈りは、
原理的な神様に聞かれる」と知りました。
前川浩子(777双)
『祝福家庭』78号(2015年 秋季号)
誌上説教
感謝と笑いの生活
(blessed lifeより)
『祝福家庭』78号(2015年 秋季号)
誌上説教
感謝と笑いの生活
(blessed lifeより)
☆
前川先生のように、古い先輩たちは、
ただひたすら、神様のみ旨のことを思い、
公的な祈りを捧げ続けたのだと思います。
しかし、「自分のことを神様に祈らなければ、
神様もあなたに関心をもって
干渉することができない」というのです。
神様を信じない人でも、
困難な壁にぶち当たったとき、
自分の力ではどうすることも出来ないとき、
思わず「神様!」
と呼び求めることがあると思います。
公的な祈りを捧げつつ、
私自身の祈りをしていく、
原理的な祈りを心掛けていきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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