入山部長の「幸福な人生には原則があった」
『自然界を見れば、神がわかる』続編です。
☆
A自然界を見れば、神がわかる〈陽性と陰性の二性性相〉
それでは、神の神性を発見するために、
自然界の中にある共通の法則を探してみましょう。
二つの法則を紹介します。
まず一つは、「陽性と陰性の二性性相」です。
難しい言葉のように思うかもしれませんが、
簡単で当たり前な法則です。
すべての存在は、陽性と陰性という
二つの性のペアで存在している、という法則です。
☆
例えば、動物を見るとオスとメスがいます。
これが陽・陰です。
ペアになっている動物を見ると、
ほほえましくなりますね。
また、植物には雄しべと雌しべがあります。
さらに、鉱物を見ると陽子(+)と電子(−)の関係など、
分子、原子、素粒子に至るまで、
プラスとマイナスという陽・陰の関係で存在しています。
☆
なぜこのようになっているのでしょうか?
それを創られた神の性質がそうだからです。
神ご自身の中には、根本的な陽性である本陽性と
根本的な陰性である本陰性という二性が存在し、
完全に調和統一されています。
そのような神が創造されたので、
神によって創られたもの(被造物)は
陽・陰の二性となっているのです。
そして、二性に分立された陽・陰の実体は、
必ず自分の相対を求め、
一つになって完成しようとするのです。
☆
神の性質がそっくりそのまま投影されているのが人間です。
人間も神と同じように男性と女性という
陽・陰がペアとなって存在しています。
聖書には、「神は自分のかたちに人を創造された。
すなわち、神のかたちに創造し、
男と女とに創造された」(創世記一章27節)とあります。
そして男女は完成するために一つになろうとし、
それぞれが成熟すれば夫婦になります。
そして子供ができれば父母となります。
人間が完成した姿を父母と考えれば、
神は「天の父母」なのです。
父母には子女がいなければなりませんが、
それが人間なのです。
「神と人間は『親子』の関係である」。
これが宇宙の根本真理です。
神は親であるがゆえに、いつも子である
人間のことを想(おも)っているのです。
あなたも神の子の一人であり、
「神から愛されている」のです。
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〈性相と形状の二性性相〉もう一つの法則があります。
それが、「性相と形状の二性性相」です。
これも難しく感じるかもしれませんが、
内容を知れば当たり前と思うことでしょう。
すべての存在は、目に見えない性相(内性)と、
目に見える形状(外形)が一つになって存在している、
という法則です。
☆
例えば、動物を見ると、種類によって
その姿や性質が異なり、個性的です。
「ナマケモノ」という動物を見たことがあるでしょうか?
見た瞬間、「こいつは怠け者だな」とわかります。
1日に20時間眠っているそうです。
そのおっとりとした性格が、姿や行動に表れているのです。
植物を見ても、ただ生えて、咲いているのではありません。
ヒマワリ(向日葵)を見れば、その名のとおり、
どこに太陽があるのかを知って、
そちらのほうに向かって花を動かします。
また、植物はどこに水があるのかを知って、
根を伸ばすのです。
それは、植物も「生きる」という
意志というべき内性を持っていることを示しています。
物質を構成する分子、原子、素粒子も、
それぞれ性質をもち、形状を持っています。
学生の頃、「元素の周期表」を
覚えた記憶がある人もいるでしょう。
みな異なる性質と質量を持っており、
その数は100以上あります。
☆
なぜ、自然界はこのようになっているのでしょうか?
それらを創られた神の性質が投影されているからです。
神ご自身の中に、根本的な性相である本性相と
根本的な形状である本形状が存在し、
完全に調和統一されているのです。
それが被造物に現れたのが性相と形状なのです。
性相と形状は同一の存在の両面を言い表しており、
形状は第二の性相ともいえるので、
総合して二性性相というのです。
☆
そして、神の本性相と本形状が
そっくりそのまま投影されているのが人間です。
人間は心と体が一つになっていますが、
その人を表すのは外見(体)以上に、
心情や性格など内面(心)です。
人間の本質は心です。
心には喜怒哀楽の感情が湧き出る「心情」があります。
心情は愛することによって喜びを得たいという情的な衝動です。
そのことは、神が「心情の神」であることを
教えてくれています。
神の本質は心情であり、そこから生まれてくるのが
「真の父母の愛」をはじめ、
「真の夫婦の愛」
「真の兄弟姉妹の愛」
「真の子女の愛」という4大愛なのです。
☆
人間は神の似姿なので、人間も心情を持っているのであり、
真の愛を求めるのです。
あらゆる存在の中で神を感じ、
神について考えることができるのは人間しかいません。
このように神にも人間にも心情があるので、
心情交流をすることが可能です。
それが「祈り」です。
人と人とが言葉を交わして心を通じ合わせるように、
神と人とも言葉や思いで交流し、
お互いの存在を感じ合うことができるのです。
人は誰でも、祈れば神の存在を
感じることができるようになっているのです。
「天のお父様、天のお母様」と
呼びかけてみてください。
あなたも神を感じることでしょう。
第1講座 神の実在
神を知る方法
A自然界を見れば、神がわかる
神を知る方法
A自然界を見れば、神がわかる
☆
神様は、父母である。。。
言われてみれば、確かにその通りだと思います。
原理にもある内容です。
当然、文先生御自身も、この真理を発見されていて
そのようなみ言も随所に残っています。
そうして、神様は父母なので
「天の父母様」と呼びましょうと
あらためて正式に発表され、
「父母」ということをクローズアップされたのは、
韓鶴子総裁です。
真の母が勝利されたことで、
神が父母であると、当たり前のように
言うことのできる時代になったのでしょう。
神様がどんなお方なのか、
そのことを私たちは
ハッキリと知ることができる、
恩恵の中にいることを改めて感謝したいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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