2022年11月13日

反抗期真っ盛りの息子たちに、「任せます」宣言、するとイライラが… 《自己牧会プログラム》




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自己牧会プログラムの体験談より、
「『任せます』宣言」です。

(女性 40代)

二人の息子がいます。
難しい年齢を迎え、生意気な言動に対して、
冷静に対応できないことが多くありました。

しかし自己牧会プログラムに出合ってからは、
カッとなりそうな時、「真の愛を中心として、
父母の立場で正しく見させてください」
と唱える努力をするようになりました。

習慣になってくると、良心からの気付きが
単語で心に浮かぶので、その単語の意味を
考えながら対応するようにしています。

 
高校生の長男が試験シーズンを迎え、
私のカリカリモードにスイッチが入りました。

勉強しない姿を見ると、つい大きな声で怒鳴りつけ、
それを無視されてまたイライラし…
という状態が続きました。

そういう中、長男について祈ると
「共有」という言葉が浮かびました。

それに従って長男と心を共有するよう努めていたら、
長男の良さが見え、尊敬心が湧くようになったのです。

そこで、「お母さんはもうガミガミ言わないからね」
と言って、「任せます」宣言をしました。


たまに、このままでいいのかと
不安になることもありますが、
「真の愛を中心として、ふさわしい言動を
できるように」という祈りを積み重ねていたら、
「任せていいんだよ」という映像が
心に現れるようになったのです。

それからは、長男が勉強していても
していなくても、あまり引っかからなくなりました。

気付いてみると、長男はメモ帳に
30分刻みのスケジュールを立てるようになり、
夜もダラダラせず、11時には就寝するようになりました。

これまでさんざん「予定を立てろ!
計画を立てろ!」と言い続けてきましたが、
過去3年間一切やったことはなかったので、驚きました。

その立派な予定表について、「これ、いいね」
と長男に伝えたら、「ママ、時間どおりご飯作って!」
と、うれしい逆襲に遭いました。

 
一方、中学生の次男は反抗期真っただ中です。

部屋は散らかり放題で、私が少し注意しただけでも、
「うるせえ、このババア」と言ってきます。

それに対して私も罵詈(ばり)雑言で反撃してしまい、
後から反省する毎日でした。


自覚を取り戻して心に尋ねると、次男に対しては
「共感」「目を」「言葉」という
三つのキーワードが与えられまました。

共感し、目を見て話し、言葉遣いに
気を付けるということを意識しました。

意識するようになった後は、
お笑いやおふざけが好きな次男なので、
「○○ちゃま、いつ片付けるの?」
と緩めな対応になりました。

すると次男も「かあちゃま、それは…」など、
ほぐれた返事をするようになったのです。

「理科が分からない」と言う次男の勉強を
見てやっていたのですが、先日、
中間試験の答案を「28点だった」
と言いながら見せてきました。

一瞬、「えっ」と囚(とら)われかけましたが、
「よくそんな点数を自分で言ったね〜」
と落ち着いて応じることができました。

次男はいつになく穏やかな私の反応にびっくりしたのか、
「お母さん、疲れている中で勉強見てくれたのに、
ごめんね」と謝ってきました。

私も「あなたは、やればできるんだから」
と答えて、温かいやりとりになりました。

こういう小さな変化が、
最近ちょこちょこと起こっています。
親子共々、成長させていただいていることが感謝です。

私の心の中にいる神様 145
「任せます」宣言
(blessed lifeより)


子供に対して、『任せます』ということは、
本当に難しいですね。

厳しく主管することも本人に任せることは
基本的には『愛』が中心であるとは思います。

ただ、任せる、ということは
勇気のいることであり、
信じることである、と思います。

先日も、子供とあることで口論になりました。
お互いの事情はあったので、
冷静に対処すれば、なんでもないことでしたが、
感情的になり、お互い反省することになりました。

愛し、信じる歩みをしていきたいと思います。


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posted by ten1ko2 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己牧会プログラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする