2022年11月29日

揺れてもいい! 折れそうで折れない、柳のような強さをもつためには 《阿部先生》




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阿部先生の「家族の絆づくり」
今回は、『「しなやかな強さ」を持った最強の人』です。

ただ忍耐しているのには限界があります。
「柳のようなしなやかさ」をもち続けるために、
「『メリットは何か?』という魔法の質問」を
紹介してくださっています。どうぞ。


柳のようなしなやかさ

一般的には、強い風が吹いてもびくともしない大木が
最強の木と考えがちです。

しかし、どんな大木でも
強烈な台風が吹き荒れれば、
真っ二つに折れることもあります。

実は本当に最強な木とは、
柳のように右に左にいくら揺れても
しなやかに揺れ続ける木かもしれません。


人生も同じように、どんな状況でも揺れない
非の打ち所がない人が最強なのではありません。

波瀾(はらん)万丈の人生の中で激しく揺れても、
平常心を持って受け入れる
しなやかな強さを持った人こそ最強の人と言えるでしょう。

しなやかな人は、恵まれたときだけでなく、
恵まれないときでも変わらず
その状況に身を任せる柔軟さがあります。

「恵まれるもよし」「恵まれぬもよし」
と受け止める絶対肯定の姿勢です。

どんな状況であっても、
それを人生の肥やしにして成長する姿勢が
大切だということです。


「メリットは何か?」という魔法の質問

それでは、全てのことに対して
「よし!」と受け止めるためには、
どうしたら良いでしょうか。

それは、全ての出来事に対して、
「メリットは何か?」と問うことです。

望んだこと、願っていることが実現したときに
メリットを考えるのは簡単です。

しかし、困ったこと、嫌なこと、
苦しいことに対してもメリットを探してみるのです。


「病気になったメリットは何か?」
「受験に失敗したことのメリットは何か?」
「事故に遭ったメリットは何か?」というように、
メリットに焦点を絞って考えてみるのです。

そうすると、何もメリットなんてない
と思っていたとしても、
捉え方を変えると良いことが見えてくるものです。

「病気になって健康の大切さを実感した」
「失敗を通して挫折する人の気持ちを味わうことができた」
「苦労と困難を通して精神的に成長することができた」
など、メリットに気付くことでしょう。

どんな状況でも「私に必要だ!」と受け止める
「しなやかな強さ」を持って生きたいものです。

ナビゲーター:阿部 美樹
「しなやかな強さ」を持った最強の人
(blessed lifeより)


「あの時、こうすれば良かった」
重大な過ちをした時ほど、
悔やんでばかりで、何も手につかず
悔やんでいても仕方がないのに、
風に倒されたまま、元にかえれないことがあります。

柳のようなしなやかさで、
揺れながらも倒れないためには、
前向きになるしかありません。

阿部先生は、
そういうときほど、「メリットは何か?」
と問いなさい、と教えてくださいました。

自己牧会プログラムでも、
良心に問いかけることを通して
意外なほどに前向きな答えを発見することができます。

頭も心情も柔軟にすると、
苦しい状況でも、感謝に変えられそうです。

柳の木のように、どんな風にも
しなやかに揺れながらも、しっかり根を張って
けっして倒れない木を
目指していきたいと思うのです。




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