2023年01月08日

(証し)私と兄は、2世だと知らずに伝道されました! それを聞き、文先生が語ったこと 《大陸会長》




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大陸会長のみ言
「二世たちがみ旨の先頭に立つとき」
から抜粋して紹介します。


私は、三万双の祝福式が行われた頃、
韓国で巡回伝道団の責任者をしていました。

伝道団には、大学卒業後、牧会者になることを
希望する青年が約百三十人所属し、
現場に配置されるまでの一年間、
さまざまな訓練を受けていました。

そこで出会った一人の青年男性のことを
話そうと思います。

かれは自己紹介のとき、「私は最近まで、
自分が二世であることを知りませんでした」
と語りました。

彼の両親は、七十二家庭です。
ソウルで献身的に歩んでいましたが、
親を介護するため、三十八度線近くの
田舎に引っ越すことになりました。

貧しい暮らしで、真の父母様のお写真を
手に入れることもできず、仕事が忙しくて、
教会も遠いので、だんだんと疎遠になっていきました。

彼には兄がいます。
二人共勉強がよくできて、
兄はソウル大学、彼は延世大学に入学。

そして、彼が先に伝道され、兄を誘って
一緒に夏休みの修練会に参加したのです。

み言に感動した二人は復帰(伝道)され、
三万双の祝福式があることを知らされます。
それで、二人は書類を準備し、
一世の祝福の申し込みをしました。

彼らは、親に知らせずに結婚することが心に引っかかり、
一緒に田舎に帰り、信仰を証して(告白して)
祝福結婚式に参加する許可をもらうことにしました。

日本は今、ひどい偏向報道が行われていますが、
当時の韓国はもっと大変でした。
一千万人のキリスト教徒たちが、連日、
統一教会の批判を繰り返したのです。

親を前にした二人は、
激しく反対されるのではないかと心配し、
祝福結婚式の話をなかなか
切り出すことができませんでした。

いよいよ、母親から「話があるんでしょう!」と促され、
このように話が進んだそうです。

「実は結婚したいんだ」
「あなたたちは大学生でしょう。
何で今なの? 相手はいるの?」

「まだいないんだけど ......。
今、統一教会というところに通っていて、
祝福結婚式に参加したいんだ」。

横になって眠りかけていた父親は飛び起き、
母親は「何!」と大声で叫びました。

二人が身構えると、母親は泣きながら、
「真の父母様、ありがとうございます」と言いました。

あぜんとする息子たちに、母親は
「あなたたちは七十二家庭の祝福二世なんだよ」
と打ち明けました。

翌日、両親は仕事を休んで本部を訪れました。
自分たちが七十二家庭であることの確認を受け、
息子たちが提出した書類を探し出して、
改めて二世祝福を申し込んだのです。

彼らは、無事に二世祝福を受けて、
りっぱな家庭を築いています。


その報告を耳にされた真のお父様は、

「祝福家庭の夫婦が教会に来ないのは、
 自分たちで決めたことだから、しょうがない。
 
 しかし、二世たちは真の父母の子供であり、
 あなたたちの子供ではありません。
 あなたたちの体を通して生まれてはきたけれど、
 真の父母の子供なのです。

 だから、二世たちを全て捜し出して、
 真の父母の前に連れてくるように」

とおっしゃり、韓国中の教会で大騒ぎになりました。

今、さまざまな事情で教会に来られていない
二世がたくさんいます。
彼らを皆、天の前に連れて帰らなければなりません。

マスメディアに登場する二世たちとも向き合い、
苦しかったことや悲しかったこと、
胸の痛みを全部聞いてあげてください。

これが、神様の願いであり、
真の父母様の願いだと思います。

2022.12 World Family


私たちが3万双の祝福を受けたとき、
折よくグラウンドの席に並ぶこととなったのですが、
並んでいる私たちの前を
颯爽と入って来られた新郎新婦たちが
おられました。

それが、若い祝福2世のカップルたちでした。
彼らは祭壇近くの前のところに並びました。

その姿を目の当たりにしながら、
祝福2世の聖さを感じたことが、思い出されます。

私たちと同じ時に祝福を受けたこの兄弟が
教会を証しされずに育ち、
あとから導かれて、実は二世だった。。。
本当に感動的な証しです。

宗教二世という名でマスコミでは、
多くの批判に晒されている状況ではありますが、
その価値はどれほどのものでしょう。

私たちも二世を持つ父母として、
真の父母様に正しく連結できるように
貴く育てていかなければ、と思うのです。


これは、2世教区長の就任礼拝で語られた
メッセージの一部です。
また続編を紹介しますので
お楽しみに。



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