2023年03月16日

手をつながないつもりだったけど 私のマリッジブルー体験談 《自己牧会プログラム》



180413.jpg


自己牧会プログラム。
今回は、『手をつながないつもりだったけど』。

家庭をもつ前の4日間のセミナーに
参加した女性の体験談です。

マリッジブルーというのがありますが、
祝福結婚であっても、
やはりあるようですね。

(女性 30代)

家庭修練会に参加しました。

本当はボイコット計画も立てていたくらい、
葛藤を抱えていたのですが、
それでも良心の導きで参加することになりました。

講義の合間に毎回、
「私はこういう恩恵を受けた」という話を
主体者(夫となる相手)にしていたところ、
彼の堪忍袋の緒が切れて、
「感想なんてない!」と言い出しました。

それが家庭修3日目の午後でした。

感想がないなんて!
心も頭もあるでしょ!
理解できない!

「明日はもう閉講式なのに、どうしよう」
と、心の迷路にはまりました。

いろいろと祈ってみるのですが、
「ごめんなさい」が言えない私でした。


そこで、「私は今、自分本意の考えに
(とら)われている」と唱えながら、
「自覚を取り戻す」ワーク*を始めました。

すると次第に、「家庭というのはこうありたい」
「変な道にそれてしまいたくない」
「み言に即して思い描いた理想的な姿になりたい」
「間違ってはいけない」
「だからこうしてほしい」

という、たくさんの“正しさ”で
自分の理想を守ろうとする思いが
強く強く働いていることが分かってきたのです。

ようやく心の霧が晴れて、
本当は自分に尽くしてくれている
主体者の優しさ、思いやりが見えてきた感じがしました。

 
しかし実際は、主体者は私を無視、
私も彼を無視──。

その状態のまま最終日になり、
講話の時間に43双の大先輩をお迎えしました。

よりによって私たちの席は一番前!
主体者の反応が心配でした。

しかし隣の主体者の波動は穏やかで、
どうやら講話に聴き入っているようでした。

「え? 感想も何もないって言っていたのに、
なんなのこの人!」と思っていたら、
やがて携帯をいじりだす彼…。

「講話中に何やってるの!」
注意してやろうかと思いましたが、
今はお話に意識を集中する時だと思い直し、
言うのはやめました。


そんなこんなで、最後の祝祷も
手をつながないつもりだったのですが、
導かれて手をつなぎ、思いがけず涙の場となりました。

後から彼に聞くと、携帯をいじっていたのは、
大事な話だから私のために
録音をしてくれていたのでした。

すったもんだありましたが、
主体者を心の目**で見つめ、
一つになる方向に導かれています。

自己牧会プログラムの実践のおかげだと
感謝しています。

私の心の中にいる神様 164
手をつながないつもりだったけど
*自覚を取り戻すワーク:
自己本位の思考をしている自分を
客観的に眺める位置に立ち(自分を客観視)、
今ここは、自由・平和・統一・幸福な
世界があるだけだとイメージする。
ワークは、ここでは祈り、瞑想

**心の目:神の目。
自己中心的な一方的な見方ではなく、
万民を愛する神の視点、愛情をもった広い視点。


携帯をいじっている男性の姿。
見た目とは違い、奥様のために録音していたとは。。。

どんな動機で行動しているかは、
外見では全くわからないな、と思います。

「感想なんてない!」という言動も、
本当は違っていたのでしょう。
男性側の感想も聞いてみたいですね。

特に結婚前の女性は、結婚というものに
淡い理想をもっているといいます。

本人は淡いものだと思っていても、
いざ結婚、とそれが現実になると、
さまざま具体的になってきます。

すべてを丸呑みできないので、細かい所で
いろんな葛藤がおきているのかもしれません。

男性と女性は本当に違いますし、
育った家庭環境も違うのですから、
当然と思っていることが
お互い違っていたりすることでしょう。

話し合って理解していくことも
とても大切でしょう。
お互いに知って理解することも必要でしょう。

より理解し合う関係を築くためにも、
物事を平面的、外見で捉えるのではなく、
その背後の深い心情を求めていけるよう、
良心に尋ね求める習慣を持ちたいと思うのです。




にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の哲学・思想ブログのバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己牧会プログラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする