2023年03月20日

愛のマスターに 神様と共に人間が幸せになるため、目指すもの 《旧統一教会の教義のぞき見*入山副局長》



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入山副局長の
「幸福な人生には原則があった」
今回は、『人生の目的』です。


第2講座 創造原理と人生の目的
「人生の目的」


聖書には、神が最初の人間である
アダムとエバを創られた後に下さったみ言(ことば)が書かれています。

「神は彼らを祝福して言われた、
『生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。
……地に動くすべての生き物とを治めよ』」
(創世記1章28節)

生めよ、ふえよ、治めよという
三つの祝福を下さったので、
これを「神の三大祝福」といいます。

それは三つの理想、すなわち
人間の生きる目的を示しているのです。


第一祝福は、「生めよ」です。

英語の聖書で「Be Fruitful」と表現されているように、
一人の人間として成熟しなさいという意味です。

神を中心に心と体を一つにし、
神に似た個性を結実させることです。

心と体が一つになるとは、本心(良心)の思うとおりに
体が動くことであり、そうなってこそ
生まれもった個性が完成されるのです。

これを「個性完成」と言います。

  
人は充実した人生を送るために、
仕事やスポーツ、芸術など、
さまざまなものを習得しようとします。

本心で思い描くように体が動くようになるには、
反復と鍛錬が必要でしょう。
これが心と体が一つになるということです。

それが完成レベルでできる人を
その分野の「マスター」といいます。

人生の目的は、「愛のマスター」になることです。
思いどおりに人を愛せるようになる
愛の人格完成を成すことなのです。

人は神から与えられた個性の価値を知り、
それを発揮して、人を愛し、
愛の人格を完成していくのです。

 
第二祝福は、「ふえよ、地に満ちよ」、
すなわち「家庭完成」です。

神を中心に夫と妻が愛で一つになれば、
そこに子供が生まれます。

夫婦は父母となり、愛で子供を育んでいきます。
家庭で父母の愛、夫婦の愛、子女の愛、
兄弟姉妹の愛を体験し学んでいくのです。

ですから、家庭は「愛の学校」なのです。

 
第三祝福は、「……治めよ」です。

それは、神を中心に人間と自然界が一つになり、
理想的な生活環境を創ることです。
これが「天国完成」です。

人間は誰もが良い家に住み、良いものを食べ、
良い服を着て生きたいと願いますが、
それもすべて神から与えられたものなのですから、
共に分かち合って生きていくことを学ばなければなりません。

このように、人生は愛の完成を目的として、
「個性完成」、「家庭完成」、「天国完成」
という三大祝福の実現という目標に向かって生きていくのです。

これが神と人が共に喜び、
幸福を感じることができる「創造理想」なのです。

入山 聖基・著
(光言社・『幸福な人生には原則があった』より)

幸福な人生には原則があった 4
第2講座 創造原理と人生の目的
「人生の目的」
(Blessed Lifeより)

わかりやすく読んでいただくため、
段落や節の区切りを再編集しています。
文責:ten1ko2


人生の目的は、『三大祝福の実現』にあります。
入山副局長は、「愛のマスター」になる、と表現しています。

私たちは、いつも耳にしている内容ですが、
日々、本当に目指しているのかと自分を問うと、
まだまだ鍛練が必要である、と感じます。

三大祝福の実現は、永遠のテーマですね。
反省と改善をなしつつ、
「愛のマスター」を目指していきたいと思います。


先日、電車に乗っていた時のこと。
保育士のお姉さんが、3歳くらいの
子供たちを連れて乗り込んできました。

先生は、両手で子供と手をつなぎ、
また、その子供がほかの子と手をつないで、
4人の子供たちを引き連れていました。

電車に無事に乗り込むと、
みんな、先生めがけて抱きついていました。

たった一駅だったのですが、
無事に電車から降りると、
子供たちはホッとしたようで、
お互いはしゃぎあっていました。

何と愛らしい光景でしょう。。。
思わず微笑んでしまいました。

その姿を通して、
私たちはこの子供たちのように、
本当に幼い者たちです。

お母様にしがみついて、
一つになるしかないのだな、
一つになる、貴さを感じたのでした。



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posted by ten1ko2 at 07:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 統一原理・統一思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする