2023年04月13日

科学の結論、やはり神は実在する?! ──全ての物質は無形のエネルギーから成る《朴先生》



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朴普熙(パク・ポーヒ) 先生の「青年よ行け、そして世界を救え」
今回は、『原子物理学から見た神の実在』です。


それでは、20世紀の原子物理学の観点から、
神を考えてみましょう。

皆様。19世紀までの宇宙観は、
「結局、宇宙は分けようとしても、
もうそれ以上分けることのできない根本的な、
微小な個体で形成されている」
と、信じていました。

宇宙に最小基本単位になる物質個体がある
ということであります。
それを究極粒子と申します。

その究極粒子が合わさって、物になり、
それが合わさって、
宇宙が形成されたという宇宙観であります。

これはニュートンの宇宙観等からくるものであります。

カール・マルクスはこの19世紀の宇宙観から、
弁証法的唯物論の基本理論を樹立しました。

だから、共産主義の主張は、
「宇宙の根本は物質以外の何物でもない」
(The essence of the universe is mater)
と、主張したのであります。


そして、共産主義者たちは、
分子から原子が分解された時、その原子が、
この宇宙の究極粒子であろうと予測しました。

もう物質はこれ以上砕けきれないと思ったのです。

ところが、1938年にドイツで彼らの予想を裏切って、
その原子をまた、分解するのに成功しました。

そして、1942年、アメリカのシカゴでは、
その原子のコントロールされた分解に成功しました。
これが今の原子力発電所の始まりであります。

すなわち、物質は分子、原子に分解されたのが、
今度は原子がまた素粒子に分解されたのでございます。

そして、その素粒子をまた砕いてみると、
どうなったでしょうか?

あとに残ったのは、もう素粒子ではないエネルギーの電波、
または波長だったのでございます。
エネルギーはもう物質ではありません。

そうだとすれば、物質が非物質になったということになります。
突然、物質というものが消えてしまったのでございます。
これは大変な問題であります。

物質を分け、さらに分けてみたら、
その物質が消えてしまった。
ここで宇宙の根本は物質であると叫んだ宇宙観が、
一遍に崩壊してしまったのでございます。


▲物質の究極はエネルギーという非物質に行き着く

ここで有名なアインシュタイン博士の相対性理論の
E=M×C2の公式が出てきます。

エネルギーは、質量×光の速度の二乗と
同じということ。

言い換えれば、「物質とエネルギーは、
相互変形的であり、相互交流的である」
ということであります。

もう少し分かりやすく言えば、
すべての物質はエネルギーから成り、
物質を砕けば、莫大なエネルギーに
変わるということであります。

原子爆弾のあの莫大なエネルギーは、
ほかならぬ、この物質の一部が
エネルギーに変形した、その力なのです。

朴普熙(パク・ポーヒ)
(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)
一、神の実在の問題
原子物理学から見た神の実在

青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言3
(Blessed Lifeより)
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2


お父様は、宗教の究極を求めて、
神学を追求したのではなく、
科学的に研究するために、
あえて、電気科を選ばれたのです。

ですから、科学を追求することを通して、
神様を証しする、ということを目指していかれました。

すなわち、統一された一つの課題として解決しうる、
新しい真理を発見されたのです。

現代科学の最先端で解かれた内容を
お父様は、先駆けて解明しておられました。

真のお父様に心から感服いたします。


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朴普熙(パク・ポーヒ)先生:(1930〜2019)36家庭。朴普熙先生は1957年入教後、1961年に駐米韓国大使館の陸軍武官補佐官として米国に赴任。1972年以降、38年間にわたり文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁の特別補佐官を務め、「ワシントン・タイムズ」社の初代社長をはじめ統一運動の重職を歴任されました。

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posted by ten1ko2 at 06:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 統一原理・統一思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする