柴沼邦彦先生(天一国特別巡回師)の
「真の父母様とはどのような方か」の3回目、
「お父様の喜びがお母様の喜び」です。
今日が最終話となります。
ヨーロッパで真の父母様(文鮮明先生ご夫妻)を
迎えた証しです。
☆
■お母様から「からし種のようだ」のみ言を賜る
1983年からヨーロッパで歩むこととなり、この期間、
真の父母様を何度かお迎えする機会がありました。
1992年、バルセロナ(スペイン)オリンピックに
2人の子女様が出場され、観戦のために
真のお母様がお越しになったときのことです。
私も一緒に観戦させていただいた後、
お母様や子女様方と共に観光をして、
家族のような素晴らしい時間を持たせていただきました。
夕方、宿舎でお祝いの和動会が行われました。
子女様方が歌を歌われると、お母様が私に、
その歌に合わせて踊りを踊るようにとおっしゃったのです。
不器用ながら踊らせていただくと、
お母様は楽しそうにお笑いになり、喜んでくださいました。
天国のような時間でした。
☆
そのときお母様から、「柴沼さんは
とても小柄ですが、からし種のような人物ですよ。
からし種はゴマの種よりも小さいですが、
成長すると大きな鳥が飛んできて宿るようになりますよ」
とのみ言を賜りました。
お母様から直接み言を頂いたのは、
これが初めてでした。
ヨーロッパで体の大きな食口たちと共に歩んできた
私にとって、このみ言は本当に大きな励ましとなりました。
私の外的な姿を見るのではなく、
私の可能性を見てくださったのです。
体が小さくても、それが問題ではなく、
心を大きく持ち、世界の人々を愛する人間と
なるようにというお母様の願いを感じました。
私もお母様のように、温かい目で
人を見ることができる者になりたいと思わされました。
☆
真のお父様は、お母様に感謝していることとして、
「霊的に鋭い」点を挙げておられます。
お父様が何かについて、「こうだろうか、
ああだろうか」とためらっておられるとき、
お母様が一言、「アボジ、
こうなさったらよいではないですか」とおっしゃると、
お父様も「そうだ、そうだ」と納得されるのだそうです。
お父様がそのように信頼しておられるお母様から、
「からし種のようだ」と言っていただいた者として、
そのみ言を信じ、証ししていく責任があると思っています。
☆
■お母様の心痛をお慰めになるお父様
1995年11月、真の父母様がヨーロッパを
巡回講演されていたときのことです。
11月10日にハンガリーのブダペストで講演された翌日、
ドイツに入国しようとされた際、突然、ドイツが
シェンゲン協定(ヨーロッパに害を及ぼす人の出入りを統制する条約)の
入国禁止リストに、あろうことか、お父様を加えたのです。
それはたちまち他の国々に波及し、
その結果お父様は、26か国に
足を踏み入れることができなくなりました。
真の父母様は、やむをえず、
一旦ハンガリーに戻られました。
☆
私はその後に予定されていたスペイン大会を準備し、
真の父母様のご到着をお待ちしていたのですが、
お父様がスペインにもご入国できなくなった
という知らせに驚愕し、落胆しました。
スペイン大会に集まった、国のトップクラスの
神学者や各界指導者は、皆一様にこの事態に憤慨していました。
そして、お父様の講演内容(スペインの責任者が代読)に
賛意を示し、真の父母様を支持することを表明しました。
こうして、結果的に、とても素晴らしい大会となったのです。
☆
このご報告をするため、私とスペインの責任者が
ブダペストの真の父母様のもとに伺いました。
ホテルに到着すると、お母様は心を痛め、
食事もとられず憔悴して、お部屋で
休んでおられるとのことでした。
お父様はすぐに、一緒に報告を聞くようにと、
お母様を呼ばれました。
私は、スペインの大勢のVIPから、
「私たちは真の父母様の教えを全面的に支持します。
このことを文鮮明師に伝えてほしい」
と言われたことをご報告しました。
すると、お父様はお母様に、
「オンマ、神様はこのように働いておられるよ」
と言われたのです。
お母様の心痛を慰めていらっしゃる
お父様のお姿が印象的でした。
そしてお母様も、そのようにお父様が
喜んでいらっしゃることを心から喜ばれ、
力を得ておられるごようすでした。
☆
お父様は、スペイン大会の報告が
お母様の心を慰労したことを大変喜ばれ、
スペイン大会のために準備した講演の小冊子に、
「柴沼」と私の名前を書いて、サインをしてくださいました。
私はこのとき、お母様がお父様を思い、
お父様もお母様を思うお姿に、
正に真の夫婦の姿を見たように思いました。
私たち夫婦も真の父母様のように、
お互いの心情を思いやり、決して心情を蹂躙せず、
助け合う夫婦となることを目指し、歩もうと
決意させられる貴い体験でした。
☆
■真の父母様を見た者は、神を見たのである
イエス様は「わたしを見た者は、父を見たのである」
(ヨハネ14・9)と言われました。
私もこの聖句のように、お父様を見た者は
神様(父なる神)を見たのであり、
お母様を見た者は同じく神様(母なる神)を見たのであると、
声を大にして訴えたいと思います。
私は、今日までの信仰生活を通して、
真の父母様と一つになることによってこそ、
天の父母様(神様)の愛の懐に導かれ、
天の父母様の愛を相続し、真の愛の人間に
生まれ変わることができるという確信を得ました。
天の父母様の解放のため、生涯、苦労と犠牲の道を
歩まれた真の父母様に孝行を尽くす子女になれるよう、
今後も邁進しようと決意しています。
心からの感謝を込めて。(終わり)
天一国特別巡回師に聞く
神霊と真理に満ちた教会を目指して 第8回
真の父母様とはどのような方かB
お父様の喜びがお母様の喜び
天一国特別巡回師 柴沼邦彦
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=9813
(中和新聞より)
神霊と真理に満ちた教会を目指して 第8回
真の父母様とはどのような方かB
お父様の喜びがお母様の喜び
天一国特別巡回師 柴沼邦彦
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=9813
(中和新聞より)
☆
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
スペイン大会での証し。。。
真の父母様が本当に、お互いに
愛しておられるお姿を感じました。
「真の父母様を見た者は、
神様を見た者である」
私もこの言葉に同意いたします。
今、地上にお母様がおられます。
お母様と一つになることにより、
お父様とも一つになることができ、
神様とも一つになることが出来るのです。
私も妻と一つになることで、周りの人たち、
特に子供たちに神様を証しすることができるように、
最善をつくしてまいります。
「からし種」柴沼先生、
貴重な証しをありがとうございました。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)