2023年04月23日

「柴沼さんはからし種のような人物ですよ」と、お母様 《ヨーロッパでの証し》



2011.0512.jpg
シェンゲン問題勝利後、ヨーロッパを巡回講演される真の父母様。
写真は英国・ロンドン大会(2011年5月12日)


柴沼邦彦先生(天一国特別巡回師)の
「真の父母様とはどのような方か」の3回目、
「お父様の喜びがお母様の喜び」です。

今日が最終話となります。
ヨーロッパで真の父母様(文鮮明先生ご夫妻)を
迎えた証しです。

■お母様から「からし種のようだ」のみ言を賜る

1983年からヨーロッパで歩むこととなり、この期間、
真の父母様を何度かお迎えする機会がありました。

1992年、バルセロナ(スペイン)オリンピックに
2人の子女様が出場され、観戦のために
真のお母様がお越しになったときのことです。

私も一緒に観戦させていただいた後、
お母様や子女様方と共に観光をして、
家族のような素晴らしい時間を持たせていただきました。

夕方、宿舎でお祝いの和動会が行われました。
子女様方が歌を歌われると、お母様が私に、
その歌に合わせて踊りを踊るようにとおっしゃったのです。

不器用ながら踊らせていただくと、
お母様は楽しそうにお笑いになり、喜んでくださいました。
天国のような時間でした。

 
そのときお母様から、「柴沼さんは
とても小柄ですが、からし種のような人物ですよ。
からし種はゴマの種よりも小さいですが、
成長すると大きな鳥が飛んできて宿るようになりますよ」
とのみ言を賜りました。

お母様から直接み言を頂いたのは、
これが初めてでした。

ヨーロッパで体の大きな食口たちと共に歩んできた
私にとって、このみ言は本当に大きな励ましとなりました。

私の外的な姿を見るのではなく、
私の可能性を見てくださったのです。

体が小さくても、それが問題ではなく、
心を大きく持ち、世界の人々を愛する人間と
なるようにというお母様の願いを感じました。

私もお母様のように、温かい目で
人を見ることができる者になりたいと思わされました。


真のお父様は、お母様に感謝していることとして、
「霊的に鋭い」点を挙げておられます。

お父様が何かについて、「こうだろうか、
ああだろうか」とためらっておられるとき、
お母様が一言、「アボジ、
こうなさったらよいではないですか」とおっしゃると、
お父様も「そうだ、そうだ」と納得されるのだそうです。

お父様がそのように信頼しておられるお母様から、
「からし種のようだ」と言っていただいた者として、
そのみ言を信じ、証ししていく責任があると思っています。

■お母様の心痛をお慰めになるお父様

1995年11月、真の父母様がヨーロッパを
巡回講演されていたときのことです。

11月10日にハンガリーのブダペストで講演された翌日、
ドイツに入国しようとされた際、突然、ドイツが
シェンゲン協定(ヨーロッパに害を及ぼす人の出入りを統制する条約)の
入国禁止リストに、あろうことか、お父様を加えたのです。

それはたちまち他の国々に波及し、
その結果お父様は、26か国に
足を踏み入れることができなくなりました。

真の父母様は、やむをえず、
一旦ハンガリーに戻られました。


私はその後に予定されていたスペイン大会を準備し、
真の父母様のご到着をお待ちしていたのですが、
お父様がスペインにもご入国できなくなった
という知らせに驚愕し、落胆しました。

スペイン大会に集まった、国のトップクラスの
神学者や各界指導者は、皆一様にこの事態に憤慨していました。
そして、お父様の講演内容(スペインの責任者が代読)に
賛意を示し、真の父母様を支持することを表明しました。

こうして、結果的に、とても素晴らしい大会となったのです。


このご報告をするため、私とスペインの責任者が
ブダペストの真の父母様のもとに伺いました。

ホテルに到着すると、お母様は心を痛め、
食事もとられず憔悴して、お部屋で
休んでおられるとのことでした。

お父様はすぐに、一緒に報告を聞くようにと、
お母様を呼ばれました。

私は、スペインの大勢のVIPから、
「私たちは真の父母様の教えを全面的に支持します。
このことを文鮮明師に伝えてほしい」
と言われたことをご報告しました。

すると、お父様はお母様に、
「オンマ、神様はこのように働いておられるよ」
と言われたのです。

お母様の心痛を慰めていらっしゃる
お父様のお姿が印象的でした。

そしてお母様も、そのようにお父様が
喜んでいらっしゃることを心から喜ばれ、
力を得ておられるごようすでした。


お父様は、スペイン大会の報告が
お母様の心を慰労したことを大変喜ばれ、
スペイン大会のために準備した講演の小冊子に、
「柴沼」と私の名前を書いて、サインをしてくださいました。

私はこのとき、お母様がお父様を思い、
お父様もお母様を思うお姿に、
正に真の夫婦の姿を見たように思いました。

私たち夫婦も真の父母様のように、
お互いの心情を思いやり、決して心情を蹂躙せず、
助け合う夫婦となることを目指し、歩もうと
決意させられる貴い体験でした。

■真の父母様を見た者は、神を見たのである

イエス様は「わたしを見た者は、父を見たのである」
(ヨハネ14・9)と言われました。

私もこの聖句のように、お父様を見た者は
神様(父なる神)を見たのであり、
お母様を見た者は同じく神様(母なる神)を見たのであると、
声を大にして訴えたいと思います。

私は、今日までの信仰生活を通して、
真の父母様と一つになることによってこそ、
天の父母様(神様)の愛の懐に導かれ、
天の父母様の愛を相続し、真の愛の人間に
生まれ変わることができるという確信を得ました。

天の父母様の解放のため、生涯、苦労と犠牲の道を
歩まれた真の父母様に孝行を尽くす子女になれるよう、
今後も邁進しようと決意しています。

心からの感謝を込めて。(終わり)

天一国特別巡回師に聞く
神霊と真理に満ちた教会を目指して 第8回

真の父母様とはどのような方かB
お父様の喜びがお母様の喜び
天一国特別巡回師 柴沼邦彦
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=9813
(中和新聞より)
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2


スペイン大会での証し。。。
真の父母様が本当に、お互いに
愛しておられるお姿を感じました。

「真の父母様を見た者は、
神様を見た者である」
私もこの言葉に同意いたします。

今、地上にお母様がおられます。
お母様と一つになることにより、
お父様とも一つになることができ、
神様とも一つになることが出来るのです。

私も妻と一つになることで、周りの人たち、
特に子供たちに神様を証しすることができるように、
最善をつくしてまいります。

「からし種」柴沼先生、
貴重な証しをありがとうございました。



にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の哲学・思想ブログのバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)