朴普熙(パク・ポーヒ)先生の講演
『青年よ行け、そして世界を救え』より
今回は、「宇宙に意志が存在する」です。
☆
ここで、この宇宙は始め無限なる
エネルギーから成り立ったといわれるのでございます。
それでは、エネルギーが宇宙のすべての物質の
基本材料であったならば、どうしてこの同じエネルギーが、
様々な物に変形したのでしょうか?
何が、この複雑極まりない森羅万象と
人間を編み出したのでしょうか?
偶然でしょうか?
科学の世界に偶然はあり得ません。
科学の基本は、「因果の法則」です。
原因のない結果はあり得ません。
☆
同じにこねた小麦粉も、調理師の意志によって、
ある物はうどんになり、
ある物は蒸しパンになるのではありませんか?
だから、この宇宙には必ず調理師のような
意志が働いていることを考えざるを得ません。
この会場にあるすべての物は、
目に見えない意志と目的が先にあってこそ、
このような様々な目的を果たす物になったのであります。
この一つのコップも「水を飲む器」としての、
目に見えない目的と意志が先行して作られたのであります。
☆
宇宙も同じことがいえます。
科学的推理によって、この宇宙の裏には
ある意志と目的が存在すると考えざるを得ません。
それが科学でいう宇宙の第一原因でございます。
この第一原因たるものの実在を、
今日の科学は否定できなくなったのでございます。
日本にもこのような本が出版されております。
『宇宙には意志がある』、もちろん物理学者の本でございます。
皆様がよく知っている相対性原理の始祖ともいえる
アインシュタイン博士は、その末期に、
すべての研究を終えて、こう語りました。
「私は神の創造を知りたい。
私は神の意志を知りたい。
それ以外の問題はすべて、付随的である」と。
アインシュタイン博士のような有名な科学者が、
結論において、神の創造を語り、神様の意志を語りました。
もし、現代の科学が神の敵であるならば、
彼こそ無神論者になったはずでございます。
☆
宇宙の心:科学では第一原因、宗教では神様
もし、この宇宙に偉大なる絶対意志があるとするならば、
それはこの宇宙に絶対なる「心」が
存在することになるのでございます。
なぜでしょうか?
意志は心の一部なのでございます。
意志は絶対に独自には存在しません。
心とは、意志のほかに、知恵と感情から成り立ちます。
この三者、すなわち、意志、知恵、そして感情が
あってこそ、心となるのです。
これは分けることはできません。
☆
ここで私たちはこの宇宙に絶対なる心があり、
これを科学では第一原因といいますが、
宗教ではこれが神様であるということが
分かったのであります。
神は、意志、知恵、そして感情をもつ神様であり、
宇宙の人格であるということが重大であります。
神様はただ巨大な機械的存在ではありません。
その神の人格の中心は、感情、すなわち心情でございます。
神は心情をもつがゆえに、喜びと悲しみを知り得るのです。
そして、神の心情とは、喜びを求める心であります。
だれが悲しみを願いましょうか?
神様も同じです。
それで、神の創造の動機は心情であり、
その目的は神の喜びを実現せんがためであったこと。
そして、その喜びを味わいたい心情に適うがために、
その全知なる知恵が働いて、その創造の方法を定め、
その全能なる意志が働いて、創造が実現した
ということは、余りにも整然としてくるのでございます。
神の創造の目的は喜びでありました。
神はその喜び、歓喜を味わうために、
この宇宙を、そして私たち人間を創造されたのでございます。
朴普熙
(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)
一、神の実在の問題
宇宙に意志が存在する
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19197
青年よ行け、そして世界を救え 4
(Blessed Lifeより)
(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)
一、神の実在の問題
宇宙に意志が存在する
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19197
青年よ行け、そして世界を救え 4
(Blessed Lifeより)
☆
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
宇宙には意志がある・・・
朴先生は、神様の存在を
わかりやすく解説してくださっています。
神様が創造された宇宙、自然万物を通して、
親なる神様の存在を感じることができるならば、
どれだけ喜びの世界が拡がるでしょうか。
自然の背後にある、
神様の深い愛の世界、
神様を信じ、実感することができれば、
人生は180度転換できます。
神様を知ること、さらには、
神様を信じること、
そして、神様を実感すること
これ以上の喜びはないと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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