自己牧会プログラム。
今回は、「互いの正義がぶつかるとき」です。
☆
(男性 40代)
業務の関係で、電車での移動が多い日々です。
電車の中では、以前はLINEを送ったり、
ニュースを見たりとスマホに向かい合う時間でしたが、
「自己牧会プログラム」に出合って以降は、
「自覚を取り戻す」修練の時間になりました。
「今ここ」で見るもの、聞くもの、
感じるものに意識を置き続けていると、
思考が停止し、心がすっきりとしてきます。
窓の外の景色を見れば、
季節の小さな移り変わりに喜びを感じますし、
電車に乗っていること自体にありがたさを感じます。
普段、いかに妄想に走って生活しているかが
はっきりと分かるのです。
☆
子供が5日間にわたって40度以上発熱しました。
アデノウイルス感染症によるもので、
当然、学校を休むことになりました。
夫婦共働きのわが家では大問題です。
どちらかが仕事を休まなければならないのですが、
私は「この会議に出ないと大変なんだ!」と訴え、
妻は「時給制の私が休んだら、
来月が大変になるからダメよ!」と主張し、
互いの“正義”がぶつかります。
口論が激しくなると、とにかく何かを責めたくなり、
「ウイルスのせいだ」
「どうして感染したんだ。おまえを
ウイルスに負けるような子に育てた覚えはない」
など、いろいろな思いが湧いてきます。
ところが、以前と違うのは、
ここでふと立ち止まることができるのです。
☆
「真の愛を中心として、父母の立場で
正しく見させてください」と祈っていくと、
「妻も家計を支えるために必死なんだな」とか、
「子供もたまには家でゆっくりしたいんだな」とか、
普段気付かない家族の心に気付くようになります。
結局、夫婦交替で休むことになりました。
私が休んだ日には、久しぶりに
子供と一緒の時間を過ごすことができ、
全てが感謝だなと感じました。
子供が病気から回復した後、
家族でお菓子を囲む時間がありました。
目を見て共に喜んでいると、
この何気ない場面がとても輝いて見えました。
囚(とら)われのない心が共鳴すれば、
自然と喜びは拡大するんだなと感じています。
私の心の中にいる神様 174
互いの正義がぶつかるとき
(Blessed Lifeより)
互いの正義がぶつかるとき
(Blessed Lifeより)
☆
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集しました
さらに括弧書きで注釈を加えたり、
プライバシーに関わる部分は省略等することがあります
文責:ten1ko2
行区切りや段落等の区切りを再編集しました
さらに括弧書きで注釈を加えたり、
プライバシーに関わる部分は省略等することがあります
文責:ten1ko2
囚われの心、というのは、
結局、過去のこと、未来のことに
主管されていることなのだと思います。
今、ここにいることを感謝できれば、
周りのことに囚われないのだと思います。
しかし、現実には、本当に細かいことに主管され、
気持ちが落ち込むことが多いのです。
私自身もちょっとしたミスで落ち込み、
その思いを引きずったり、
いろんなことで現実から
自分の思いが別のところに行ってしまい、
囚われいることがあったりします。
自己観察をして、
意識を「今ここ」に戻して、
自然万物に目と心を向けて、
感謝の心情をもって、
今週を出発していきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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