方相逸(バン サンイル)・大陸会長が、
「レダ開拓24周年」の集会で語られたみ言、
「神の国の誇らしい開拓者」を
前・後編でご紹介します。
☆
二月十八日、東京・渋谷の松濤本部に天の父母様聖会の方相逸・神日本大陸会長夫妻を迎えて、「レダ開拓二十四周年・新春特別集会」が行われ、南米・レダ(パラグアイ北東部)の開拓に関わってきた先輩家庭が集いました。祝賀メッセージに立った方相逸・大陸会長は、米国開拓の歴史を振り返ったうえで、「私たち一人一人が、真の父母様の願いを胸に抱き、ピルグリム・ファーザーズのような開拓精神を持ってみ旨に臨むならば、必ず勝利することができるのです」と訴えました。(文責・編集部)
☆
第一次四十日路程で行われた修練会で、
最も恩恵を受けた牧会者たち
最も恩恵を受けた牧会者たち
先輩家庭の皆様、こんにちは。
レダ開拓二十四周年おめでとうございます。
この場にいらっしゃる皆様は、真の父母様の願いがあれば、
地の果てまでも訪ねていこうとする勇士たちです。
絶対信仰、絶対愛、絶対服従の精神で、
生涯をかけてみ旨成就に邁進してこられた
皆様を、尊敬してやみません。
実は、私は、「二十四数」に縁があります。
というのも、小学一年生のときも中学一年生のときも、
さらに高校一年生のときも、
出席番号が二十四番だったのです。
本当に不思議です。
そんなことを思い出しながら、この、
「レダ開拓二十四周年・新春特別集会」も
心に深く刻まれました。
真の父母様は、地上に理想世界の
モデルをつくろうとされました。
そのために日本人国家メシヤたちが呼び集められ、
進められてきたのが、レダ開発プロジェクトです。
今は、多くの二世たちもプロジェクトに
加わるようになりました。
私は、きょうを機に、先輩家庭のご苦労と
二世たちの活躍を、日本全国に伝えようと決意を新たにしました。(拍手)
☆
「神様を自由にお迎えできる国を建てたい」
という願いから出発した米国
という願いから出発した米国
「レダ」は、韓国語の「내다」(私だ)の発音と
似ていることから、レダ開拓は、私の開拓≠ニ言えます。
また、「開拓」の「開」と「拓」は、いずれも
「ひらく」という意味がありますね。
そして、「拓」の漢字は「手」と
「石」からできています。
つまり、開拓は、頭でやるものではないということです。
理想を実現するために、手足、
体を使って苦労するものであるということです。
☆
ここで、米国開拓の歴史を振り返ってみましょう。
1620年、英国国教会から迫害を受けていた
清教徒たちが、信仰の自由を求め、
彼らを含む百二人がメイフラワー号に乗って
北米大陸に渡りました。
彼らは、「ピルグリム・ファーザーズ」と呼ばれています。
米国の出発点には、
「神様を自由にお迎えできる国を建てたい」
という願いがありました。
これが、米国の開拓精神です。
彼らは、神様が共なる教会、神様が共なる学校、
神様が共なる家庭をつくるために命を懸けました。
決してお金や権力を求めたのではありません。
彼らの動機は、神様によって祝福され、
今日の超大国・米国が誕生しました。
☆
その一方で、ヨーロッパから南米に渡る人が多くいました。
彼らは金や銀をはじめとした鉱物を獲得し、
財産を築こうという野心を抱いていました。
神様の国を建てようとして開拓された北米大陸。
自らの財産を築こうとして開拓が進んだ南米大陸。
現在、北米と南米では、経済面はもちろん、
あらゆる面で格差が生じるようになりました。
私には、南米に住んでいる信仰の子女がいます。
現地では、時間を守らないとか、
約束を平気で破るというのは、よくあることのようです。
皆様のように勤勉で真面目な日本人からすれば、
考えられないことが本当に多いのです。
国民性とか霊性においても差が生じているのかもしれません。
米国は1776年に建国されました。
ピルグリム・ファーザーズが開拓を始めてから
約百五十年で国ができたのです。
それからさらに二百年ぐらい経ち、
米国は超大国として世界に君臨するようになりました。
☆
夢や目標、ビジョンに向かって
苦労することは、人生を豊かにする
苦労することは、人生を豊かにする
レダは、国家メシヤたちによる開拓が始まってから、
真の父母様の公館をはじめとする宿泊施設が整えられ、
農場や魚の養殖場、飛行場まで備えられました。
二十四年間で、ここまで設備を整えてこられた
先輩家庭のご苦労には頭が下がるばかりです。
世の中では、「働かないで生きるには、
どうしたらいいのか」と、論じられることがあります。
人間は、仕事をする必要がなければ、
本当に幸福になれるのでしょうか。
そんなことはないでしょう。
仕事があると、苦労することも多いですが、
精神的にも能力の面でも成長することができます。
何よりも達成感が得られるでしょう。
汗水たらして働くことが敬遠される世の中ではありますが、
私は、夢や目標、ビジョンに向かって苦労することは、
人生を豊かにすると信じています。
☆
人間は年を取ると、あの世のことを
よく考えるようになります。
「いつ、お迎えが来るのかなあ」
「死んだら、どうなってしまうのだろう」と、
漠然とした不安に駆られる年配の方も多くいます。
地上界で、どんなに力を持っていたとしても、
「時」が来れば、必ず霊界に行きます。
それならば、霊界が、「行きたい!」と
思える所にならない限り、不安はなくならないでしょう。
霊界に対して、地獄のような暗いイメージしか
持っていなければ、誰も行きたくはありません。
一方で、美しい花々が咲き乱れ、
これまでに愛の関係を結んだ人々が集う場所、
そのような天国をイメージできたなら、
いつ迎えが来てもいいと思うのではないでしょうか。
天の父母様(神様)と真の父母様は、
私たち祝福家庭を愛し、天国に入籍できる位置まで
引き上げようとしてくださっています。
それが、神氏族メシヤの勝利です。
私たちの宿命の道、神氏族メシヤを勝利して、
天上にいらっしゃる真のお父様に
喜びのご報告をできるように歩んでいきましょう。
方相逸大陸会長
「神の国の誇らしい開拓者」
二月十八日 東京・松濤本部
世界家庭2023.4月号
https://familyforum.jp/2023042948264
「神の国の誇らしい開拓者」
二月十八日 東京・松濤本部
世界家庭2023.4月号
https://familyforum.jp/2023042948264
☆
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2
南米・レダでの開拓。
これは、1999年までにお父様を
日本にお迎えすることができなかった、
その代わりとして、777双の先輩たちが
未開の土地を開拓するように、
という使命を受けて、始まったと聞いています。
実際、このプロジェクトは今も行われていて、
若い家庭青年の家族が、この熱い思いに共感して、
家族ごと現地に移住して活動しているそうです。
お父様の命を受けて継続して活動する、
このことは本当に素晴らしいことだと思います。
先輩たちの今後のご活躍を祈念いたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)