2023年05月01日

レダ24周年、「開拓者たち」 ビジョンをもち、汗水流して働くことの価値 《方大陸会長》



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方相逸(バン サンイル)・大陸会長が、
「レダ開拓24周年」の集会で語られたみ言、
「神の国の誇らしい開拓者」を
前・後編でご紹介します。


二月十八日、東京・渋谷の松濤本部に天の父母様聖会の方相逸・神日本大陸会長夫妻を迎えて、「レダ開拓二十四周年・新春特別集会」が行われ、南米・レダ(パラグアイ北東部)の開拓に関わってきた先輩家庭が集いました。祝賀メッセージに立った方相逸・大陸会長は、米国開拓の歴史を振り返ったうえで、「私たち一人一人が、真の父母様の願いを胸に抱き、ピルグリム・ファーザーズのような開拓精神を持ってみ旨に臨むならば、必ず勝利することができるのです」と訴えました。(文責・編集部)

第一次四十日路程で行われた修練会で、
最も恩恵を受けた牧会者たち

先輩家庭の皆様、こんにちは。
レダ開拓二十四周年おめでとうございます。

この場にいらっしゃる皆様は、真の父母様の願いがあれば、
地の果てまでも訪ねていこうとする勇士たちです。
絶対信仰、絶対愛、絶対服従の精神で、
生涯をかけてみ旨成就に邁進してこられた
皆様を、尊敬してやみません。

実は、私は、「二十四数」に縁があります。
というのも、小学一年生のときも中学一年生のときも、
さらに高校一年生のときも、
出席番号が二十四番だったのです。

本当に不思議です。
そんなことを思い出しながら、この、
「レダ開拓二十四周年・新春特別集会」も
心に深く刻まれました。

真の父母様は、地上に理想世界の
モデルをつくろうとされました。

そのために日本人国家メシヤたちが呼び集められ、
進められてきたのが、レダ開発プロジェクトです。
今は、多くの二世たちもプロジェクトに
加わるようになりました。

私は、きょうを機に、先輩家庭のご苦労と
二世たちの活躍を、日本全国に伝えようと決意を新たにしました。(拍手)

「神様を自由にお迎えできる国を建てたい」
という願いから出発した米国

「レダ」は、韓国語の「내다」(私だ)の発音と
似ていることから、レダ開拓は、私の開拓≠ニ言えます。

また、「開拓」の「開」と「拓」は、いずれも
「ひらく」という意味がありますね。

そして、「拓」の漢字は「手」と
「石」からできています。

つまり、開拓は、頭でやるものではないということです。
理想を実現するために、手足、
体を使って苦労するものであるということです。


ここで、米国開拓の歴史を振り返ってみましょう。

1620年、英国国教会から迫害を受けていた
清教徒たちが、信仰の自由を求め、
彼らを含む百二人がメイフラワー号に乗って
北米大陸に渡りました。

彼らは、「ピルグリム・ファーザーズ」と呼ばれています。

米国の出発点には、
「神様を自由にお迎えできる国を建てたい」
という願いがありました。
これが、米国の開拓精神です。

彼らは、神様が共なる教会、神様が共なる学校、
神様が共なる家庭をつくるために命を懸けました。
決してお金や権力を求めたのではありません。

彼らの動機は、神様によって祝福され、
今日の超大国・米国が誕生しました。


その一方で、ヨーロッパから南米に渡る人が多くいました。
彼らは金や銀をはじめとした鉱物を獲得し、
財産を築こうという野心を抱いていました。

神様の国を建てようとして開拓された北米大陸。
自らの財産を築こうとして開拓が進んだ南米大陸。
現在、北米と南米では、経済面はもちろん、
あらゆる面で格差が生じるようになりました。

私には、南米に住んでいる信仰の子女がいます。
現地では、時間を守らないとか、
約束を平気で破るというのは、よくあることのようです。

皆様のように勤勉で真面目な日本人からすれば、
考えられないことが本当に多いのです。
国民性とか霊性においても差が生じているのかもしれません。

米国は1776年に建国されました。
ピルグリム・ファーザーズが開拓を始めてから
約百五十年で国ができたのです。

それからさらに二百年ぐらい経ち、
米国は超大国として世界に君臨するようになりました。

夢や目標、ビジョンに向かって
苦労することは、人生を豊かにする

レダは、国家メシヤたちによる開拓が始まってから、
真の父母様の公館をはじめとする宿泊施設が整えられ、
農場や魚の養殖場、飛行場まで備えられました。

二十四年間で、ここまで設備を整えてこられた
先輩家庭のご苦労には頭が下がるばかりです。

世の中では、「働かないで生きるには、
どうしたらいいのか」と、論じられることがあります。

人間は、仕事をする必要がなければ、
本当に幸福になれるのでしょうか。
そんなことはないでしょう。

仕事があると、苦労することも多いですが、
精神的にも能力の面でも成長することができます。
何よりも達成感が得られるでしょう。

汗水たらして働くことが敬遠される世の中ではありますが、
私は、夢や目標、ビジョンに向かって苦労することは、
人生を豊かにすると信じています。


人間は年を取ると、あの世のことを
よく考えるようになります。
「いつ、お迎えが来るのかなあ」
「死んだら、どうなってしまうのだろう」と、
漠然とした不安に駆られる年配の方も多くいます。

地上界で、どんなに力を持っていたとしても、
「時」が来れば、必ず霊界に行きます。
それならば、霊界が、「行きたい!」と
思える所にならない限り、不安はなくならないでしょう。

霊界に対して、地獄のような暗いイメージしか
持っていなければ、誰も行きたくはありません。

一方で、美しい花々が咲き乱れ、
これまでに愛の関係を結んだ人々が集う場所、
そのような天国をイメージできたなら、
いつ迎えが来てもいいと思うのではないでしょうか。

天の父母様(神様)と真の父母様は、
私たち祝福家庭を愛し、天国に入籍できる位置まで
引き上げようとしてくださっています。
それが、神氏族メシヤの勝利です。

私たちの宿命の道、神氏族メシヤを勝利して、
天上にいらっしゃる真のお父様に
喜びのご報告をできるように歩んでいきましょう。

方相逸大陸会長
「神の国の誇らしい開拓者」
二月十八日 東京・松濤本部
世界家庭2023.4月号

https://familyforum.jp/2023042948264
わかりやすく読んでいただくため、
行区切りや段落等の区切りを再編集し
括弧書きで注釈を加えることがあります
文責:ten1ko2


南米・レダでの開拓。

これは、1999年までにお父様を
日本にお迎えすることができなかった、
その代わりとして、777双の先輩たちが
未開の土地を開拓するように、
という使命を受けて、始まったと聞いています。

実際、このプロジェクトは今も行われていて、
若い家庭青年の家族が、この熱い思いに共感して、
家族ごと現地に移住して活動しているそうです。

お父様の命を受けて継続して活動する、
このことは本当に素晴らしいことだと思います。

先輩たちの今後のご活躍を祈念いたします。


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posted by ten1ko2 at 08:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする