2023年05月20日

神や人の悲しみに寄り添う人が、勝利できる 《李ヨハネ先生の信仰サプリ》



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李ヨハネ先生のみ言。
今回は、『主体者の悲しみと共にある自分』です。 


聖書をもう一度読んでみてください。
イエス様の話の中にどれほど悲しみが満ちているでしょうか。

旧約聖書の「創世記」を読んでみてください。
神様の悲しみがどれほど満ちているでしょうか。

お父様の祈祷文を読んでみてください。
お父様がどれほど悔しい、悲しい心情で祈祷されたでしょうか。


真を求める人は、ずっと悲しい路程を行きます。
悲しむ人を憐れみ、悲しい家庭を憐れみます。

家庭の中でだれが一番悲しむかというと、
夫人が悲しみます。

男性は自分勝手の実体です。
自分を絶対視して、相手を利用するのが男性です。
男性は、「自分がすべてである」という存在です。

女性は、その自分を一〇〇パーセント視する
男性という存在に、圧迫されて悲しんできました。

 
ですから、家庭訪問をする時、
まず自分たちが悲しい告白をして、
相手の悲しみを求めなくてはなりません。

家庭訪問をする人は、よく聞いてください。
自分の悲しみを告白すれば、
相手の悲しみを聞くようになります。

悲しみと悲しみが合います。
日本人はあまり自分のことについては告白しません。

韓国に来た人たちの中で、三年間同じ環境で生活しながら、
相手の故郷とか、何人兄弟の何番目が
統一教会に来たのかとかを、
お互いに知らずにいた人がいました。

私が訪問して尋ねた時に、初めて聞いたということです。


あなたは信仰歴は何年になりますか? 
(五年です)。
五年間で先輩とか、兄弟関係で
とても親しく交流した人がいますか? 

あまり告白しませんね。

新しく入教した青年たちと会った時に、
何について話すのですか。
自分を告白しないのですか。

自分が、み言を通じてどういうものを求めながら、
何を悟ったのか。
そして、それをなぜ悟り、
どういうふうに悟ったのかということを、
悔い改めなくてはならない人に証すのです。

これは、貴重な話ですが、実践は難しいのです。


夫婦がお互いに嫌なところを見て、
涙がすぐ出ますか。
出ませんね。

自分の子供がちょっと悪いことをした時、
気持ち悪くなる親は多いけれども、
悲しむ親はなかなかいません。

自分の子がわがままを言って勉強をしたがらない、
起きるのも自分勝手に起きる。

そのことで泣きながら、このままいったら
この子は滅亡だ、死亡の路程だと
悲しむ親はなかなかいません。


自分を否定することは、悲しみではなくなります。

主体者の悲しみと共にある自分にならなければ、
真は認められません。

負けて暮らしたくない。
勝利して暮らしたい。
その勝利の基準は何かというと、
自分の本性を誇らしくして暮らすことです。

勝利した人は自分の本性を絶対視して暮らします。
そして家庭であれば、相手を喜ばす基準を
絶対的なものとして、「ために」暮らします。

これが勝利者です。
「ために」暮らすのが勝利者です。

24・真理を求めよ
「主体者の悲しみと共にある自分」

信仰生活シリーズ 5
心霊を育てる生活原則「心情開拓」李耀翰

(「信仰と生活 第一集 原理の生活化」増補、改編)



ヨハネ先生も極端に表現することがたまにありますね。
「自分を絶対視して、相手を利用するのが男性です」
ちょっとこれは、断定的過ぎる表現かな、と思いますが。。。

妻が言うには、
言いすぎだ、自分はそんなことない、
ということ自体が、そのことに
気づいていないのじゃないか
ということですが(笑)。

真を求める心というのは、
主体者の悲しみを自分のものとする、
ということなのだと思います。

そして、自分の本性を絶対視して暮らす人が
勝利者である、ということ。

朝の出発から本性を中心として、
ために生きることを誓って、歩んでいく。
そんな心情で今日の一日を
出発していきたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 08:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 李ヨハネ先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする