2023年07月05日

コンクリートのように頑丈な、信仰の足場を作るには 《方大陸総会長*世界のための韓日3》



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先週に引き続き、方相逸(バン サンイル)大陸総会長の
メッセージをご紹介します。
「世界のために生きる韓国と日本に」
3回目です。

信仰は、反省することから始まる

カトリック教会の聖堂には「告解室」があり、
そこで、自らが犯した罪を神父に告白します。
すると、神からの赦しを得て復活し、
これまでの二倍、三倍、頑張れるようになるというのです。

人は、自らの過ちを反省しない限り、
生まれ変わることができません。

「あなたは私に、こんなひどいことをしたじゃないか!」
「それはこっちのセリフだ!」と、
お互いに非難し合っているうちは、
解決の道は見えません。
許し合ってこそ、前に進むことができます。

この世に、「私は罪を犯したことがない」
と言い切れる人はいるでしょうか。

私たちの親、親の親、先祖までさかのぼれば、
多くの罪が積み重ねられていると思います。
信仰は、天の前にそれらを反省することから始まります。


「天の父母様。今まで頑張ってきたつもりでしたが、
自らの過ちや不足さに気づいていませんでした……」

目を閉じて祈ると、それまでにどんなに頑張ってきた人でも、
もっと投入すればよかった、
本当に申し訳ない≠ニいう気持ちが湧いてきます。

祈りとは、「反省して覚悟する」ことです。

それを日々、繰り返していく中で、
自らの足場がコンクリートのように固くなり、
天に対する信仰は揺らがなくなるのです。

親は、子女が自分よりも
りっぱになることを願う

皆さん。席から立って、腕回しをしてみてください。
気持ちいいでしょう。

ある先生が、生徒たちに向かって、
「腕回しは健康にもいいし、脳の働きも良くなるので、
毎日、百回やってください。いいですか。
願い事は皆、かないます。
信じて続けるんですよ」と呼びかけたとします。

生徒たちは、「はーい!」と元気よく返事をしました。

十五日後、先生が、「きょうまで腕回しを
続けられた人は、手を挙げてください」と尋ねると、
半分の生徒が手を挙げました。

先生はもう一度、「毎日、行えば、
元気になるし、頭も良くなるし、人生が成功します。
忘れずにやるんですよ」と念を押しました。

再び十五日後に確認すると、
続けていた生徒は、たった一人でした。


師の指導を信じ続けた弟子は、プラトンです。
皆さんもよく知る、古代ギリシャの哲学者です。
彼の恩師は、ソクラテスです。

プラトンは、自らの弟子に同じような指導もしました。
そして、名を残した弟子が、アリストテレスです。
彼らの思想は、今もなお、全世界に影響を与えていますね。

アリストテレスを家庭教師に迎えて学んだのが、
アレクサンドロス大王です。

大王は二十歳で王位を継承し、遠征を重ねて、
三十歳までに、ギリシャ、エジプト、ペルシャ、
インドの一部に広がる大帝国を築きました。
しかし、三十二歳で亡くなりました。

いくら広大な領土を得ても、
霊界に呼ばれたら行かざるをえません。


アレクサンドロス大王は、
武力で帝国を支配しましたが、
真の父母様は、天から授かった「原理」によって、
世界百九十四か国に基盤を築かれました。

全ての国に宣教師が派遣されています。
このように偉大な方が、私たちの親なのです。

親は、子女が自分よりもりっぱになることを願います。
皆さんは、「真の父母様以上になるなんて、
無理ですよ」と諦めますか? 

それとも、拳をぎゅっと握り締めて、
「真のお父様や真のお母様を超えてみせるぞ!」
と誓いますか?

「真の父母様が、これまで
投入してくださった以上に頑張るんだ!」
という気概を持って前進すべきなのが、
ここにいる祝福二世、信仰二世であり、
一世の青年たちです。

皆さん、小さなことで、
くよくよと悩まないでください。

世界家庭6月号 
「世界のために生きる韓国と日本に」
方相逸・神日本大陸総会長
https://familyforum.jp/2023062648433
再編集 文責:ten1ko2


信仰は反省するところから始まる、
まさにそうですね。

韓国の清平で徹夜祈祷会が開催されています。
お母様が李基誠苑長に指示されて出発した、
この祈祷会も先日800回を超えたと言うことです。

毎日精誠を尽くす姿に神様も感動しないはずがありません。
協助しないはずがない、というのです。

様々な奇跡が起きている、と証しも出ているそうです。

悔い改める、というのは、その人の心が変わる、
ということだと思います。
そのことで、環境も変わっていくのです。

天心苑祈祷室もお母様が定めてくださったものです。

その場を通して、真の父母様に
孝行を尽くす心情を育んでいきたいと思うのです。



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