飯野先生の証し、先回は1971年の証しでしたが、
翌年、1972年のエピソードです。
☆
■真の父母様との親子の情に酔いしれた体験
1972年9月、日本の責任者たちが訪韓した際、
真の父母様と一緒に雪岳山(ソラクサン 江原道)に登ったことがありました。
頂上に着き、真の父母様の周りに
みんなが座って休憩していたときのことです。
たまたま、そばにいた私にお父様が、
「飯野君、歌を歌え」とおっしゃったのです。
そこで私は、お母様もいらっしゃるので
韓国語の歌がいいかなと思い、
「オンマヤ ヌナヤ」を歌いました。
歌い始めてすぐに、お父様が
「発音が違う。カンビョンサルヂャだ」
と注意してくださいました。
私がとまどっていると、私に顔を向けて、
口元を示しながら、「カンビョンサルヂャ」
と5回ほど見本を示してくださいました。
私にはその違いが全く分からず、
口の中を変化させて発音してみても、直りません。
お父様が笑われると、今度はお母様が、
口元を示しながら発音してくださいました。
結果は同じでした。
集まっている食口たちの中から笑い声が上がり、
「飯野さん、だめだねえ」と
揶揄(やゆ)するような声も聞こえました。
確かに、恥ずかしい限りです。
しかし私は感動していたのです。
こんな不足な者のためにお父様、お母様が
直接手本を示してくださったのです。
自分は耳も聞き取れず、口も正しく発音できず、
惨めな姿でしたが、真の父母様は
このような不足な者と分かりながらも、
何とか直してあげたいと真心を尽くしてくださったのです。
私は感動と感謝で、胸が熱くなりました。
このように、いつも真の父母様は、
忍耐強く真の愛を尽くしてくださっているのです。
☆
■温かい心情関係を土台に伝道に励みましょう
このように、真の父母様は事あるごとに、
私たちと心情の因縁を結んでくださいました。
そのことを通して、「こうして互いに愛し合うんだよ」
と手本を示してくださったように思います。
私たちが兄弟姉妹の間で、氏族との間で、
このような温かい心情関係を結ぶことができたなら、
そこが、神様の臨在される
「神霊と真理にあふれた教会」になるのではないでしょうか。
そして、そのような心情関係を土台に歩めば、
今お母様が切実に願っておられる
「伝道」が爆発的に進むと確信します。
天一国特別巡回師に聞く
神霊と真理に満ちた教会を目指して第11回
互いに愛し合う手本を見せて
くださった真の父母様
天一国特別巡回師 飯野貞夫
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=9865
(Blessed Lifeより)
神霊と真理に満ちた教会を目指して第11回
互いに愛し合う手本を見せて
くださった真の父母様
天一国特別巡回師 飯野貞夫
https://www.kogensha.jp/news/detail.php?id=9865
(Blessed Lifeより)
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再編集 文責:ten1ko2
日本人が韓国語を話すとき、
当然、くせがあり、変な発音になってしまいます。
真の父母様が発音を直そうとされる姿は、
まさに親の心情の発露なのだな、と思います。
この心情関係を示していくのは、
正に今しかないでしょう。
先日、石尾局長が本部映像で紹介してくださった
「大家族礼拝」にも示されているように、
家族意識をもって、食口同士の関係を
本当に兄弟姉妹、と言えるような、
心情の絆を結んでいく時なのだと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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