Blessed Lifeの人気エッセイスト、
橘幸世さんによるエッセー
「続・夫婦愛を育む」より
「『ありがとう』だけで完結する」です。
☆
ギプス生活の中、在宅ワークの合間に
主人があれこれ世話をしてくれます。
動きが限られているので、物一つ取るにも
お願いすることが多く、その都度丁寧に(しおらしく)
「ありがとう」と言っています。
毎日同じ場面で同じ物を取ってもらったり
運んでもらったりしますが、マンネリ化することなく、
やはりその都度、心から「ありがとう」と口にしています。
日にこんなにたくさん「ありがとう」
と言うのは、人生初ではと気付きました。
「弱きを助ける」の原稿を書いた後にこの事態。
一時的とはいえ、助けられるばかりになってしまいました。
今の自分にできるのは、多くを望まず
(主人がタオルの区別を時々間違えても何も言わず)
ただ感謝することだけです。
ならばそこに思いを込めて。
☆
そんな中、ある事が私の心を悩ませていました。
その心配を払拭すべく、スマホで
確認しようとしましたがうまくいきません。
「心配より信頼」
「負の妄想はやめよう」
「神様は悪いようにはされない」
「“大丈夫だよ”という主人を信じればいいんだ」
など、自分に言い聞かせ、祈りますが、
やはり行ったり来たりの心です
(あまりする事がないので余計にそうなりがちです)。
結局主人が忙しい中、主人ならではの知恵で
上手に確認してくれ、私の心配は払拭されました。
どれほどありがたかったことでしょう!
「お父さん、すご〜い!」
「賢〜い!」
「ありがと〜!」
大賛辞です。
その後も何度も何度もお礼を言いました。
感謝の思いがあふれてくるのです。
そして改めて、「主人を信じればいいんだ」
「神様は悪いようにはされない」と確認したのでした。
☆
いつぞやテレビで、土曜日出社の女性が
夫の手作り弁当を食べている様子が映されていました。
私から見れば、かなり手の込んだリッチなお弁当。
が、彼女は食材の一つを箸でつまみ、
「これはもう少し立てて入れたらいいと
思うんだけど」と言います。
続けて「私、ケチつけるから(夫に)
怒られるんですよね。言わなきゃいいのに。
でも、言っちゃう」
見ていた私は、心の中で「あ〜あ」
(彼女のそんな側面が自分にないわけではありません)。
バリバリのキャリアウーマンの妻を、
自分は土曜休みだからとサポートしてくれる夫。
「ありがとう」だけで完結しておいたら
お互いどんなにハッピーだろう、
と思わずにはいられませんでした。
ケチをつけた分、彼女自身の
感謝の思いまで損なわれてしまい、
ハッピー度も下がるでしょう?
自戒と共に。
続・夫婦愛を育む 9
「ありがとう」だけで完結する
ナビゲーター:橘 幸世
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=20300
(Blessed Lifeより)
「ありがとう」だけで完結する
ナビゲーター:橘 幸世
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=20300
(Blessed Lifeより)
☆
再編集 文責:ten1ko2
女性というか、妻というのは、
往々にして、「一言多い」のかな、
なんて思ってしまうのですが。。。
これ以降は省略します(笑)
あるYouTuberの方で、
カップルで日本一周を目指している動画があります。
彼女は必ず、目的地に着いたら、
「ありがとう」と一言声を掛けます。
どんな時にも、です。
狭い空間で常に一緒にいるわけですから、
いろんなことがあるでしょう。
しかし、どんな時にも「ありがとう」というのです。
私たちも心掛けないといけない習慣だな、と思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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