2023年07月20日

みんなが一つになるためには、まず一人から始める 最強のワン・チームへ 《金元弼先生》



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金元弼先生のみ言。
『何よりも神のものを愛す』から
今回は、「兄弟の力を生かす」です。


特に若い人は時間がたくさんあると、
他人のことを考えないで、
個人的な行動ばかりすることがあります。

この時間は何もすることがない、
朝は何をやろうかなあ、次は何をやっていいかなあ、
こうなってしまいますと、
個人的な行動がどんどん起こってくると思います。

やらなければならないことがたくさんあれば、
次はこうして次はこうだとなりますけれども、
それが中断すると、その次はなかなか難しいのです。


例えば十人が一挙に一致化するのは難しいのです。

三位基台というものがありまして、
いい三位基台もあれば、良くない三位基台もあります。

それで十名いれば、まずリーダー自身が
み旨と常に一致化しなければいけません。

そして次に十名の中から、
一番近い者と授受作用すると、
その力は次の者を引き付けます。

そうすると、三つの力が出てきます。


ですから、核を作るということが必要なのです。

イエス様自身は十二人を一致化させるために、
まずイエス様を中心として
三人の弟子を一致化させたのです。

それは力強い磁石が、ほかの物を
どんどん引っ付けるのと同じです。

一挙に一つになるわけではありません。
一から始めるのです。


その次、その次というふうに、
五人を過ぎれば早いのです。
雰囲気が作られていきます。

六人目からは、雰囲気でいくのです。
良くない人も、その雰囲気について
行かなくてはいけなくなります。

逆に良くない人が六人以上になると、
良くない雰囲気ができて、
いい人もそっちへどんどん行ってしまいます。

 
小学校の運動場などで遊んでいるのを見ると、
ある者は団体で群れになって遊ぶのが好きだったり、
ある者は二人で色々話し合っていたり、
一人でポカーンとただ見ていたりします。

また、全体の目標を達成するために
十人が必要な場合、先頭に立って闘う者、
後方で補給してあげる者と、それぞれ役割があります。

ですから、孤立しているメンバーには
役割を分けて与えることも一つの方法です。

 
サッカーでは、十一名の目的は
相手側のゴールに得点することです。

そのために全員が前に出て行ったらどうなりますか。
あるいは全員後ろに立って守っていたらどうなりますか。

ですからポジションを分けて、
責任を分担してあげることです。
目的は同じでも、分野は違ってきます。

 
個人的にはいろいろなやり方があるでしょうが、
たまには、ポジションを決めてあげるのも
いいだろうと思います。

例えば、十名が全員伝道に出掛けたら、
人を連れてきた時は、誰が話してあげますか。

連れてくる者、世話をしてあげる者、
準備してあげる者、このように
それぞれのポジションがあればもっといいのです。

U 先生の道は我々の伝統
第七章 何よりも神のものを愛す
「兄弟の力を生かす」

信仰生活シリーズ 6
伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」 
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
再編集 文責:ten1ko2


元弼先生のみ言を読みながら、
「働きアリの法則」が頭に浮かびました。

働きアリは、みんなが一生懸命働くのではなく、
20%くらいが熱心に働くそうです。
60%は普通に働き、
残りの20%は怠けているといいます。

ところが熱心に働いている20%を
間引いたらどうなるでしょうか。
残りのアリの中で、
20%が熱心に働く、というのです(笑)

人間のチームにおいては、
自然の法則のように、
自然的にはできないとしても、
核を作ることが重要なのだと思います。

決して怠け者になることだけは、
避けないといけないですね。。。

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posted by ten1ko2 at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金元弼先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする