自己牧会プログラムの体験談。
「心のリズム」です。
☆
(女性・祝福二世 20代)
修練会の食当(食事担当)を務める機会がありました。
私はチーフを補佐する立場でした。
参加者の多い修練会で、チーフが
プレッシャーを感じているのが分かりました。
私は心から支えたい思いで、積極的に
気が付いたことをどんどんやるのですが、
チーフは「休んでいていいよ」と言ったり、
私の目から見て必要な仕事とは
別の仕事を振ってきたり、はたまた
特に指示がなかったりという時もありました。
「これ、やりましょうか」と尋ねると、
「ううん、やらなくて大丈夫」と返事があり、
尋ねずにやると、「ああ、ごめんね、
申し訳ないね」と遠慮されるのです。
これで良いのだろうか。
ちゃんと時間どおりに料理はできているし、
個人として調理は好きだし、
配慮してくれるチーフの優しさを感じながらも、
心にギクシャクしたものを感じていました。
☆
心から一つになりたいと思っていたので、
「思いどおりでなくても大丈夫」
「真の愛を中心として、父母の立場で
正しく見させてください」と心に唱えて、
今の状態を捉え直してみました。
見えてきたのは、チーフにも
心のリズムがあるということです。
私が良かれと思って手伝うと、
仕事は進むかもしれないけれど、
責任感の強いチーフの心には、
「これもやってもらってしまった」
という負債感みたいなものが残り、
それを苦しいと感じているのだと分かりました。
私なら全く気にしないことだけれど、
チーフは自分とは違うペースやイメージで
過ごしているのだなと理解できました。
このチーフのもとでは、「休んでいて」
と言われたら存分に休んでいていいんだ、
その時間は音楽でも聞いて楽しく過ごして、
「これやって」と言われたら、
心からの笑顔と喜びで作業しようと思って、
心がスッキリしました。
☆
終わった後、「よく支えてくれてありがとう、
本当に助かりました」と言ってくださいました。
「支える」というと、全力で、一糸乱れぬ
チームワークで…というイメージがあったのですが、
今回はそんな雰囲気は全くなく、
むしろ休み休み、力を抜いてやっていました。
それなのにこんなに喜んでもらえるなら、
これで良かったんだ、これも天国だなと思いました。
この発見が、今回頂いた大きな恩恵です。
私の心の中にいる神様 183
心のリズム
心のリズム
☆
再編集 文責:ten1ko2
チームワーク、
とても重要です。
先回、『働きアリの法則』について、
紹介させていただきましたが、
とてもたくさんの反響がありました。
自然においても、チームワークを見事にしていることを思うと、
私たちも心を合わせると、一つになることができます。
やはり、良心を中心とすることが
大事なのだな、と思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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