2023年08月01日

天上で永遠に生きるために必要な「愛の肺」 肉体は植木鉢?! 《朴普熙先生*青年よ世界を救え》



230801-pakpohi5.jpg


朴普熙(パク・ポーヒ)先生の「青年よ行け、そして世界を救え」
久しぶりに紹介します。
今回は、『人類の終末』の続きです。

※先回詳しく説明されているように、
「霊人体」とは、霊的生命のことであり、
単なる魂ではなく、幽霊でもなく、
もう一つの完璧な、霊的な心と体だといいます。(こちら

四、人類の終末
肉体の生命を賜った理由
 
では、神様が私たちに、この肉体の生命を
賜ったのは、なぜでしょうか?

それは私たちの霊人体を、地上で
この肉体の中で育て、完成させるためであります。

人間の霊人体は、この肉体の中でしか育ちません。
この肉体は、霊人体の植木鉢のような役割をします。

植木鉢が壊れると、もうその木は育たないように、
私たちもこの肉体を失ったら、
霊的生命の成長の機会はもうありません。

それで、この肉体が地上に生きる、今の生活が大切なのです。


では、私たちは地上に生きる間に何をしたらいいのでしょうか?

私たちが永生を得、天上天国に入る資格を得るためには、
何をしたらよいのでしょうか?

それは、次の四つにまとめることができます。

1. 神を知り、信ずること
2. 生命の源であられる救世主を知り、つながること
3. 善なる良き人となること
4. 神の真の愛を実践すること
であります。

この四つが私たちの霊人体を地上で成長させる、
いわば「霊的栄養分」なのでございます。
私たちはこれで、永遠なる生命をこの地上で完成するのです。

それで今、私たちがこの地上で神を信じ、
再臨の救世主に出会うことは、
永遠の生命を得ることであり、
天国に入る資格を得ることになるのです。

人生の三段階

230801 (2).png 230801 (3).png


皆様。人間は誰でも、
人生の三段階を生きるようになっております。

人生の最初の段階はもちろん、母親のお腹の中で始まります。

母胎の中での9カ月の生命は、
水中生活または、水中段階であります。
胎児は水中に浮いているのです。

ここでは、呼吸をしません。
栄養と酸素をお母さんから頂きます。

でも、この胎中の9カ月は、次の地上世界に生まれる
重大な準備期間でもあります。

この胎児は地上に生まれる運命をもっております。
そして、地上世界は空気を呼吸する世界ですから、
空気を呼吸する肺を、お母さんのお腹の中にいる間に、
しっかりと準備しなければなりません。

肺の準備なくしてこの世に生まれ出れば、
その子は死産になるのです。

また、この胎児はお母さんのお腹の中が好いのです。
何もしなくていいから、この地上に出たくないのです。
母のお腹を離れるのは、死ぬのだと思うのです。
それで、地上に出た瞬間「オギャー」と泣くのです。

でも、この世に生まれるのは死ではないでしょう?
もっと高次元の人生を生きるのです。
神様があらかじめ、そう計画されたのです。

 
人生の第2段階の生命は、この地上世界であり、
それが今、この世界での人生であります。

私たちは今、この第2段階の人生を生きております。
ところが問題は、人間がこの地上生活で、
人生が終わると思うところにあります。

人生はここで終わるのではありません。
あの胎児のごとく、この世の終わりは死だと思うのです。
皆さん、それが死ではありません。

この地上世界は、もう一つの母体なのです。
これは次の第三段階、天上世界に、
または天上天国に生まれる準備期間であります。

人間はもう一つの高次元の世界に、
もう一回生まれ出るように、神はあらかじめ計画されたのです。

今、この世界は人生の過渡期であり、これを「空中世界」、
または「空中段階」と申します。
空気を吸って生きますから。

  
この人生の第三段階は、人生の最終段階であり、
人生の最終目的地であります。
ここが天上天国であります。

この天上天国が、私たちが最後に実る所であり、
人間が永遠不滅の世界を生きるのです。

この天国は地上生活の総決算であります。
地上で稼いだ「善」と「愛」だけが、
あの世の資産になるのです。
お金と名誉ではありません。

今、私たちはこの世では空気を呼吸しますが、
天上天国では空気を呼吸しません。
空気は物質であり、天上世界は
もう物質の世界ではありません。

天上天国の空気は、「真の愛」であります。

そして、この天国を「愛中世界」、
または「愛中段階」と申します。
そして、そこでは「真の愛」を呼吸します。

 
ですから、天上天国に正しく生まれるためには、
この世で「愛の肺」を準備しなければなりません。

それは、この世で真の愛を実践することであります。
神と救世主に侍ることであります。
人を愛することであります。
それなくしては、私たちは天上天国で死産になるのでございます。

天上天国は私たちのもう一つの体、
霊人体という霊的な体で行くのですから、
この肉体はいりません。

それで、着物を脱ぐように、
肉体を地上で脱いで行くのです。
神の目では、それは死ではありません。

皆様。あの世は、お金を持って行くのでもありません。
名誉を持って行くのでもありません。

ただこの世で、神のため、救世主のため、
他のために正しく生きたその成果だけを
もって行くのであります。
そのほか、何事もあの世に影響を与える力はありません。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19641
青年よ行け、そして世界を救え 9
肉体の生命を賜った理由
(Blessed Lifeより)
再編集 文責:ten1ko2


「肉体は、霊人体の植木鉢のような役割」
という表現は面白いですね。

私たちは、地上の人生をいかに生きるか、
そのことにあくせくしていますが、
しかし究極的には、霊人体の成長と完成が、
人生の目的だといえます。

本当に、愛の人になる、
そのことが結論なのです。






にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
良い記事だと思った方は、
応援のクリックをお願いします!

(なお、記事冒頭の哲学・思想ブログのバナーも
ブログ村のバナーとなっています
どちらからでも応援して頂けます)



※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。

さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)


posted by ten1ko2 at 10:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする