2023年08月16日

韓国と日本、なぜ張り合うのか?! 《阿部先生*5分で韓日文化の違い》



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阿部先生の「韓国と日本の文化の違いについて教えてください 」
今回は、『分かち合いと自尊心』です。


韓国では出会った時の挨拶言葉に、
「こんにちは」の代わりに
「ご飯食べましたか」という言葉があります。

お腹を空かせていないか、という
気遣いが挨拶言葉になりました。

韓国は歴史的に動乱・戦争が多く、
食べられない歴史が長かったがゆえとも考えられますが
それだけではないでしょう。


またお菓子でも、ご飯でも一人で食べようとしません。
見知らぬ人であっても、山登りの休憩所で
出会った人に食べ物をあげようとします。
お菓子も目の前の人にあげて、一緒に食べようとします。

韓国では何でも一人で食べることは、
ほとんどありません。

知らない人であろうと分け与えて、
一緒に食べる、分け与えの文化があります。

日本では食事をする時、おかずを
一人一人の皿に取り分けて食べるのが普通ですが、

韓国では同じ鍋をつついて食べるなど、
分けないで食べることが多くあります。


またお勘定を支払う時も日本とは違います。
日本のように割り勘という習慣は、
ほとんどありません。

日本のように10円単位まで計算して、
集金している様子は見ることができません。
誰かがまとめて支払います。

立場や年齢が上の人が、基本的には皆支払ってあげます。
同僚同士でもお互い、今回は私が払い、
次回は私が払い、
と暗黙の了解によって支払者が決定します。

料金を払うレジの前で私が払いますよ、
いや今日は私が払いますよ、
と言い合いをしている場面を多く見ます。

韓国ではおごってあげることは、
普通のこととして感じているのです。
お金がないのに、無理して支払ってあげる場合もあるようです。


また韓国人には主体意識の強い民族性があります。

特に日本に対して、自分たちは
日本に文化を伝えた国であると言ってみたり、
韓国は力では負けても、義においては、
決して日本に負けなかった、と言ったりすることもあります。

韓国人が日本人以上に情を先立て、
威信をかけて戦うのは、
まさに自尊心を守ろうとする、
心の叫びのようなものを感じます。

サッカーの日韓戦は韓国民の日本だけには負けたくない、
という意地のようなものを感じます。

様々な場面で韓国人と日本人がぶつかる時に、
どう公平に見ても間違っているのに、
韓国人は謝らないと日本人が呆れることがあります。

実際、韓国人は対面をかけて戦うべき時には、
負けたら本当に悔しがります。

日本人は自分が劣っている時に、
あっさりと負けを認める、謙虚さを美徳とする面もあるので、
日本人には負けて勝つという考えがありますが、
韓国人は負けても勝つという精神です。

このような違いをどちらが正しいかではなく、
互いを理解して協力していきたいものです。

再編集 文責:ten1ko2


本当に近い国でありながら、
こんなにも文化の違いがあるんですね。。。

改めて、お互いが理解しあうことを通じて、
近くて遠い国ではなく、近くて近い国、
家族のような国家間の関係性が
築かれていくことを願います。

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posted by ten1ko2 at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 韓流、韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする