自己牧会プログラム。
今回は、「思考を止めてみる』です。
☆
(男性、40代)
人は常に、何らかの思考に支配されながら
生きており、その思考を
止めるのはなかなか難しいものです。
自己牧会プログラムでは、
その止めるのが難しい思考をいったん止めて、
今ここにあるものを見て、聞いて、感じて、
客観的に自分を見通せる位置に立つことを、
「自覚を取り戻す」と表現しています。
思考を止めるために有効なのが、
自分の行動の一つ一つを
実況中継してみるという方法です。
具体的には、
「私は今、道路を歩いています」
「今、駅に着きました」
「〇〇に向かっています」というふうに、
「意識を今、ここに置く」ことに
集中していきます。
こうして、ぐるぐる巡る思考から
解放されると、良心の声が聞こえやすくなるのです。
☆
ある休日に、家でこの
「自覚を取り戻す」ワークをしていた時のことです。
「子供たちが遊んでいます」
「台所にはコップやお皿が置かれています」
「妻がお皿を洗っています」などと実況中継しながら、
今目の前に広がっている情景を
一つ一つ確認していきました。
そのうち、妻が山盛りの洗濯物を干し始めました。
その姿を見ながら、ふと、
「『手伝って』と言われたらどうしよう。
でも手伝ってほしいと思っているだろうな」など、
いろいろな思いが湧いてきて落ち着かなくなりました。
普段から私は、頼まれればやるのですが、
積極的に手伝うということが
なかなかできていなかったのです。
そこで改めて、「今、妻が洗濯物を干しています」
と自覚を取り戻していったとき、良心から、
「手伝ってあげたら喜ぶんじゃない?」
という声が聞こえてきました。
その声に納得して、さっと手伝うと、
妻は大変喜んでくれました。
そして娘たちに、
「将来、こんなふうに洗濯物を干してくれるような
優しい人と結婚しようね。
パパが選んでくれるよ」と言って、
私のことを持ち上げてくれたのです。
☆
自覚を取り戻すと、神と対話できる
直短距離に立てることを感じます。
いつでも良心の声を聞くことができる状態に
自分を保てるよう、
これからも意識していきたいと思います。
☆
再編集 文責:ten1ko2
「ぐるぐる巡る思考から解放されると、
良心の声が聞こえやすくなる』
なるほどな、と思います。
ふと、自営業をしている壮年の方が思い浮かびました。
その方は、仕事をしながら、常に
お父様のみ言を聞いている方です。
「意識を今、ここに」
というのとは少し違うのかもしれませんが、
それでも、良心が啓発されるのでしょう。
今されている仕事で、特許を取得され、
順調に経営をされておられます。
良心を目覚めさせる歩み、
良心の声を聞くことができる生活、
心がけていきたいと思います。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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