2023年08月30日

私の愛に「世界の愛」をプラスさせて愛したら・・・ 《金元弼先生・理想的な出会い》



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金元弼先生のみ言。
今回は、「世界的な出会い」です。


私たちは、個人、家庭、氏族、民族、国家、
世界、天宙、そして神を通じて、
自分の相対者やメンバー、あるいは子供や
リーダーに出会うことができるというのです。

私たちが個人的な立場で相対者に対したり、
メンバーに会うとするならば、この出会いは個人的な出会いであり、
また家庭的立場で会えば家庭的な出会いであり、
氏族的なものを愛して後の出会いであれば、
これは氏族的な出会いになるわけです。
出会いがこのようになるわけです。

ですから私たちは出会う時には
世界的な出会いでなければいけないというのです。

私たちが相手を愛するにしても、
世界を愛する世界的な愛と、個人的な愛、
国家的な愛とでは、これは違うわけです。

 
私たちが子供を愛するにしても、
世界を愛して後に子供を愛するとするならば、
その子供に対する愛は、
親個人の子供に対する愛ではなく、
世界の愛であるということになるのです。

親だけの愛ではなくて、
世界の愛を与えることになるわけです。

子供が親から愛されるにしても、
親の愛だけでは限界があるのです。
また夫婦の愛にしても、
夫婦のお互いの愛だけでは限界があるというのです。

ですから子供が親から愛される時、
親の愛に世界の愛をプラスして受けるとするならば、
これは親の子供に対する理想的な愛ということになります。

夫婦の間にしても、その夫婦の愛だけでは満足できません。
それにプラスして世界の愛を与えることができるならば、
それが夫婦の間においての理想的な愛だというのです。

 
皆さん、例を挙げましょう。
子供の誕生日があるとしましょう。
親は子供を愛しています。

ですから親は子供に、
誕生日を祝福するための贈り物を与えるでしょう。

ところで、もし親が自分の子供を愛するよりも、
まず世界の人々を愛してきたとするならば、
この人によって愛された世界の人々が、
この人の子供の誕生日には贈り物を上げるでしょう。

親のプレゼントばかりでなく、世界の人々が
贈り物をその子供に上げるだろうというのです。

子供として、親からだけの贈り物を
受けることが一番喜ばしいでしょうか、
世界の人々からの贈り物をも共に受けることが
一番喜ばしいでしょうか。

それが、親が子供に対する真の愛、理想の愛、
理想の出会いだというのです。

夫婦の間も同じです。
奥さんの誕生日には夫と子供が贈り物を上げるでしょう。

ところが夫婦が世界の人を愛してきたとするならば、
その誕生日には、愛された世界の人が
奥さんのために贈り物を上げるでしょう。

 
先生のことを考えてみてもそうです。

先生は夫人を愛するにしても、
お子様に対する出会いにしても、
世界を愛する道を通していかれるために、
お子様の誕生日や夫人の誕生日には、
先生の贈り物ばかりでなく、
世界の人々の贈り物が届けられます。

また反対に、病気でもされたりすると、
世界の人々が助けようとお祈りをするのです。

ですから私たちの出会いというものは、
このように世界の道を通して
出会わなくてはいけないというのです。

U 先生の道は我々の伝統
第九章 理想的な出会い
「世界的な出会い」

信仰生活シリーズ 6
伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」 
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題

再編集 文責:ten1ko2


家族との出会い。

いつも当たり前のように接していますが、
ただ妻、子供だけを見つめるのではなく、
世界を愛する道を行った土台で愛する、
そのことが重要だというのです。

世界を愛する、と言ってもピンときませんが、
神様を愛した土台で、家族を愛する、
その方が素直に納得がいくような気がします。

毎日、当たり前のことを価値視していく、
そのような意識を持っていきたいと思うのです。





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posted by ten1ko2 at 10:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金元弼先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする