金元弼先生のみ言。
今回は、「世界的な出会い」です。
☆
私たちは、個人、家庭、氏族、民族、国家、
世界、天宙、そして神を通じて、
自分の相対者やメンバー、あるいは子供や
リーダーに出会うことができるというのです。
私たちが個人的な立場で相対者に対したり、
メンバーに会うとするならば、この出会いは個人的な出会いであり、
また家庭的立場で会えば家庭的な出会いであり、
氏族的なものを愛して後の出会いであれば、
これは氏族的な出会いになるわけです。
出会いがこのようになるわけです。
ですから私たちは出会う時には
世界的な出会いでなければいけないというのです。
私たちが相手を愛するにしても、
世界を愛する世界的な愛と、個人的な愛、
国家的な愛とでは、これは違うわけです。
☆
私たちが子供を愛するにしても、
世界を愛して後に子供を愛するとするならば、
その子供に対する愛は、
親個人の子供に対する愛ではなく、
世界の愛であるということになるのです。
親だけの愛ではなくて、
世界の愛を与えることになるわけです。
子供が親から愛されるにしても、
親の愛だけでは限界があるのです。
また夫婦の愛にしても、
夫婦のお互いの愛だけでは限界があるというのです。
ですから子供が親から愛される時、
親の愛に世界の愛をプラスして受けるとするならば、
これは親の子供に対する理想的な愛ということになります。
夫婦の間にしても、その夫婦の愛だけでは満足できません。
それにプラスして世界の愛を与えることができるならば、
それが夫婦の間においての理想的な愛だというのです。
☆
皆さん、例を挙げましょう。
子供の誕生日があるとしましょう。
親は子供を愛しています。
ですから親は子供に、
誕生日を祝福するための贈り物を与えるでしょう。
ところで、もし親が自分の子供を愛するよりも、
まず世界の人々を愛してきたとするならば、
この人によって愛された世界の人々が、
この人の子供の誕生日には贈り物を上げるでしょう。
親のプレゼントばかりでなく、世界の人々が
贈り物をその子供に上げるだろうというのです。
子供として、親からだけの贈り物を
受けることが一番喜ばしいでしょうか、
世界の人々からの贈り物をも共に受けることが
一番喜ばしいでしょうか。
それが、親が子供に対する真の愛、理想の愛、
理想の出会いだというのです。
夫婦の間も同じです。
奥さんの誕生日には夫と子供が贈り物を上げるでしょう。
ところが夫婦が世界の人を愛してきたとするならば、
その誕生日には、愛された世界の人が
奥さんのために贈り物を上げるでしょう。
☆
先生のことを考えてみてもそうです。
先生は夫人を愛するにしても、
お子様に対する出会いにしても、
世界を愛する道を通していかれるために、
お子様の誕生日や夫人の誕生日には、
先生の贈り物ばかりでなく、
世界の人々の贈り物が届けられます。
また反対に、病気でもされたりすると、
世界の人々が助けようとお祈りをするのです。
ですから私たちの出会いというものは、
このように世界の道を通して
出会わなくてはいけないというのです。
U 先生の道は我々の伝統
第九章 理想的な出会い
「世界的な出会い」
信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
第九章 理想的な出会い
「世界的な出会い」
信仰生活シリーズ 6
「伝統の源流 主と歩んだ教会創立以前の道」
金元弼(1998年7月1日発行)
*『信仰と生活第二集伝統の生活化』を改題
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再編集 文責:ten1ko2
家族との出会い。
いつも当たり前のように接していますが、
ただ妻、子供だけを見つめるのではなく、
世界を愛する道を行った土台で愛する、
そのことが重要だというのです。
世界を愛する、と言ってもピンときませんが、
神様を愛した土台で、家族を愛する、
その方が素直に納得がいくような気がします。
毎日、当たり前のことを価値視していく、
そのような意識を持っていきたいと思うのです。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
さらに、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、
無断転載はお断りいたします。
(善なる目的で使用することに関しては
その限りではありません)
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