大好評の梅本先生ご夫妻の証しより、
今回は、ご主人のお話し、
「兄弟姉妹を愛し、訓練し、
成長させてくださる父母様」です。
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憲二さん
私が北海道第二地区 (当時)の地区長をしていた
1972年8月、真のお父様は、指導者教育と、
韓国の風土と文化を学ばせるために、
日本の責任者(総勢約60人)を韓国に呼んでくださいました。
10日間ほど行われたこの修練会は、
初めから終わりまでお父様と真のお母様が
私たちと共に過ごされ、
愛で教育してくださった期間でした。
韓国に到着した私たちは、まず、漢南国際研修院におられる
真の父母様を訪ねて、ご挨拶しました。
その後、真の父母様と共に清平に移動したのです。
湖畔にあった清平修練所(原聖殿)で寝起きしながら、
数日間は真の父母様と一緒に周囲の山に登っては
山頂で和動会をしたり、
夜にはたっぷりみ言をお聞きしたりしました。
真のお父様の、「指導者になって、
まだ自信がない者もいるだろう。
そういうときは一歩でもいいから、
兄弟より先に行けばいいんだ。
そうしたら皆ついてくるよ」
と懇切丁寧に指導してくださるみ言が身にしみて、
心から「親だな」と感じましたね。
☆
山頂での和動会では二つのチームに分かれて、
のど自慢対決となりました。
みんな次々に 立って自分のチームが勝つように必死で歌っている中、
私の番となり、「人に勝つより、自分に勝てと......」
(「姿三四郎」)と歌ったので、
真のお父様が私の顔を見ながら笑われました。
そのときのお父様の笑顔がいつも思い出されます。
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修練会後半は、韓国の名所旧跡を
真の父母様と共に巡る観光旅行となり、
北は雪岳山から慶州、釜山を経て、南は済州島まで、
実に恵み深い観光大修練会となりました。
修練を受けながら思ったのは、
私たちがこのように真の父母様から愛されるのは、
兄弟姉妹を代表して愛されているのだ、
だから帰ったら真の父母様の愛を
皆に伝えていく責任があるということでした。
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そのほかに、真の父母様から受けた訓練で思い出されるのは
米国・ボストン沖でのツナ修練会と
南米パラグアイのオリンポでの釣り修練会です。
私は1983年秋に行われた
「ツナ・フィッシング(まぐろ釣り)修練会」に参加しました。
このとき、真のお父様は日本から来た修練生(10数人)を
2人ずつ夕食の食卓に呼んでくださり、
私もその恵みにあずかりました。
食事の部屋には、お父様と韓国の幹部が数人、
そして私たち日本人の2人でした。
真のお父様は私と一緒に呼ばれた兄弟に
「あなたが祈りなさい」と言われ、食前祈祷を捧げさせました。
その後、お父様は韓国の幹部の方々と
2、3回ぼそぼそと話されるだけで、
特に私たちに話しかけることもなく、
食事の時間が終わってしまったのです。
その後、36家庭の李載錫先生(元韓国家庭連合会長)に
会う機会があり、食事の席でのことを話しました。
すると、「私などはお父様のお部屋に入って、
4時間ぐらい何も話されなかったこともありましたよ」
と言われたのには驚くとともに、内心ほっとしました。
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1999年の夏には、オリンポで、
2回目の日本人国家メシヤ修練会が行われました。
この修練会は、40日の間に指定された4種類
(パクー、ドラド、スルビ、ボガ)の魚を40匹ずつ釣るのが、
真のお父様から与えられた目標でした。
ですから、釣りを楽しむどころではなく、
みんな必死でした。
おにぎりを2つもらって、朝から数台のモーターボートに乗り、
川幅2百メートルのパラグアイ川の岸に
数人(時には1人)ずつ降ろされます。
気温40度の炎天下、何とか岸辺の木陰を探して
日中を過ごし、夕暮れに迎えのボートが来るまで、
ただひたすら目標達成のために釣りに集中するわけです。
ふと横を見ると、ハチドリが
花の蜜を吸うためにホバリングしていました。
それを見て、ずいぶん遠くまで来たんだなあ
と実感しました。
決して自分の考えだけでは
来ることのない所だなと考えながら、
改めて真のお父様の訓練の”ありがたさ”と
"すさまじさを実感しました。
慕わしきわが主、わが父母
真の父母様との思い出
「深い心情で愛してくださる方」(前編)
世界家庭8月号より
真の父母様との思い出
「深い心情で愛してくださる方」(前編)
世界家庭8月号より
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再編集 文責:ten1ko2
「兄弟姉妹を代表して愛されている」
と梅本先生が語られているように、
私たちもその場にいたならば、
同じように愛されていたのだろう、と思います。
1970年、80年代、また90年代と
真のお父様と近い距離で接しておられた
梅本先生の歩みでした。
「とても羨ましいな」と感じつつも、
真の父母様の価値を知ることができること
自体が、感謝なのかな、と思わされます。
真の父母を知る人も、知らない人も
真の父母様は、親として愛してくださっているわけですが、
多くの人たちに、父母様の価値と
恩恵を知らせていきたいと思うのです。
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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