私の心の中にいる神様
今回は、「私を救ってくれた自己牧会プログラム」です。
☆
(女性 20代)
私は二世祝福を受けましたが、
さまざまな事情で、翌年解消となりました。
そのショックは大きく、以来、体の震えが止まらなかったり、
夜眠れなかったり、食べた物を戻してしまったりという
症状に苦しむようになりました。
内的にも、恨みや怒り、後悔、悲しみなどの
感情にさいなまれ、
生きている意味すら分からなくなっていきました。
医者からは「うつ病の一歩手前」と診断され、
心身ともに非常に困難な状況に陥っていたとき、
「自己牧会プログラム」に出合ったのです。
「自己牧会プログラム」にはいろいろなワーク
(祈り・瞑想を通して自らの心を癒すための方法)がありますが、
それに一つ一つ取り組みながら、
まず自分を癒やすところから始めていきました。
中でも、自宅近くの川沿いを散歩しながら万物と対話したこと
(「人と万物に感謝する」ワーク)が、
当時の自分を救ってくれたように感じています。
☆
道端で咲いていた花はこう言うのです。
「どこに行っても、どうなっても、あなたの価値は変わらないよ。
私たちだって、嵐とかいろんなことが起こって、
粉々になってしまうこともあるんだけど、
それでも私たちの価値は変わらない。
そこのさびついた柵も、埃だらけのマンホールも、電柱も建物も、
みんな神様から生まれた存在なんだね。
だからあなたの価値は永遠なんだよ」
人目に付かない場所でひっそりと咲いていたツバキに、
「あなたは誰に見られなくても、誰からも感謝されなくてもいいの?」
と聞いてみると、
「それでいいんだ。神様から愛されているから、
神様から愛されていることを知っているから、幸せなんだ」
と答えるのです。
「私もいつか、その神様の愛に気付けるかな。
いつか本当の私になれるかな」
「うん、きっとなれるよ」
☆
ある時、人を愛する勇気が持てないと苦しむ私に、
一本の木がこう私に語りかけてきました。
「私には美しい世界しか見えない。
どんな人の心の中にも良心があって、その良心は
神様、真の父母様に会いたいと願っている。
その思いは小さくて、
本人も気付かないかもしれないけれども、
みんな持っている。
みんな神様を愛している。
私にはその美しい心しか見えないから、
世界は美しく見えるんだ」
この時、自分の中で非常に大きな悔い改めが起こりました。
万物たちが見ている世界を私も見たいと思いましたし、
人を愛したい、み言を、真の父母様を多くの人に伝えたい
という強い衝動が起こったのです。
その後、私は中東宣教師として歩み、
ヨーロッパからも招請を受けて、
「自己牧会プログラム」のセミナーを開くようになりました。
今の私の夢は、私を救ってくれた「自己牧会プログラム」を
世界中の人たちに伝えていくことです。
これが私の真のお母様への孝情です。
☆
再編集 文責:ten1ko2
とても感動的ですね。
この方の証しを読みながら、
お父様の証しを思い出しました。
お父様が北韓で拷問を受け、
監獄に入られた時の体験です。
「監獄ではシラミやノミも貴重な話し相手になります。
南京虫やノミを見る瞬間、ふと悟る啓示がありますが、
それを逃してはなりません」
(自叙伝・平和を愛する世界人より)
万物を通して悟ること、
特に切実に求めれば、求めるほど、
与えられるものがあるのだと思いました。
昨日は、解散命令請求が裁判所に提出されました。
裏切られたように感じるこの時だからこそ、
ちょっとした自然を通して、神様の声を聴く、
そんな意識を持っていきたいと思うのです。
※ 当ブログ記事の転載、拡散について
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名とURLを記載して頂くようにお願いいたします。
なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名とURLを記載して頂くようにお願いいたします。
なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。