自己牧会プログラム。
今回は、「母もつらかったんだ」です。
☆
(祝福二世 女性 20代)
私は大学生時代から信仰生活を本格的に始めました。
教会職員として歩み出そうかという時に、
自己牧会プログラムに出合いました。
その頃の私は内的な壁にぶつかり、
祈ることもままならないという時期でした。
そんな自分の思いを、スタッフのお姉さんや
年長の婦人に少しずつ相談する中でアドバイスを受けて、
「光を投げ放つ」ワークを始めました。
自分自身の過去・現在・未来、全てに
光を送ってみたのです。
☆
1カ月ほど続けた頃、母に対して
恨みを抱えていることが分かるようになりました。
母は海外宣教に行き、日本に帰ってきても
み旨で忙しく過ごしていました。
相談したい気持ちはありながらも、
いざ母を目の前にすると、心配させてはいけないと、
われ知らず「元気な私」をつくってしまっていました。
私の内面を母に打ち明けたことはほとんどありません。
これは教会内での人間関係でも同様のことでした。
ある婦人にこのことを話したところ、
「そうなの、じゃあお母さんは忙しくて、
娘を愛したくても愛せなかったでしょうね!」
と言われました。
不思議と涙があふれました。
母の言うに言えない事情やつらい心情というものが、
この時少し伝わってきたのです。
☆
今まで母との連絡は事務的なことに
とどまっていましたが、先日、姉妹たちとの
食事の場面を写真に撮って送ってみました。
「いつもより豪華な物が出たよ」
とコメントを添えて…。
そうしたら母から、「きょうは私もちょっと奮発したの!」と、
やはり食事の写真が送られてきたのです。
この何げないやりとりに深い幸福を感じました。
親子の関係が変わってきたのを感じます。
それに伴い、み旨を歩む気持ちが変化してきました。
いつもは「ここまでやればいいか」という感じでしたが、
もっと頑張りたいという気持ちが湧いてくるようになったのです。
疲れがなく、心は穏やかです。
神様の愛による平安を感じさせていただき、
感謝しています。
☆
再編集 文責:ten1ko2
このお母さんは、
「海外宣教に行き、日本に帰ってきても
み旨で忙しく過ごし」とありますので、
相当教会活動を頑張られている方だと思われます。
ただ、証しを書かれている方は、20代とのことなので、
宣教活動をされたのは、
この方が生まれる前なのかもしれません。
先輩たちの中では、子供を日本において、
海外宣教を歩まれた方も多くおられます。
親として、子供を日本に残さざるを得ない心情は
本当に計り知れないものがあったでしょう。。。
しかし、それが神様の願いであると思い、
み旨の道を貫いていかれたのです。
子供たちの中には、愛されなかった思いを抱き、
すでに大人になっていたとしても、
複雑な思いを抱えている人たちもいるでしょう。
神様、こういう家庭を、こういう子供たちを
どうぞお守りくださり、祝福してください。
そのように思わずにはいられません。。。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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