2023年10月30日

神からの召命 私がキリスト教会ではなく、家庭連合の牧師になった経緯 《梅本夫妻》



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周藤健講師


家庭連合に入会するようになるまでのお話し、
第2回目です。

クリスチャンとなった梅本先生は、
牧師になる夢を持ちつつ、
神の召命の声″を待つ日々を歩んでいました。

先に参加した双子の弟さんの話を聞き、
「これは正に神からきたものか、
そうでなければサタンだ」と思い、
真実を見極めるために、
「特修」に参加することにしましたが──

自己を捨て、為に生きよ″、神の言葉だ!

憲二さん 私が参加したのは1963年11月1日から22日まで
埼玉の戸田修練所で行われた「第10期特別修練会」です。
講師は周藤健先生でした。

私は、これが本物(神)か偽物(サタン)か見極めるべく
一日目から目を皿のようにして講義を聞いていました。

心を奪われてはいけないと思い、
統一教会の聖歌は小さな声で、
賛美歌の時は大きな声で歌ったんです(笑)。


修練会3日目(11月3日)は日曜日でした。

この日、東京の統一教会本部(立体文化センター)で
西川勝先生の説教があるというので、
修練生(10数人)も参加しました。

礼拝参加者は私たちも入れ60人前後はいたと思います。

説教壇に立たれた西川先生は、
居ながらにして威厳があり、
昔の義人聖人が目の前に現われたような印象を受けました。
そのときの説教題は「現実より未来のために」でした。

西川先生は、「自分に何かしてほしいなどと
思う人は私たちには必要ありません。
自分を捨て、世のため、人のため、未来の為に、
生きようとする人が必要なのです!」
と、全身の力を振り絞って、文字通り
汗と涙を流して切々と訴えられました。

礼拝に参加した人たちは、皆感動し、
あちらこちらで嗚咽する声が聞こえました。


私はその場の霊的威厳と迫力に圧倒されてしまいました。
礼拝が終って考えました。

「自分を捨てて、他のために生きよ″
などと言うことを全身全霊で訴える。
こんなことはサタンにはできない、
そんなことをすればサタンは滅ぶしかない」、

「とすればこれは間違いなく神からきているものだ」。

私は、その場でこのように結論し、
即座にこの道への献身を決意しました。

その後、私は会社を辞め、反対する親を説得し、
翌年(1964年)4月5日に
統一教会伝道師として第一歩を歩み始めたのです。
私の最初の任地は奈良(教会)でした。 

そんなわけで、気が付いたら、
私は確かな神の声″を聞いて、
統一教会の「牧師」になっていました。

慕わしきわが主、わが父母
真の父母様との思い出
「深い心情で愛してくださる方」(後編)
世界家庭8月号より
再編集 文責:ten1ko2


「現実より未来のために」
まさに、真の父母様が歩まれた道でした。

ご自身の幸福よりも、
後孫の幸せと人類の平和・幸福のために、
自らを犠牲にしていかれた道でした。

西川先生の、その精神に
感動され、共感された梅本先生は、
献身の道を行かれたのでした。

今、私たちも困難な立場に立たされています。
しかし、これも未来に希望を残すための
蕩減の道であると思えば、感謝していきたいと思います。

梅本先生の献身後の道のりは
次回以降のお楽しみです。。。




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