家庭連合に入会するようになるまでのお話し、
第2回目です。
クリスチャンとなった梅本先生は、
牧師になる夢を持ちつつ、
神の召命の声″を待つ日々を歩んでいました。
先に参加した双子の弟さんの話を聞き、
「これは正に神からきたものか、
そうでなければサタンだ」と思い、
真実を見極めるために、
「特修」に参加することにしましたが──
☆
自己を捨て、為に生きよ″、神の言葉だ!
憲二さん 私が参加したのは1963年11月1日から22日まで
埼玉の戸田修練所で行われた「第10期特別修練会」です。
講師は周藤健先生でした。
私は、これが本物(神)か偽物(サタン)か見極めるべく
一日目から目を皿のようにして講義を聞いていました。
心を奪われてはいけないと思い、
統一教会の聖歌は小さな声で、
賛美歌の時は大きな声で歌ったんです(笑)。
☆
修練会3日目(11月3日)は日曜日でした。
この日、東京の統一教会本部(立体文化センター)で
西川勝先生の説教があるというので、
修練生(10数人)も参加しました。
礼拝参加者は私たちも入れ60人前後はいたと思います。
説教壇に立たれた西川先生は、
居ながらにして威厳があり、
昔の義人聖人が目の前に現われたような印象を受けました。
そのときの説教題は「現実より未来のために」でした。
西川先生は、「自分に何かしてほしいなどと
思う人は私たちには必要ありません。
自分を捨て、世のため、人のため、未来の為に、
生きようとする人が必要なのです!」
と、全身の力を振り絞って、文字通り
汗と涙を流して切々と訴えられました。
礼拝に参加した人たちは、皆感動し、
あちらこちらで嗚咽する声が聞こえました。
☆
私はその場の霊的威厳と迫力に圧倒されてしまいました。
礼拝が終って考えました。
「自分を捨てて、他のために生きよ″
などと言うことを全身全霊で訴える。
こんなことはサタンにはできない、
そんなことをすればサタンは滅ぶしかない」、
「とすればこれは間違いなく神からきているものだ」。
私は、その場でこのように結論し、
即座にこの道への献身を決意しました。
その後、私は会社を辞め、反対する親を説得し、
翌年(1964年)4月5日に
統一教会伝道師として第一歩を歩み始めたのです。
私の最初の任地は奈良(教会)でした。
そんなわけで、気が付いたら、
私は確かな神の声″を聞いて、
統一教会の「牧師」になっていました。
慕わしきわが主、わが父母
真の父母様との思い出
「深い心情で愛してくださる方」(後編)
世界家庭8月号より
真の父母様との思い出
「深い心情で愛してくださる方」(後編)
世界家庭8月号より
☆
再編集 文責:ten1ko2
「現実より未来のために」
まさに、真の父母様が歩まれた道でした。
ご自身の幸福よりも、
後孫の幸せと人類の平和・幸福のために、
自らを犠牲にしていかれた道でした。
西川先生の、その精神に
感動され、共感された梅本先生は、
献身の道を行かれたのでした。
今、私たちも困難な立場に立たされています。
しかし、これも未来に希望を残すための
蕩減の道であると思えば、感謝していきたいと思います。
梅本先生の献身後の道のりは
次回以降のお楽しみです。。。
※ 当ブログ記事の転載、拡散について
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名とURLを記載して頂くようにお願いいたします。
なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
その際は、リンクを貼っていただくか
当ブログ名とURLを記載して頂くようにお願いいたします。
なお、当ブログの記事に対して
曲解や悪用ととれる引用、無断転載
に関しては、固くお断りいたします。
※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。