神様は、父と母である──
家庭連合では、神様のことを
「天の父母様」と呼びます。
史吉子(サ キルジャ)先生のみ言より、
「天のお父様」だけでなく、
「天のお母様」を求めてくださいという
とても貴重な証しです。
☆
私たちが知るべき天のお母様
私たちが一つ知らなければならないことは、
神様には天のお父様だけではなく、
天のお母様もいらっしゃることです。
大邱へ行くと、李月光(イウォルグァン)勧士がおられます。
その方は普段から、神様と一問一答する神霊的な方でした。
その方が初めて天のお母様を発見されましたが、
その方は既成教会に通っている時から
按手の能力がありました。
神様はその方に恩恵をくださろうとして、
山や野に呼び出して精誠を立てさせたそうです。
そうして優秀な神霊者になって、
人々に按手祈祷をたくさんしてあげましたが、
統一教会に入教した後、原理を聞いてからは、
できるだけそのようなことをしないようにしたそうです。
それなのに、しきりに患者が尋ねて来るので、
仕方なく按手祈祷をしてあげるしかなかったのですが、
病気を治してあげると、 自分が蕩減を受けるそうです。
☆
それで按手祈祷をするのが嫌で、ある時は教区長と
按手祈祷集会を開くことを約束したにもかかわらず、
その集会場へ行かなかったそうです。
すると、神様が腹を立てて去って行かれたそうです。
神様が去ってからは、どこか深い所に落ちたのか、
上に上がるのか下がるのか、前後を全然見分けることができず、
まっ暗な所に閉じ込められたようであったそうです。
それでびっくりして、「神様!神様!」と言いながら、
喉が裂ける程に叫んだそうです。
それでも、何の回答も無かったそうです。
☆
その瞬間に、「そうだ!
天のお母様がいらっしゃる!」と言う考えが浮んで、
「天のお母様!!天のお母様!」と言いながら、
ありったけの声を出して天のお母様を呼んだそうです。
普段は天のお父様が、「おお、愛する私の娘よ」
と言いながら男性の声で話されるのに、
今回は「どうしたの〜?」
と柔らかい母親の声で話されたそうです。
それでその勧士が、
「天のお母様!私を助けてください。
天のお父様が私を捨てられましたが、
どうすれば良いですか?」と哀願したそうです。
天のお母様が、「それでは待っていなさい。
私がお父様にお訊きして来るから」
と言われたそうです。
そして暫くしてから現れて、
「あなたは、どうして約束したことを守らなかったの?
一日に12回以上もあなたが心変わりをしたから、
天のお父様がとても怒られたのよ」と言われたそうです。
その話を聞いてこの勧士は、
「天のお母様! 今回、一度だけ許してください。
二度とそのように致しません」とお詫びしたそうです。
すると、「そう??それではまた行って
お訊きして来るから」 と言って行かれましたが、
また来られて、
「天のお父様は到底許すことができないが、
天のお母様が頼むので、今回一度だけは許してあげる」
と言われたそうです。
☆
このように、天のお母様が
天のお父様の側に一緒にいらっしゃるのですが、
人間は天のお父様だけを探し求めて、
誰も天のお母様を探し求めませんでした。
それなのに、「あなたは、私をどのように探したの?」
と言われながら、 「ありがとう」 と言われたそうです。
ところで、天のお母様の声をじっと聞いていたら、
その声が真のお母様の声だったと言われました。
☆
この話を聞いた後、私も祈る度に天のお父様を呼びながら、
「天のお母様」と一緒に呼びましたが、
私が先にお話しした啓示 (イーストガーデン聖地での啓示)を
くださった方は、天のお母様みたいでした。
なぜならば、私が母性愛を感じたからです。
すなわち、天のお父様だけを呼ぶ時よりも、
天のお母様を一緒に呼んでみると、
完璧で均衡の取れた、誠に心強い神様がいらっしゃるようでした。
私が皆さんに天のお母様を探し出してあげたので、
これからは祈る時に、そのように呼んでみてください。
私は天のお父様だけを呼ぶ時よりも、
天のお母様を一緒に呼ぶと、
どんなに胸が暖かくなるかわかりません。
天のお母様が、
「どうして私を知って呼ぶの? ありがとう」
とおっしゃったと言われたではないですか?
こんなにも柔らかくて、優しい
天のお母様がいらっしゃるということを、
皆さんが知ったら良いと思います。
史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
☆
巡伝団(大学卒業生の巡回伝道団)原理講師要請修練会1996年、
40日祝福家庭婦人修練会(天宙清平修錬苑)2005年〜
これらの特別講義の内容を整理したもの
再編集 文責:ten1ko2
40日祝福家庭婦人修練会(天宙清平修錬苑)2005年〜
これらの特別講義の内容を整理したもの
再編集 文責:ten1ko2
最近は天心苑祈祷の際、
韓国語で、お父様、お母様と何度も呼びかけますが、
そうすることによって、天に通じます。
一度も涙の祈祷をしたことがなかった人も、
知らないうちに涙が出たと証ししていました。
それは、もしかしたら、天のお父様だけでなく
お母様に呼びかけるからかもしれません。
真のお母様より、神様を
「天の父母様」と呼称するようになったのは、
真のお父様の聖和の後のことです。
このみ言が語られたのは、2000年前後ですが、
すでにこの時から史吉子先生は、
「天のお母様」というお話をしておられたのですね。
この勧士ニムの証しによると、
神様は、天のお父様と天のお母様、
二つの人格があるのですね。
といっても、男性神と女性神という独立したものではなく、
父母であり、親である、
二人で一つの存在だといいます。
改めて、神様は天の父母である、
そういう意識をもって、神様に向かい合いたい・・・
そのように思うのです。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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