史吉子(サ キルジャ)先生の
「原理に関するみ言の証」より、
『メシヤの能力と責任 』を3回に分けて紹介します。
☆
メシヤの能力と責任
サタンの讒訴を誰が断ち切ってくれ、
誰が阻んでくれるのか?
これは神様が阻むことができません。
どうして、そうなのでしょうか?
サタンが誰と結託したかと言えば、
人間と結託したからです。
それで、人間の中でメシヤが
サタンの正体を全て明らかにして、
むしろ、「お前、 これこれの罪を犯した
サタンではないか?」と言わければなりません。
そうすれば、サタンはどうすることもできなくなります。
これがメシヤの能力であり、責任です。
☆
サタンも神様の愛が恋しくてエバを犯したし、
自分を中心として神様の愛を
もっと受けたくて堕落しましたが、
ルーシェルも自分がやらかした
6千年の罪悪歴史を嫌っているのです。
サタンも自分がしでかしたことが、
そんなにも大変なことであったと知っていたでしょうか?
最初は、わからなかったのです。
実はサタンであるルーシェルも、
昔の神様の忠実な僕の立場に帰りたい思いがあるのです。
☆
それでは、誰がサタンを
本来の場所に帰すことができるのか?
それはメシヤにしかできないのです。
近頃のお父様は、「私は神様もできない
役割を果たした!」とおっしゃいます。
なぜならば、サタンの讒訴を断ち切って、
神様を解放させてあげたからです。
そしてお父様は、
「あなたたちがどんなに原理を勉強しても、
原理がよくわからないだろう。
本当に原理をよくわかる存在は、三人しかいない。
神様とメシヤとサタンだ」とおっしゃいました。
☆
しかし、サタンも人間が長成期完成級まで
上がった時に堕落させたので、
長成期完成級以上はわかりません。
私は、そのみ言を聞いて安心しました。
なぜならば、 私たちが原理講義をどんなにしても、
原理が完全にわからないからです。
それだから、原理は原理講論そのままを
伝えなければなりません。
お父様は原理講義をする時、
自分の言葉を交ぜるなと言われました。
☆
サタンは神様が自分を憎むことができないことを
知っているので、メシヤにも、
「メシヤよ! 神様は私を憎むことができません。
だから、あなたがメシヤなら私を憎んではいけません。
もしあなたが神様の息子であり、
神様の代身者として地上に来られたのなら、
私が本然の立場に帰って来ることを
神様がいつも願うように、あなたも
私が本然の立場に帰って来ることを願うべきです。
そうしなければ、 私の帰る道が無いじゃないですか?
だから、 私を憎むことができません」
と言いながら、徹底的に食い下がるのです。
☆
これに関するお父様のみ言が、
『真の父母様の生涯路程』第7巻 340ページに出ています。
「神様が今までサタンを屈服させることが
できなかった原因が、どこにあるか?
そして、人類が今までサタンを
屈服させることができなかった原因がどこにあるか?
ただ一つ、サタンが主張するのです。
『私は堕落したとはいえども、
本然の原則的な基準で父母の心情から見たなら、
神様が私を愛するようになっており、
神様の息子が私を愛して初めて、
天国に行くようになっているのが
原理原則ではないですか?』と言うのです。
このように出れば神様は手も足も出ないのです」
「天国に入ることができる資格者になり、
完成した人間の位置に上がろうとするならば、
私(サタン)を愛したと言う条件を
立てなければなりません。
そうでなくては、完成の位置に上がる道が
無いのだ」と主張する
サタンの言葉に引っ掛かっているのです。
史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
☆
再編集 文責:ten1ko2
「あなたたちがどんなに原理を勉強しても、
原理がよくわからないだろう。
本当に原理をよくわかる存在は、三人しかいない。
神様とメシヤとサタンだ」
このお父様のみ言は、衝撃的ですね。。。
ただ、お父様に進言するのは、憚られるのですが、
「本当に原理をよくわかる存在は、四人しかいない。
神様とメシヤと真の父母だ」
でも、メシヤ=真の父母と考えると、
「一人だけれど、二人と同じだ」
そのように解釈できますね。。。
サタンの正体、その存在を知るがゆえに、
サタン屈服の道を歩まれ、
恩讐を愛する道を開拓された真の父母様。
その歩みに改めて感謝申し上げます。
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あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
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全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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