2024年01月22日

〜周藤先生を偲んで〜 「もし文先生に出会っていなかったら、君の人生はどうなっていただろうか」



240122.png


もし先生(私)に出会っていなかったら、
君(周藤健)の人生は
どうなっていただろうか。


文鮮明



先日聖和された周藤健先生。
このブログでも本当にお世話になりました。

今回は、先生の『自叙伝』を、43回もの長きにわたり、
動画編集に尽力された方の証しです。


2023年12月22日の朝、周藤健先生(43双)が聖和された。
享年92であった。

筆者は、周藤健先生の自叙伝
「真の父母様と共に歩んだ人生」(動画版)の制作に携わった。

全42回、プラス番外編1本。
その本数と時間の長さは、
自叙伝ものとしては異例である。

第1回を2014年5月に配信、
(結果的には最終回となった)第42回は
2018年9月に配信となっている。

番外編の「『成約摂理解説』発刊に寄せて
今明かされる世界と人類に残すべきみ言」は、
2019年4月に配信されている。

同シリーズは、およそ5年をかけて完結した。

しかしこれは、「いったん完結」ということであって、
周藤先生本人は、事情が許せば、何回でも、
何年でも語り続けたかったというお気持ちでいらっしゃった。

シリーズを通して公開された43のエピソードは、
文字どおり、全てが真の父母様と周藤先生が
共に生きた軌跡を証しした内容であった。


筆者はその後、2021年の8月に3本立ての
「周藤健先生証しシリーズ」の制作も担当させていただいた。

無神論者であった周藤先生は大学時代、
病気療養中に聖霊体験を通して神の存在を認めるようになる。
ろう学校で教師をしていた頃にクリスチャンとなり、
イエス様との霊的な交流を体験した。

その後、統一教会(現・家庭連合)と出合い、
真の父母様と共に歩むようになる。

各タイトルは、第1回「天の父母なる神より生かされしわが命」、
第2回「イエス・キリストが今、わが身に語り給う」、
第3回「真の父母様に出会うまでの道として」となるが、
これはいずれも周藤先生自身が付けたものだ。


前述の周藤健先生の自叙伝
「真の父母様と共に歩んだ人生」(動画版)の制作は、
基本的に1回分ずつインタビュー収録を行い、
それを編集し「U-ONE TV」で配信した。

インタビュー収録ごとに事前の打ち合わせの時間
(内容を整理し、準備する時間)が必要となる。
周藤先生が強く希望されたからだ。

打ち合わせのために要する時間は
実際のインタビュー収録時間よりも何倍も長い。
平均すれば1回の打ち合わせは
3時間ほどになるかもしれない。

他にも編集途上でのチェックの時間、
制作終了後の振り返りなど、ビデオ制作を中心として
膨大な時間を周藤先生と共に過ごすことになった。


周藤先生はしばしば、インタビュー形式で話すよりも
講義や講演形式でお話しすることを望んだ。

制作上の理由で番組の大半はインタビュー形式での収録となったが、
教会での礼拝の時間や教会員の学習の場、
講演会で語られた内容も収録し、番組で紹介した。


周藤健先生の自叙伝「真の父母様と共に歩んだ人生」(動画版)の
オープニング部分には、
真のお父様(文鮮明〈ムン・ソンミョン〉総裁)が
周藤先生に直接語られたという

「もし先生に出会っていなかったら、
君の人生はどうなっていただろうか」

というみ言のテロップが流れる。

周藤先生は、このみ言を握りしめて、
生涯を真の父母様と共に歩んだのである。


『世界家庭』(2021年12月号〜2022年11月号)に掲載された
「真の父母と共に歩んだ人生」(テキスト版、全11回)は、
主に自叙伝「真の父母様と共に歩んだ人生」(動画版)
語られた内容をもとにまとめられたものだ。


周藤先生は、真の父母様に直接侍り、
直接指導を受け、直接たくさんのみ言を受けてこられた。

その意味で、周藤健という人物は
「み旨の道における成約時代の語り部」
として生きてこられたかたであったといえる。

周藤健先生が原理教育に尽力した
世界的講師であったことは誰もが認めることだろう。

その原動力は真の父母様との出会いにあった。
徹頭徹尾、真の父母様を証し続けようとされた
そのスピリットは最期まで失われることはなかった。


2023年12月。
筆者は、周藤健先生の帰歓式と聖和式で上映する
メモリアルビデオの制作にも携わることになった。

ビデオ制作を中心に、およそ10年にわたって
周藤先生と共に歩ませていただき、多くのことを教えていただいた。

この場を借りて御礼と感謝の言葉を申し上げたい。

周藤健先生、ありがとうございました!

制作の舞台裏から 44
周藤健先生の生涯〜原理教育に尽力した世界的講師
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=22716
(blessed lifeより)

編集 文責:ten1ko2


『インタビュー形式で話すよりも
講義や講演形式でお話しすることを望んだ』
やはり、名講師、周藤先生ならではの逸話ですね。

とても個性的な字を黒板に書かれ、
グルグルと字の周りを囲まれたり、
大事な単語を何度もチョークで強調されるので、
チョークも折れることもしばしばありました。

周藤先生の講義には、魂が引き込まれる・・・
そんな印象でありました。

改めてになりますが、
可能であれば、膨大な自叙伝の内容を
文字起こしでも、皆様にお伝えできたら、
と思っております。





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2024年01月21日

災害・事故から出発した日本の年始、暗雲を吹き飛ばすための家庭連合のあり方 《田中会長》



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田中富広会長が始務式で語られた
メッセージ(要旨)をお伝えします。
とても明快で希望的なみ言です。

会長メッセージ
世界平和統一家庭連合 会長
田中富広

天心と一つとなって歩む一年に



本年もよろしくお願いします。

2024年は、元日から地震と津波の被害が発生し、
翌日には日本航空(JAL)機と海上保安庁の
航空機の衝突事故が起きてしまいました。

お亡くなりになった皆様に哀悼の祈りを捧げ、
ご家族にお悔やみを申し上げるとともに、
避難生活を余儀なくされている方々の通常の生活が、
一日も早く戻ってくるよう心から祈念いたします。

災害の一報を耳にされた真のお母様は、
すぐに連絡を下さり、日本国民のためにより一層、
精誠を捧げること、被災地域の救援のために
全力でサポートすることなどを強調されました。

さらにお母様は震災後、間髪を入れずに、
李基誠・天心苑苑長を日本へ送るようにしてくださいました。

そして、日本家庭連合では、昨日(1月3日)から
3日間の特別徹夜精誠祈祷を捧げています。
韓国で捧げられている天心苑特別徹夜精誠と連結できるよう、
中継で結ばれた全国の1万4000拠点で、
多くの祝福家庭、食口たちが同参しているのです。

何よりもありがたいのは、お母様が
日本の神霊的保護圏を築いてくださるとともに、
日本の食口を守り、日本列島を覆う
暗雲を吹き飛ばすために投入してくださっていることです。

年頭標語に込められた
真のお母様の心情と願いを振り返る

年初に「2024元旦全世界天心苑徹夜精誠特別祈祷会」
(韓国・HJ天宙天寶修錬苑)が開かれ、
参加者は映像を通してお母様のみ言を頂きました。

それは、2014年に年頭標語を定められたときのものでした。
改めて、年頭標語に込められたお母様の
心情と願いを振り返る機会が与えられたのです。

「創造主 天の父母様に似た、
真の愛を実践する天一国の真の主人になろう」

一貫して変わらない、この年頭標語に込められた
お母様の思いと願いもまた、不変です。
お母様は、成就するその日を待ち焦がれていらっしゃるのです。

真の父母の歩みの目的は、天の父母なる
神の存在を人類に着地させること

本日、この始務式で皆さんと共有しておきたいことは、
お母様が今、関心を寄せ、
心を注がれていることが何なのかということです。

第1は、「真の父母論」の安着です。

基元節の宣布によって、天一国時代を迎えるようになりました。
すでに新しい時代の幕は開かれています。

にもかかわらず、天の願いに反して、
「真の父母」の位相と価値に対する正しい理解は、
いまだに人々の間に安着していません。
そこに、お母様の痛みがあります。

昨年奉献された天苑宮・天一聖殿には、
真の父母様の生涯路程と天一国創建に向かう
摂理路程を描いた、
14枚の宗教画(壁画)が設置されています。

お母様は奉献式の日、この壁画に込められた思いを
私たちに吐露されました。

「これからは原理講義だけではだめなのです。
併せて真の父母の生涯路程を教育していかなければなりません」

この“生涯路程を教育しなさい”というみ言の意味は、
真の父母の偉大さを伝えるというより、
神が天の父母であることを知らせてほしいということです。

真の父母が歩まれた路程を正しく見詰めれば、
神が天の父母であることが分かります。

真の父母の歩みの最大の目的は、
天の父母なる神の存在を
人類にいかに着地させるかにあるのです。

 
第2は、天苑宮の完成・入宮です。

天苑宮・天一聖殿を完成させ、
真の父母様の入宮を果たさなければなりません。
天一聖殿は、神様がご自身の夢を実現される
地上の基地であり、安着される基地です。

天一聖殿を通して、神様の夢は実体化されるのです。

 
第3に、未来世代の確立です。

真のお父様の聖和後、この11年間、
お母様はこの分野に投入し続けてこられました。

その目的はただ一つ。
永遠に一組である人類の真の父母と一つになった
二世圏を育成することです。

特に今は、地上の摂理を担われる
お母様と一つになった
二世圏を育てることに焦点を絞っていらっしゃいます。

私たち一世が、お母様と一つになることが
求められているのは当然ですが、
未来を担う世代をごらんになったお母様が、
「これで未来は大丈夫だ!」と安心される基準まで、
二世圏を引き上げていかなければなりません。

これが我々に課せられた責任であると痛感します。

 
第4に、神氏族メシヤ勝利を通した、
救国救世基盤の造成です。

全ての祝福家庭が目指すゴールはただ一つ、
神氏族メシヤ勝利です。

これは、お父様の遺言であり、
全ての食口にとって譲ることのできない、
教育の核心でもあります。

「天寶勝利家庭」という称号は、
あくまでも結果的に得るものであって、
本質は神氏族メシヤの勝利です。

「一世ができなければ、二世が引き継いででも
成し遂げなければならない」と何度も聞いてきたように、
私たちは、ここに焦点を絞って歩んでいかなければなりません。


日本家庭連合は、以上の点を果たしていくのに
ふさわしい組織体制に切り替わっていきます。

2024年は、私たちの意識や感覚にも
変化が求められていくことでしょう。

私たちは年始から、お母様と一つとなって
三日路程を歩んできました。
私たちは天運の中にあります。

天心と一つとなり、さらに結束して
前進してまいりましょう!

1月4日、東京・渋谷松濤本部
「2024天の父母様聖会 神日本大陸 始務式」
(中和新聞より)

編集 文責:ten1ko2


真のお母様が
日本の食口を守り、日本列島を覆う
暗雲を吹き飛ばすために投入してくださっている。。。

本当にありがたいことです。

自分の力だけでは限界がある
私たち一人ひとりですから、
田中会長のみ言のごとく、
天と一つとなっていきたいと思うのです。




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posted by ten1ko2 at 09:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月20日

家庭連合一世信者は、神の愛の基準に立ちかえらなければならない?! 《蝶野部長6》

縦軸が大事! ただし、み旨中心ではなく、愛を中心として一つとなる?!


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(私は)世界や人類を愛する以上に、
神様を愛することに気が狂っている


文鮮明



蝶野部長の夫婦講座、続編です。

家庭連合の祝福結婚を受けている夫婦への
本来の基準と言いますか、
少し厳しいお話になっています。


(祝福家庭の)夫婦の価値というものに
我に帰らなければなりません。

ただこの世の幸せを求めてきた、
というのは普通の夫婦にすぎません。

一般の結婚より、不倫、離婚がないかな
という動機だと、普通の夫婦です。

自分に都合がよい、愛されたいという
動機が変わってないまま。。。
配偶者を普通の男女と見ているだけ、
ということになります。

だけど(祝福を)受けたから無原罪。
無原罪だけど、普通の夫婦と同じ、という家庭が量産されていく、
これは滅びの兆候があると思うのです。

祝福の価値にかえっていくのです。
自分の生い立ちのレベルで、配偶者を愛するのではありません。
心理学的レベルでは限界があります。

自分の相手はただの男、女じゃない、神様です。
祝福を受けたということはそうだということになります。
私の神様。

法廷論的には、血統に関してはサタンは讒訴できません。
無原罪だと言われれば無原罪です。

(ただし)本当の子どもなら親の心を通して全てを見る、
自発的な心があるはずなのにそうではない、
しかし戸籍には入ったという立場です。

本当の意味で心情を完成させなければ、
血統転換の最後を締めくくることにならない、
ということになるんだと思います。


神の価値で相手を見る、
ともにみ旨を歩んだ運動体同志ではなく。
お父様は行動や運動体を通して一つとなれと言っていない、
愛で一つとなるというのです。
(これは)レベルが高い。

(私たちの祝福は)蕩減祝福であるが、
創造(再創造)も入っているのです。
蕩減は再創造のためであり、
蕩減のためだけの祝福はありません。

(「掃除」を例にとると)掃除が目的ではなく、
部屋をきれいにするためです。
蕩減、穴埋めが好きというのはおかしいのです。
蕩減は自分が作られていくためのものです。

蕩減、穴埋め、清算が好きというのは異常なのであって、
真人間に成長して、神になるために摂理的には蕩減があるのです。 
自分がつくられていくための蕩減です。


(祝福家庭の)夫婦も、蕩減のためだけに
マッチングを信じてすべてを投げうちました。

2世は、(そのような)1世の信仰は凄いと言います。
しかし、「両親を見ていたら愛は見えない。
歩みはすごいけど、愛がない」(というのです。)

(逆に)2世を見れば、縦があれば鬼に金棒だが、縦が薄い、
縦的なものを入れていかないと、
ただ受けただけでは手放しで喜べません。

しかし1世の祝福は、こんなに夫婦が真反対でも
離婚の率は格段に少ないのです。
ということは縦がある(ということです)。

縦だけだと愛はない、縦を誇っても2世はしらけるだけなので、
あまり過去の歩みを誇るのはやめましょう。
メシヤを迎えるための武勇伝。。。


なぜ私たちが苦労の道を行って、
ここまで犠牲をして、最後霊界でお父様と会おう、
という群れになっているんでしょうか。

それは、お父様がブレなかった理由と同じですよ。

お父様の強靭な忍耐力と信仰はなぜあるのか、
「先生は君たちや世界を愛するためにやっているという以上に
神様のことで気が狂っているからだ」

とおっしゃいました。

つまり縦軸があるわけですよ。
神様のことで気が狂っているから、
どんなに反対されてもあまり動かないのです。
なぜ?横は気にならないのです。

横に関心が行ったとしたら、慰められようとしたら、
一発で世間体を気にするようになります。

お父様の心には、神様を慰めることしかなかったので、
興南に行く時も、真っ先に神様を慰めたというんですね。

2019年5月北千葉「夫婦講座」より
以前、教区にお呼びした時の講義です。
編集 文責:ten1ko2


自分の家族を置いて、献身してきた一世たち。。。
でも、本当は、氏族を伝道しなければならない、
そのようなみ言もありましたし、
親から反対されたとしても、
み言を伝えるべき期間でした。

お父様は、10日に一度、親に手紙を書け、
とおっしゃられました。
親を愛した条件を立て、
み言を伝えるためだったと思います。

ですから、一世である私たちも、
本来は氏族復帰をしながらみ旨を歩む、
そのような立場であったと思います。

ただし、お父様は、愛したくても愛せませんでした。
すべてを神様のため、そして私たち人類のために
尽くしくださり、現在の
愛すべきものを愛することができる
時代となったのです。

実際、当時は私たちにおいても、
厳しい現実がありました。。。

いくら親を愛していても、
この道に進むことを反対されたのなら、
神様に背を向けることはできない、というのが
私自身の本心の叫びでした。

このようにお父様が、何よりも神様を愛していかれた、
狂ったように神様を愛された、
その道が何よりも貴いし、
お父様が歩んでくださったので、
私たちもその心情を相続する(受け継ぐ)
ことができるのだと思うのです。





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