2024年02月15日

金儲けのためにやっているのではない?! 《史吉子先生》



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史吉子(サ キルジャ)先生
「原理に関するみ言の証」
『メシヤの能力と責任 』最終回です。

 
お父様が、 パンダ自動車株式会社を中国に
作ろうとされた理由を聞いたことがありますか?

お父様は、中国を天使長国家として神様の摂理に
立たせなければならないので、
中国を助けてあげようとされたのです。

中国は今は生活がよくなりましたが、
その当時は経済がとても大変でした。
統一産業の文社長を連れて行かれて、何はともあれ、
科学技術を全て教えなさいと指示されました。

そして、パンダ自動車が中国に設立されれば、
パンダ自動車から出る利益の大部分は
中国に返しなさいと言われました。

先進国と後進国の差が拡がるのは、
先進国が科学技術を公開しないで独占するからです。

特に、日本のような国は地下資源がほとんどありません。
それで科学技術で製品を作って、売り込んでいます。
そして、ロイヤルティー (特許権料)をたくさん受け取っています。

しかし、戦争の無い世界平和を成就させようとするならば、
それをしてはいけないのです。

 
その当時、統一産業は、ドイツにも機械工場がありました。

それでお父様は、ドイツの技術、日本の技術者たちを
中心とする日本技術、韓国の統一産業を中心とした
韓国技術など全てを持ってきて、
無条件に教えてあげなさいと指示されました。

それで、最近聖和された文社長がすっと立ち上がり、
「お父様! そのように秘密を全部教えたら、
私たちの統一産業は10年経っても、
20年経ってもお金を儲けることができません。」
と言われました。

そのお話を聞いてからお父様は、「こいつめ、
私が中国に自動車会社を作ってあげるのは、
金儲けしようとしてではない!

中国を将来、摂理の中に立てなければならないから
作ってあげるのだ!
そこから出る利益は、
ほとんど彼らに返さなければならない!

彼らは神様を信じない無神論者ではないか!
最初から神様を信じなさいと言えば、信じるか?
彼らは腹がすいているから、
先に満腹にさせなければならない。

そうしてから、私の話を聞きなさいと言うべきだ。
腹が一杯になった後には、頭を下げて
入って来るようになっているのだ。」とおっしゃいました。

 
そして、真の父母様は旧ソ連のゴルバチョフや
北朝鮮の金日成を暴力で打ち負かさないで、愛で抱きました。
彼らに会い、真の愛で自然屈服させました。

神様とメシヤの言うに言えない苦痛が何かと言えば、
確かにサタンは悪いことは悪いのですが、
どうすることもできないと言う事実です。

反対に、世間ではお互いに仇を討つために、
人を殴って殺して、戦争を起こします。
こんな悪循環が続いています。
  
一方、神様の作戦は何か?
神様はサタンである天使長ルーシェルを
どんなことをしても愛で感化、感動させて、
自然屈服させることです。

サタンの作戦は強制的に屈服させることなので、
神様の作戦とは違います。

今日までの全ての戦争史は、互いに
強制屈服させようとして繰り広げられたので、
繰り返し復讐だけが続くのです。

愛で自然屈服させる神様の作戦は、ちょっと時間がかかります。
しかし、サタンを感化、感動させて
自然屈服させる道しかないのです。

それが完璧に勝利する 道です。

史吉子/ 著「原理に関するみ言の証」
再編集 文責:ten1ko2


愛で自然屈服させる道・・・
それが神様の作戦である、と言います。

しかし、史吉子先生が語られるように、
時間がかかる、というのです。

真の父母様もそのような道を行かれました。
私たちもそのことを根底におきながら、
物事に対処するべきだと思うのです。


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posted by ten1ko2 at 09:10 | Comment(1) | TrackBack(0) | 史吉子先生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする