Blessed Lifeの人気エッセイスト、
橘幸世さんによるエッセー
「続・夫婦愛を育む」をお届けします。
☆
先日、倒木による停電により、
乗る予定だった特急列車が運転見合わせとなりました。
再開見通しが立たぬまま、
駅の待合室で待つこと2時間半。
暖房はありません。
電車を諦めて長距離バスに乗ろうか、
席はあるか、バスは運行できるかと、
思い巡らせていると、倒木場所の先の駅まで
代行バスが出るとのアナウンス。
着いた駅でさらに待つこと1時間、
特急列車が手配され、予定より
4時間余り遅れて無事帰ることができました。
突然の不運にも、よその国だったら
どうなっていただろうと思いました。
また、雪で困った過去の出来事が
あれこれ思い出されました。
☆
子供たちがまだ2歳と1歳の頃、
下の子をおんぶして上の子の手を引き、
保育園から帰ろうという時、
バス停で待てど暮らせどバスが来ません。
突然の大雪に東京の交通機関がまひしたのです。
携帯もない時代。
辺りには誰もいない、ぼたん雪が降る暗い中、
幼い娘は疲れて抱っこをせがみますが、
こちらの体力にも限りがあります。
たまに通るタクシーに手を振るも、
既に乗客がいます。
途方に暮れていると、
一台のトラックが止まってくれました。
若いお兄さんが家の近くまで乗せてくれたのです。
降りる時に渡そうとした薄謝を受け取ることもなく。
本当に救われました。
☆
アメリカで活動していた時、夕方雪が降る中、
ガソリンスタンドの前で迎えを待つこととなりました。
そのガソリンスタンドは午後5時に閉まるのですが、
寒かろうと、オーナーが暖かい事務所の中で
迎えが来るまで待たせてくれました。
私に付き合った従業員さん、
見も知らぬ者のために残業です
(手当が付いたか分かりません)。
雪関連以外にも、助けられたエピソードは
いろいろあります。
振り返れば、ただただ感謝です。
☆
自分の人生、予想もしなかった
展開がたくさんありました。
「私の人生、そうなる?」
「なぜこんな事が起こるの?」
と思わぬ方向にかじが切られます。
不安や心配が湧いてきますが、
そんな時、自分に言うのが、
「神様は悪いようにはされない」。
絶望や大きな悲劇に襲われた時は、
とてもそうは言えないと思いますし、
そんな中にいる人にかける言葉ではありませんが…。
「必ず勝利するぞ、天が付いている」的な
波動はちょっと苦手です。
でも、これまでも何とかなってきたので、
次の試練が来ても、「神様は悪いようにはされない」
と事態を受け止めるようにしています。
神様のご計画を尋ねながら、歩むよう努めます。
不確定要素が増すばかりと思われる昨今、
どのような展開が待っているのか
知る由もありませんが、天に尋ねつつ、
真の父母様のもと、家族・兄弟姉妹と
支え合いながら、歩んでいきたいと思います。
続・夫婦愛を育む 15
神様は悪いようにはされない
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
神様は悪いようにはされない
ナビゲーター:橘 幸世
(Blessed Lifeより)
☆
再編集 文責:ten1ko2
まさに、「捨てる神あれば拾う神あり」ですね。。。
先日、ナイジェリアの兄弟と米日家庭の祝福二世3人と
ライン電話で授受する場を持ちました。
そのナイジェリアの兄弟は、日本で伝道されたあと、
事情により、強制出国されました。
今はアメリカにわたり、祝福を待っているような立場です。
もともとイスラムの信仰もあり、その土台で導かれているので、
神様はともにある、という信念の持ち主でした。
絶望的な状況でも、絶対にあきらめない、
神様は必ず導いて下さる、という確信の中で
奇跡的に導かれていきました。
本当にとても学ばされることがとても多いです。
橘先生の証しを聞いて、
そんなことを思い出しました。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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