自己牧会プログラムの体験談、
アーカイブスより
「自分を批判する人の幸せを祈る」です。
☆
(50代)
仕事を終えた帰りの電車で、メールやLINEの確認をしていた時のことです。
子供のPTA活動を一緒にしている婦人から、
一通のメールが入っていました。
そこには、私の「足りなさ」についての指摘が、
ダーッと書き連ねてありました。
「メールのチェックが甘い」
「授受作用が足りない」
「誤字脱字が多い」などなど……。
当たっている面もありましたが、
あまりにも痛烈な批判だったので、
頭が真っ白になってしまいました。
そのショックの程度はというと、
乗り換えで降りるべき駅を乗り過ごしてしまったほどでした。
まず、どう返信しようかと一生懸命考えました。
そしてとりあえず、「こういう事情があったのよ」
などと、言い訳じみたことを送ってみました。
すると、さらなる批判のメールが
3倍くらいになって戻ってきたのです。
途方に暮れました。
☆
その時の私は不安と恐れでいっぱいで、
どうしたら理解してもらえるだろうかと、
自分なりに思考を巡らせて対処していたのですが、
この段階になってようやく、「自己牧会プログラム」の
ワークをすべきだったことに思い至りました。
そこで、「ここはいったん落ち着こう」と考え、
スマホをバッグにしまいました。
そして家に帰ってから、
「自己牧会プログラム」の本を開いて、
こういう場合はどのワークがふさわしいかを探しました。
すると、「神の祝福を願う祈り」のワークが
目に飛び込んできたのです。
それは、「苦手な人、愛しにくい人、
怨讐関係にある人に対し、神様の立場に立って、
その人の幸せを願いながら祈る」というものです。
「これだ」と思いました。
☆
でも最初は、その婦人のことを考えるだけでも苦しく、
ましてや幸せを祈るなんてとても難しい心理状態でした。
それでも本には、「まずは形だけでもいい、
心の底から思えなくてもいい」と書かれていたので、
頑張って唱えてみたのです。
「〇〇さんが幸せになり、
人間関係や仕事がうまくいきますように」
これを何度も繰り返すうちに、驚いたことに
自分の心が変化していくのを感じました。
彼女に対する恐れや不安、批判する気持ち、
遠ざけたい気持ちが徐々に消えていったのです。
☆
そこで改めてスマホに向かい、言葉を選びながら、
素直に謝罪のメールを送りました。
すると今度は彼女から、
ものすごく反省した内容の返事が来たのです。
こちらの気持ちが変わり、彼女の気持ちを
しっかり受け止めて心から謝ったことで、
彼女の心にも変化が起こったのだと思います。
一時は、しばらく会いたくないという気持ちに
までなっていましたが、数日後に
彼女と会う機会があった時、
何のわだかまりもなく接することができました。
「神の祝福を願う祈り」のワークには即効性があります。
大切な友人を失うことなく、さらに
絆を深めることができたことに感謝します。
私の心の中にいる神様 12
自分を批判する人の幸せを祈る
自分を批判する人の幸せを祈る
☆
再編集 文責:ten1ko2
「神の祝福を願う祈り」
素晴らしい効果ですね!
やはり、自分を批判する人のことを祈る、
というのは、簡単なことではありません。
しかし、まずは、形にする=口に出して祈る
そのことが大事なんだな、と思います。
今は、天心苑でも「呼名祈祷」を推奨しています。
名前を声に出して祈ることで、
何か霊界の役事が起きるのかな、と思います。
やはり、実践あるのみ、ですね。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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