田中富広会長が、
海外宣教に出発する若者に語られたみ言の最終回、
「必ず天が準備した人はいる」です。
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一月二十六日、千葉・浦安の一心特別教育院で、UPA一期生の神日本特別路程(2023年12月26日〜2024年1月26日、38ページに記事)の閉講式が行われました。田中富広会長はその場で、今年、海外宣教に出発するUPA一期生たちに、感謝と激励のメッセージを語りました。
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必ず天が準備した人はいる
必ず義人がいる
最後に、今度は送り出す側として一言申し上げます。
この一か月間を通して、皆さん全員を
日本の子供たちとして、母の国として、
世界に送り出していきたいという心境に至りました。
あらゆる側面において皆さんの勝利を
サポートしたいと思っていますが、
私から皆さんにお願いしたいことがあります。
三つ、申し上げます。
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一つ目、絶対に生きて帰ってくることです。
絶対に死んではいけません。
もう信仰なんかボロボロでもいいから、
何の実績も出さなくてもいいから、
絶対、生きて帰ってきてください。
これは皆さんの父母から見た、第一の願いです。
負債を背負ってもいいから、絶対に生きて帰ってくるのです。
世界では、何があるか分かりません。
真のお母様も、そのような中に
送り出す心境で皆さんを見詰めておられることは、
言葉に出されなくても分かります。
ですから、絶対に生きて帰ってきてください。
自分の身は自分で守るのです。
誰も守ってくれません。
まずこれを自覚してください。
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二つ目。日本は十年間にわたって、
天一国青年宣教師を海外に送ってきました。
私がその十年間を見ていて、海外宣教の
妨げになった一番の弊害は、
行ったメンバーたちが一体化できなかったことです。
アベル圏に立つメンバーたちが一つにならないので、
現地の教会も一つになれないのです。
そのような状況では、伝道はできません。
現地に入り、 全く新しい環境に飛び込むと、
「こうしたらいい。ああしたらいい」と、
みんないろいろな考えを持ちます。
しかし、アベル圏が一つに束ねられない限り、
カインは、共に生きたいと思わないのです。
「あぁ、このアベルと共に生きたい」と
カイン圏が思えるアベルになる方法は、
父母を中心として一つになった輝きを
見せてあげることです。
そうでない限り、無理です。
ですから、いかにチームが一つになるかは、
本当に重要なポイントです。
十年間の結論です。
ぜひ、そこを意識しながら、
お互いの考えやお互いの思いを共有し合ってください。
☆
最後、三つ目。先ほど、実績がなくても、
ボロボロになっても
生きて帰ってきてほしいと言いました。
でも、やはり実績は必要です。(笑い)
皆さんは、宣教に行くのですから、
宣教の種をまいてこなければなりません。
宣教の種は、命を生かすこと以外にはないのです。
したがって、世界に行ったら、絶対に最低一人は、
自立した信仰を持てる青年を立てて帰ってきてください。
皆さんがまいた信仰の種がそこから必ず繁殖する
というレベルの青年一人を立てなければ、
「良い経験をした」で終わってしまいます。
「あぁ、二年間、良い海外経験ができました」。
これでは、天の摂理にとって何の価値もありません。
絶対に信仰の種をまいて、命を生かして、
本人の主体意識で多くの人に真の父母を証す決意ができる人、
こういう人材を立ててほしいのです。
天は必ず用意しています。
真のお母様はおっしゃいます。
義人は必ずいるのだと。
天が準備した人が必ずいます。
皆さんを通さないと救われない人が必ずいます。
ですから、絶対に天の父母様を愛し、
真の父母様を愛する信仰の種を残して帰ってきてください。
以上です。
ありがとうございました。
世界家庭より
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再編集 文責:ten1ko2
一つ目、絶対に生きて帰ってくること
二つ目。チームが一つになる
三つ目。やはり実績は必要
1番目と3番目は矛盾したお願いですが、
やはり、親心からくる言葉だな、と思います。
真の父母様もきっと同じ思いでしょう。
天が準備した義人は必ずいると思います。
ぜひ、勝利して帰国することを祈っております。
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※ このブログは、
あくまでも個人の意志に基づいて、書いているものであり、
教会本部の意向とは直接関係がありません。
過去においても、今後においても
全ての責任は私自身に帰属するものであります。
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