以前、天寶修練会で語られた
チョン・ユサン教育局長のお話しがよかったので、
何回かに分けて紹介します。
「答えを受けられる祈祷をしよう」第1回目です。
☆
食口の皆さん、お元気ですか 。
「答えを受けられる祈祷をしよう」
というタイトルで恩恵を分かち合いたいと思います。
まず真の御父母様のみ言を訓読いたします。
「食口達がいかなる公的な責任を負い、
任務を遂行する上で困難にぶつかり、
自分一人で解決できない問題がある時は、
水行をして天の前に祈祷しながら
尋ねると教えてくれるのです。
すべてを天に任せて頼る中、
祈る心を持って歩むならば、
直感を通して自分の行く方向を提示してくれるのです」
☆
我々はなぜ祈るのでしょうか?
人間は堕落によって神様との関係が断絶されました。
祈祷とは神様との関係を回復するための、
霊的な呼吸のようなものなのです。
呼吸が我々の命を維持するために必要なように、
祈祷も我々の霊魂を生かすために必要不可欠です。
呼吸は私たちの体から出た二酸化炭素を外に出し、
新鮮な酸素を供給するように、祈祷も同じです。
祈祷は二酸化炭素のような、
私たちの不安、焦り、憂い、心配、良くない思い、
そういったものを消して、喜び、信仰、希望、愛、勇気、
こういった新たな力をくれる霊的な酸素を供給してくれます。
ですから呼吸は少しでも止まると死んでしまうので、
我々は、「絶えず祈りなさい」と言われた聖書のみ言を、
もう一度深く考える必要があるのです。
☆
2番目に祈祷は霊的なエネルギーを供給してくれます。
霊的な呼吸をするとき、神様から霊的なエネルギーの供給を受けます。
祈祷を通して無限なる力を受けるのです。
乾いた地に雨が降って豊かな土地になるように、
祈祷は我々の心を豊かな土地に作り変える雨のようなものです。
したがって深い祈祷をする人を見ると、
霊的に非常に充実した人生を生きていることが分かります
そして真の御父母様は、祈祷は
不可能を可能にすることができるとおっしゃいました。
☆
この写真を見ましたか?
1976年、ヤンキースタジアム大会を準備するポスターです。
この時、アメリカは建国精神を失ったので、
真の御父母様はアメリカ独立200周年を記念して、
アメリカの建国精神を覚醒させる大会を準備されたのです。
ところが大会開始の2時間前に、台風と大雨が吹き荒れました。
その勢いは大会の30分前まで止みませんでした。
大会を準備した準備委員会では、到底この大会は進行しようがないので、
「次回に延期しましょう」と申し上げたのです。
その時、真の御父母様は
「時間はあとどれくらいある」と尋ねられ、
「30分ほどあります」
「まだ30分もあるのに諦めると言うのか?」
(そして、お父様は)
「この大会は天の父母様がアメリカを生かすための、
延期することのできない恩寵なので、
必ずこの大会を成就させなければならない、
だから全てのスタッフは集まって合心祈祷をしなさい」
そう言われて数百人のスタッフが集まり合心祈祷をした、
そのような時間があったという事を
先輩家庭の方達はよく覚えておられると思います。
しかし、驚くべきことに、大会が始まる時間になると、
雨は止み、アメリカ市民5万人がどこから集まってきたのか、
どこからともなく押し寄せて来て、
会場がいっぱいになる、驚くべき奇跡の大会となりました。
☆
ですから真の御父母様はこう語られています。
「先生は祈祷を最も威力のあるものだと信じています。
不可能を可能にすることができるからです。
難しい問題があるときは、祈祷を通して解決しなければなりません」
しかし難しい問題が起こるとうろたえてしまい、
祈祷できない場合が多いのです。
しかし難しい問題ほど天の前に祈祷を通して、
解決するべきだと語られているのです。
☆
真のお母様は1月10日アメリカのIPECで
こんなみ言をくださいました。
「私は神霊と真理で歩むと言いました。
ですから私は天心苑を重視するのです。
自ら天の前に祈祷して解決し、
答えを見つけなければなりません」
そうしてみ言をもらうようにしなさいと言うのです。
今は自ら答えを探す時代です。
すでに霊界圏はそう動いています。
霊界は今自動役事です。
今日先ほど行ったこの解怨式も、これから行われる祝福式も、
霊界のシステム、自動システムになっているので、
自動的に行われるのです。
☆
ですから今日我々に問題があることも、ここで我々が自ら解決できる、
霊的な扉が実は開いているのです。
誰かに頼る必要は本当はないのです。
我々が自らをきちんと知れば、
全て感じる事ができるようになっています。
私はここに問題がある。
私は霊的にこういった問題を抱えている。
そういった点を一つ一つチェックしていけば、
自分でそういった問題を整理することができるのです。
自分で我々はそうなるべきなのです。
そういった神霊、霊界が協助できる共鳴圏を成して生きる時、
神霊の役事が私の中で起こるのです。
そんな基盤の上にみ言を受けてこそ、
み言が私の栄養分になるのです。
ー特別講義ーチョン・ユサン教育局長ー
1620回孝情天寶特別修練会(2024-1-20)
1620回孝情天寶特別修練会(2024-1-20)
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再編集 文責:ten1ko2
「誰かに頼る必要は本当はないのです。
我々が自らをきちんと知れば、
全て感じる事ができるようになっています。」
局長が語られていますが、
本当にそうなのだな、と思います。
本心(良心)は第2の神様なのです。
しかし、良心は、日々の習慣性、堕落性にまみれ、
心の中に閉じ込められている状態です。
その良心を目覚めさせ、引き上げ、
本来の状態にするために、
天心苑徹夜精誠、祈祷の精誠があるのです。
幼く、足りない者にも、
良心の叫びがあるのだ、ということを知って、
もっともっと精誠を捧げていきたいです。
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