田中富弘会長が、世界の宗教学者などが集まる
国際会議で、日本の家庭連合の窮状を訴えた
ビデオメッセージの内容を紹介します。
下に動画も添付します。
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2024年6月12日から15日まで、新宗教研究センター(CESNUR)主催の国際会議が開催されました。
CESNURはヨーロッパの大学や研究所に所属する宗教学者たちによって1988年に設立された学術団体です。
フランスのボルドー・モンテーニュ大学で開催された今回の会議では、「マイノリティ宗教の社会に対する貢献」をテーマに、計23のセッションが開催されました。
世界平和統一家庭連合の田中富広会長がビデオ出演し、日本において世界平和統一家庭連合がどのような状況にあるかを説明し、日本での信教の自由が脅かされつつある現状を訴えました。
今回会場にて上映された映像を日本向けに再編集を行い、YouTube家庭連合公式チャンネルに掲載しました。
新宗教研究センター(CESNUR)主催の国際会議での田中富広会長の講演映像をアップしました
ttps://ffwpu.jp/news/5318.html
世界平和統一家庭連合HP
ttps://ffwpu.jp/news/5318.html
世界平和統一家庭連合HP
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尊敬するイントロニア博士バーカー博士、発表者の皆さん。
そしてセスナ会議にご参加の皆様。
日本・世界平和統一家庭連合を代表して、
皆様にご挨拶できることを心から嬉しく思います。
ヨーロッパの人々が国際人権規約で保障された
宗教の自由を獲得するために、
多くの犠牲を払って戦ってきた歴史に対して、
私は深い尊敬と感謝の気持ちを持っております。
それらを獲得する道はとても長く険しい道でした。
皆様がその努力を現在も継続していることに
心から敬意を表します。
さてこのセスナ会議で、私は
日本の宗教の自由が侵害されている状況、
すなわち家庭連合に対する状況を
一た社会的政治的法的攻撃に関して、
お話せざるを得ないことを残念に思います。
ご存知の通り私たちの教会は韓半島に生まれた、
世界的な宗教指導者文鮮明師韓鶴子夫人によって創設されました。
以前の名称は1954年に創立された
世界基督教統一神霊協会として知られております。
これは文鮮明教主御夫妻の
新しい聖書理解を基盤にした信仰運動ですが、
我々の活動の中に韓国の文化や伝統が溶け込んでいることも、
この運動をとてもユニークなものにしております。
第2次大戦後の混乱期に文鮮明教主が
日本に宣教師を送ったのは、
1958年のことでありました。
そして日本での最初の礼拝は、参加者が2人でしたが、
2024年の現在、教会員は60万人を数えるまでに発展いたしました。
しかし韓国生まれの宗教団体が歴史的に複雑な環境を有する日本で、
拡大することは簡単なことではありませんでした。
特に私たちが共産主義から国を守るための勝共運動を始めてからは、
共産主義勢力の激しい攻撃を受けるようになりました。
やがてキリスト教牧師や共産主義者、左翼弁護士
そして職業的改宗屋によって
会員への非合法的な拉致監禁強制改宗問題が起こり、
そして被害者は現在まで4300人を超えます。
世界的に話題となった合同結婚式や
韓国生まれの宗教であること、
そして熱心な若者による選挙活動は、
多くの日本人の親を心配させたことも事実です。
しかし文鮮明、韓鶴子ご夫妻は、
決して敵を恨ま日本が母の愛で世界を愛せよと
激励してくださいました。
そして多くの日本人宣教師、特に女性の皆様が
世界の国々に出発していきました。
私は彼らの活動が、世界中での宣教基盤を作ることに、
貢献したことに深く感謝しております。
教会全てにとって安倍晋三元首相の殺害事件は、
衝撃的事件でした。
犯人の動機が、母親の所属する家庭連合に対する
強い恨みであったことが報道されたからであります。
家庭連合に反対する勢力と決した、日本のメディアは、
私たちへの激しい攻撃を開始いたしました。
それはまるでヨーロッパ中世の魔女狩りのようでもありました。
申し上げておきますが、安倍晋三元首相は
私たちの教会の会員ではありません。
従って彼が我々の故に殺害される理由は全くありません。
犯人が逮捕されてから間もなく2年になりますが、
殺害の同機や正拳銃の製造方法などは開示されず、
今なお裁判の審議さえ始まっておりません。
しかし事件発生以来日本家庭連合の会員が受けた、
内外の圧迫は言語を絶するものでした。
教会に対する器物破損や会員であることが分かれば、
アパートを借りることも、就職をすることもできない
という報告を私は数多く受けてきました。
メディアの攻撃は家庭連合の有効団体、
例えばUPFや世界平和女性連合そして青年学生連合
にも及び甚大な被害を出しました。
やがて宗教活動に賛同する保守派政治家への攻撃が開始され、
家庭連合問題は社会問題から政治問題となりました。
日本共産党委員長はこれが家庭連合との
最後の戦いとまで発言するようになりました。
このような状況の中で20202年10月19日
岸田首相は宗教法人の解散命令請求の原因に関する、
法解釈の変更を強行し、家庭連合への
政府による法的攻撃を加速させました。
自由民主党幹事長は当所属の全ての国会議員が
私たちや関連団体との関係を断絶するように指示しながら、
議員の思想信条を検査行いました。
そしてそれによって家庭連合の解散命令を求める請求が
2023年10月に裁判所になされ、
裁判所での新聞が今年2月22日から始まりました。
この詳細は中山弁護士がお話しされると思います。
解散命令は宗教法人への死刑宣告であり、
団体としての死を意味します。
解散命令が出されれば、全ての法人資産は法人解散後に
国家に没収されることになるでしょう。
解散命令により日本の信仰の自由は大きく交代いたします。
宗教活動への国家の管理と圧力が強まることとなります。
さらに解散命令はどの宗教法人に対しても、
政府が私的に運用することができることになります。
なぜならどの宗教団体も
何らかの民事的トラブルをえからです。
最近はこれらに気づいたいくつかの宗教団体が、
家庭連合への解散命令反対を表明するようになりました。
皆さんがよくご存知の1984年にイギリス統一教会が、
政府に勝訴した事件を私は忘れられません。
この裁判はヨーロッパの理性の勝利であり、
優れたバランス感覚の結果であります。
残念ながらでは裁判所が、
このようなバランスの取れた判断をする保証がありません。
日本では信教の自由を勝ち取った歴史がないからです。
私は使徒行伝第5章にあるパリサイ派の指導者
ガマリエルの言葉が好きです。
初期のキリスト者に対する裁判で彼らの信仰が、
真に神様から出たものであれば、
それに反対するものは神の敵になるというものです。
ご参加の皆様。信仰の自由の喪失は
不可用で、攻撃的な社会を生み出すと思います。
私は日本のみならず、世界中がそのようになることを
大変心配しております。
様々な花々がそれぞれの美しさを表現するように、
多様性のある社会相互の尊敬と理解で、
共に生きる社会、異なった信仰を尊重する、
優しさに溢れる日本と世界となることを願っております。
会議の成功をお祈りいたします。
ご清聴ありがとうございました。
☆
再編集 文責:ten1ko2
田中富広会長 CESNUR講演(日本語字幕)
格調が高く、要点がまとまっていて、
さすが田中会長だと思いました。
私たちの活動は、
日本を愛し、世界を愛し、
宣教の道を出発したメンバーたちも数多くおります。
今も、祖国日本以上に与えられた任地国を愛し、
精誠を捧げている兄弟姉妹がいることを思うと、
胸が熱くなります。
今は、批判と迫害の中にいますけれど、
統一運動は必ず、世間に正しい姿を
示す時が来ることを信じてやみません。
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