7月7日、日曜礼拝の時間に、
田中富広会長の説教が、
全国の教会員に向け配信されました。
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実体聖霊の役事全国で一斉に行われた「真の父母論」教育の2日目(7月7日)、日曜礼拝の時間に、田中富広会長が全国の教会員に向けて行った説教の映像が配信されました。「実体聖霊の役事」と題して語られた説教は、「真の父母論」を理解するうえでも重要な内容です。その要旨を紹介します。
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実体聖霊を迎えているこの時に、
私たちの持つべき姿勢、そしてその恩恵について
考える時間を持ちたいと思います。
真の父母様との関係を改めて問うべき時
真のお母様の自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』に
このような一文があります。
「たとえ死の道を行くとしても
出会うべきなのが、真の父母です。
歴史をすべて失い、後孫をみな
失うことになるとしても、真の父母に出会えば、
歴史を取り戻し、未来も取り戻すことができます」(323ページ)
この部分は、私が自叙伝の中でいちばん衝撃的に
向き合ったメッセージでもあります。
「たとえ死の道を行くとしても出会うべき」
とありますが、自分自身と真の父母との関係性を
改めて問わずにはいられないメッセージであると思っています。
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実体聖霊が降臨した歴史的なペンテコステ礼拝
このほど、この一文を実感するような出来事がありました。
5月19日、ドイツのミュンヘンで行われた
「真のお母様と共にするペンテコステ礼拝」
でのことです。
ペンテコステ(聖霊降臨、五旬節)を記念する日曜日として、
この日は世界的に聖霊降臨祭の礼拝が行われていますが、
ここに実体聖霊であるお母様が来られたということに
深い意義を感じたのです。
このときのメッセージでお母様は冒頭、
「きょうは何の日ですか?
この壇上に誰が見えますか?
イエス・キリストと、
実体聖霊である独り娘、ワンオンマが来ました」
(『世界家庭』7月号6ページ)と語り掛けられました。
そして続けて、以下のように語られました。
「私がここに来たのは、イエス様の願いが
何であるかを教えるためです。
十字架へ進むほかなかったイエス様は
『また来る』と言われ、ペンテコステに聖霊が降臨して、
心霊が復活した使徒たちによって
キリスト教が出発したのではありませんか。
しかし、不幸にも、キリスト教は二千年間を通して、
イエス様の本質が分かりませんでした」(同)
☆
一方、真のお父様も、このように語っておられます。
「神の独り子はいましたが、独り娘がいましたか?
独り娘に出会えなかったため、
神様の初愛を根こそぎ受けることができる
独り娘に出会うために、イエス様は再臨するのです。
再臨主が来て何をするのか?
小羊の婚宴、すなわち婚姻をしなければなりません。
神様の初愛を根こそぎ受けた男性と、
神様の初愛を根こそぎ受けた女性が、
家庭を成さなければならないのです」
(1971年2月17日、韓国・城北教会)
神様の初愛を根こそぎ受けた男性と、
神様の初愛を根こそぎ受けた女性──。
お父様の表現はすごいですね。
このふたりが家庭を出発するということです。
☆
この真の父母様のみ言で分かるように、
イエス様の目的は、小羊の婚宴です。
独り娘に会うことができなかったイエス様でしたが、
再びこの地上に来られ、独り娘、
実体聖霊を迎えて真の父母になることが、
再臨のイエス様の大きな目的でした。
そのためにも、何としても
独り娘を迎えなくてはならない
2000年のキリスト教史だったというのです。
ですから、聖霊降臨を記念する日に、
実体聖霊、お母様が、キリスト教の本拠地、
ヨーロッパに実体で入られたということは
非常に大きな出来事でした。
これからの天の摂理を占うほどに
重要な一日であったと、私は確信しています。
☆
もっと多くの子女に会いたいワンオンマ
このように人類歴史というのは、
堕落によって失われた神様との関係を
一つ一つ取り戻しながら進んできたのです。
そして今は、実体聖霊、真の母を
「ワンオンマ」と呼べるまでに、
神様との関係が取り戻されてきたと言えるでしょう。
それでもまだ、お母様が抱えておられる痛みを
取り除くことはできていません。
同礼拝でお母様は、「これまで一つの国も
国家の復帰ができていないというのは、
天の前に面目がありません」(『世界家庭』7月号9ページ)と、
悔しい胸の内を吐露されました。
さらに、「きょう、会えてうれしかった」(同)
と語られながらも、
「しかし、もっと多くの子女に会いたいワンオンマなのです」(同)
と、寂しいお気持ちをも表現されたのです。
真の母の存在すら知らない民のほうが圧倒的に多い
この地球の人類、そして国家を
全て取り戻したいという、
お母様の強い思いを感じるメッセージです。
これは、ヨーロッパ圏に語られたメッセージではありますが、
私たち神日本も同じように受け止めるべきであると思います。
そして、もっと高い次元で
お母様をお迎えできる神日本にならなければなりません。
そのためにも、今、直面している試練を必ず乗り越えて、
伝道を勝利し、神氏族メシヤを勝利し、
母の国の使命を勝利していけるように頑張っていきたいと思います。
☆
再編集 文責:ten1ko2
「メシヤは真の父母として来られる・・・」
原理講論にも何度か出てくる言葉です。
にもかかわらず、今までは、
お父様ばかり強調してきた私たちでした。
神様も父母であるのに、
天の父と2000年叫ばれてきたので、
「天の母」という概念がありませんでした。
ワンオンマが来られている、この時、
多くの人が、真の父母を
正しく知っていただきたいと思うのです。
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