家庭教育部長 蝶野知徳
「父母の愛の姿勢 三つのポイント」
☆
子女は現在を見ている
教育は常に、未来を信じ見つめながら進めていくものです。
しかし時には、子育てに難しさを感じ、
自分が選択してきた行動を後悔して、
思いが過去に戻ってしまうことがあるかもしれません。
過去を振り返れば、どんな親にも、子女に対して
本性的な心で対することができたとき、
堕落性で対してしまったときの、両方があるものです。
元来、子女には親を信じたい心があります。
ですから過去を後悔するよりも、
今の瞬間からでも心を立て直し、
真心で接していくことが大切です。
そうすれば、子女はその親の接し方から
親の真実を見ようとしますから、
過去に堕落性で対されたとしても、
次第にそれらを忘れていくようになるのです。
☆
@感謝の心で接する
天の願う父母の心であるために重要なのは、
み言が示す価値で、いかに自分自身を
原点に立ち帰らせることができるかです。
つまり、神様から授かった
貴い子女という「感謝」の心で、
自分の心をいかに主管していくかにあります。
過去の失敗を後悔する心が強いと、
愛する力が出にくいものです。
しかし感謝の心が強いと、後悔よりも
悔い改めの心が強く出てきます。
こうして内面が蕩減される条件が立ってくれば、
愛が発露してきます。
神様にすべてを「感謝」することは、
私たち人間が、神の子としての
原点に帰っていくために必要なプロセスです。
「感謝」は私を「純粋」にします。
良心作用も強くなり、子供の気持ちも
悟らされるようになるものです。
☆
Aすべてを受け入れる
子女に対して葛藤したり、腹立たしく感じたりと、
難しく感じる面があっても
「親としての最善の心」で接するには、
どうすればいいのでしょうか。
まずは自分の思いの物差しを捨てましょう。
成長過程における一つの段階、
「今あるべき姿」として認めてしまい、
丸ごと受け入れてみるのです。
そうすれば、受け入れた分だけ、
愛する道が開かれていきます。
☆
B父母の愛の体恤
過去を後悔せず、父母の愛を今、信じて待っている
子女の心に焦点を合わせてみましょう。
天を愛するように感謝の心で
純粋に子女に対することです。
そして現時点を丸ごと受け入れてみれば
愛が流れ始めるのです。
子供の年齢に関係はありません。
これらのことは、復帰途上にある私たちが、
父母の愛を体恤していくための
原則になっていくでしょう。
☆
再編集 文責:ten1ko2
「子供の年齢に関係はありません」
この言葉に相対して、久しぶりに
蝶野部長の講座を紹介しました。
感謝の心で接する
すべてを受け入れる
父母の愛の体恤
そのことを大前提に、
子どもたちと向き合っていきたいです。
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教会本部の意向とは直接関係がありません。
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