Blessed Lifeに
橘先生のエッセーが紹介されていました。
『夫婦愛を育む魔法の法則』より
「はじめに」を紹介します。
☆
20代の独身時代、教会で
既婚の婦人たちと関わる機会がありました。
み言(ことば)に出合ったのが先とはいえ、
女子高・女子大を経てすぐに教会に来た私は、
婦人たちの内外の事情に対して、今思えばあまりに無知でした。
ある時、一人の先輩が『トータル・ウーマン』
(マラベル・モーガン著)という本を薦めてくださいました。
とても新鮮で、多くの知恵が与えられ、
自身にとっても、婦人たちとの関わりにおいても、
大変役立ったのを覚えています。
その後も、夫婦関係や親子関係などに関する
いろいろな知恵に出合うたびに取り入れていきました。
やがて自身も結婚生活を始めてみると、
かつて婦人たちの様々な事情を
十分に理解してあげられなかったことに、
申し訳ない思いが湧いてきました。
☆
そのうち、なぜか教会の兄弟姉妹が夫婦関係について、
私に相談してくるようになりました。
ヨーロッパにいた時には、夫婦で話し合いたいから
間に入ってほしい、と呼ばれることが何度かありました。
夫婦どちらも信仰的で、より良い関係を築きたいと
願っているのにうまくいかず、ストレスが溜(た)まる……、
そんなカップルたちでした。
何とか力になりたいと思いながらも、
自分とは事情が違うので、こうしたらいい、
という具体的なアドバイスができず、
もどかしい思いをしました。
☆
そんな時、イギリスの姉妹が『新・良妻賢母のすすめ』(ヘレン・アンデリン著)
という本に基づいた講座をして、
とても良い結果が出ていることを聞きました。
早速その本を取り寄せてみると、原理原則に則(のっと)った、
具体的アドバイスが書いてあり、夢中で読みました。
☆
その本にある、幸福な夫婦関係を築くための
愛の基本原則を箇条書きしたものを友人に送ると、
彼女は「これが私のバイブルよ」と言って、
ご主人との関係に役立てていました。
また、別の友人は、愚痴を聞いてあげた後に、
本のさわりを話しただけで、
「あ〜、とっても楽になったわ〜」という反応をしてきました。
自分で講座を始めてみると、
その劇的結果に驚きの連続でした。
時には失敗しながらも、自らも原則を実践し、
また多くの方に紹介する中で、学びと確信を深めていきました。
☆
客観的に見れば、修復するのは到底無理だろう、
と思えるような事情の中にあっても、
「学んだ内容を実践してみる」、と
当人が心を定めると、たくさんの奇跡が起きました。
関係を修復するという次元を超えて、
それまで味わったことのない愛と喜びの関係に至ったのです。
☆
さらに、夫婦愛がよみがえると、やがて
子供たちの心の傷が癒やされ、親子関係も回復しました。
様々な事情の方が学びに来られるので、
参加者たちの質問に対応できるよう、
専門的な内容も含めて、心理学や
夫婦問題関連の学びを重ねていきました。
☆
そんな中、分かったことは、良書と言われている本は
どれも、切り口こそ違え、同じことを言っている、
ということでした。
原則は一緒だということです。
アメリカのある研究者は、
あまたある夫婦関係本の原点は
『新・良妻賢母のすすめ』だと、論文で書いています。
☆
また、大知(おおとも)勇治先生の
『氏族伝道の心理学』(光言社)を読んで、
「創造本性の授受作用」という言葉にスパークしました。
その視点で原則を見てみると、それらは全て
男女の違いを踏まえた上での、
互いの創造本性を啓発するものでした。
講座で、その点を明確にしてお話しすると、
単なるハウツーものではなく、
生き方にまで通じるものに発展していき、
学んだ方々もより希望を持って実践に臨めるようになりました。
神様の創造理想を家庭に実現する上で、
男性と女性の本性的違いを正しく知って、
相対間で適切な働きかけをしていくことがとても大切です。
(本書が)夫婦が愛と美を交わしつつ、喜びの中で共に成長する、
そんな家庭を築いていかれる一助となれば幸いです。
橘 幸世・著(光言社・刊『夫婦愛を育む魔法の法則』
〈2017年8月25日初版第2刷発行〉より)
季刊誌『祝福家庭』に連載された内容に加筆、修正
スマホで立ち読み Vol.33
『夫婦愛を育む魔法の法則』1
(Blessed Lifeより)
〈2017年8月25日初版第2刷発行〉より)
季刊誌『祝福家庭』に連載された内容に加筆、修正
スマホで立ち読み Vol.33
『夫婦愛を育む魔法の法則』1
(Blessed Lifeより)
☆
一部割愛しています
再編集 文責:ten1ko2
再編集 文責:ten1ko2
手前味噌での話ですが。。
先日25日は、3万双32周年でした。
私は、大役事の準備などで、忙しく
前日になって、「そういえば、明日か・・・」
と思いだしたくらいでした。
ところが子供たちがちゃんと準備をしてくれていて、
お寿司とケーキをいただきました。
お祝いをしてもらったあと、
娘が一言、「これからも仲良くしてね。。。」と。
子供は両親が仲睦まじいことを
何よりも願っているのだな、と切実に思わされました。
この「夫婦愛を育む魔法の法則」で
『魔法』を授かっていきたいと思います。
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