2024年10月14日

話せばわかる相手ではない:共産主義のこわさ *ニュースがわからない人に《5分で解説》



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「社会主義国」と宣言したことがある国
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ほぼ5分で読める勝共理論 より
「共産主義がどれくらい深刻な脅威なのか」の
前編として、共産主義の国について
具体的に解説しています。

中国と北朝鮮は共産主義の国

中国と北朝鮮は共産主義の国です。
日本のような民主主義の国とは根本的に違います。

例えば日本では、国会議員を選ぶ選挙があります。
そして総理大臣はその国会議員の中から選ばれます。

一方で共産主義の国では、選挙で選ばれた国会議員はいません。
総理大臣や大統領もいません。

ではどうやって国を動かしているのでしょうか。
中国では共産党、北朝鮮では労働党という一つの政党があって、
その政党が国を指導しているのです。

北朝鮮の場合は「労働党」を「共産党」と
言い換えると分かりやすいでしょう。

いずれも共産党のトップが、そのまま国の
最高指導者になるということです。

中国では習近平国家主席、
北朝鮮では金正恩(キム・ジョンウン)委員長です。

 
もちろん共産党に反対することは認められません。
批判すれば逮捕されます。
つまり独裁です。

なぜそうなるかというと、警察も軍隊も裁判所も、
みんな共産党が支配しているからです。

このことは国の憲法にも書いてあります。

中国の憲法には、
「人民民主独裁の社会主義国家である(第一条)」とあり、
北朝鮮の憲法には
「人民民主主義独裁を強化し(第12条)」と書いてあります。

警察も裁判所もみんな言うことを聞くのですから、
何をしてもいいことになります。
怖いのは法律ではなく、権力闘争や
クーデター(軍隊による反乱)です。


そして困ったことに、その独裁国家は
ただの独裁国家ではなく、共産主義の国であるということです。
つまり「資本主義を倒せ!」と考える国だということです。

ですから日本や米国とうまく付き合おうとは考えません。
そんなことをしたら共産主義としての国が
倒れることになってしまいます。

むしろ日本や米国を倒すために軍事力が必要であると考えます。
中国が軍事力を強化し、
北朝鮮が核ミサイル開発を進めているのは、
こういう理由があるからなのです。

問われる日本の外交、安全保障問題

ほんの少し前までは、中国と北朝鮮の軍事力は
米国に全くかないませんでした。
ですから日本は平和でした。

日本が長い間平和だったのは、
憲法9条があったからではありません。

日本を倒そうという国があったのですが、
その力が弱く、世界一の軍事力を持つ
米国の軍隊が日本に駐留していたからです。

ところがここ最近、中国や北朝鮮が急激に力を付けています。
米国も困っています。

では日本はどうするか。

ここで大切なのが、中国も北朝鮮も
共産主義の国である、ということです。

共産主義の国は「話し合えば仲良くなれる」
という相手ではありません。

例えば絵本で、オオカミとヒツジが
仲良しになるお話がありますが、
現実的には絶対にそうならないでしょう。
オオカミに捕まれば食べられてしまいます。

同じように、日本が仲良くしようとしても、
共産主義の国は隙があれば必ず付け込んできます。

日本人は、話せば分かると考えがちです。
しかし実際はそうではありません。

今でも中国や北朝鮮は、国内で
たくさんの人を弾圧しています。
それが共産主義という思想の恐ろしさです。


どうしたら戦争を防ぐことができるのか。
どうしたら世界平和を実現できるのか。

その大前提として、中国と北朝鮮は共産主義の国である、
ということを理解しておかなければなりません。

その上で、政治や経済や外交、安全保障などの
問題を考えなければならないということです。

ほぼ5分で読める勝共理論 13
共産主義がどれくらい深刻な脅威なのか@
再編集 文責:ten1ko2


『共産主義の国は「話し合えば仲良くなれる」
という相手ではありません』
確かにそうですね。

しっかりとした思想があり、
考えというか、思惑があるので
お人好しの日本人のようにはいきません。
(共産圏の人たちを憎むわけではありませんし、
個人的にはよい人も多いと思いますが。)

上のお話には、中国と北朝鮮しか出てきていませんが、
ウクライナに戦争を仕掛けている
ロシアも、同じですね。

「戦争反対!核廃絶!!」
戦争は誰もしたくないし、
核をもたないでほしいのは当然のことです。
しかし、安易に叫ぶことはどうでしょうか。

北朝鮮はいまだに日本に向けて
ミサイル発射実験をしています。

丸腰ではダメなのです。
ですから、自国を守るためにも、
自衛隊が必要ですし、
米国との関係は、大切になってきます。

また、向こう側の思想、考え方を
はっきりと知る必要がありますから、
そういった意味でも、
勝共理論が必要だと思うのです。


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posted by ten1ko2 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勝共理論 勝共活動  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする