先回は、共産主義の国々について解説されましたが、
それは、目に見えてこわい現実です。
しかし、私たちの周りには、全然気づかずに
変形した、一見共産主義とはわからない、
危険な思想が浸透しているといいます・・・
☆
広がる行き過ぎた個人主義
日本に行き過ぎた個人主義が広がっています。
結論から言うと、その背後には
共産主義の思想があります。
☆
こちらのグラフをご覧ください。
(以下、画像をタップすると拡大してご覧いただけます)
これは総務省の資料で、未婚率、つまり
結婚していない人の割合を示しています。
上が男性で下が女性です。
このうち赤い線が、35歳から39歳の年齢で未婚の人の
割合を示しているのですが、1980年の数値、
グラフの真ん中よりちょっと左の所を見ると、
左側の男性で8.5%、右側の女性で5.5%となっています。
つまり40歳になるまでに結婚していない人は10%以下、
逆に言うと40歳までに
ほとんどの人が結婚していたということになります。
ところが2010年になると、つまりグラフの右端では、
男性の同じ年代の未婚率は35.6%、女性は23.1%です。
男性なら3人に1人、女性なら4人に1人です。
この年齢で独身だと、おそらくは生涯独身、
というかたがほとんどだと思います。
☆
次にこちらのグラフをご覧ください。
これは同じく総務省のデータで、若い世代で
未婚・晩婚が増えている理由を表しています(複数回答、全体・性別)。
一番多いのが、
「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」
でした。
ちなみに2番目が「経済的に余裕がないから」です。
☆
変化の背景に共産主義思想の影響がある?
若い人たちの間で結婚しない人が増えています。
しかもその理由は経済的な理由ではなく、
言うなれば、「面倒くさい」というものなのです。
皆さんの周りにも「別に結婚する気はないよ」
という人が案外多いかもしれません。
そしてそれが当たり前になっているのかもしれません。
しかしこの状況はここ2、30年で
急激に起きてきた変化なんだ、ということが分かります。
☆
こちらのグラフをご覧ください。
このグラフの赤い線は、65歳以上の高齢者1人を、
現役世代、つまり15歳から64歳の人が
何人で支えるか、というグラフです。
一番左端の1950年では現役世代12.1人が
1人の高齢者を支えていました。
2015年では現役世代の数が2.3人、
2060年には1.3人になる予想です。
自分一人が生きていくのも大変なのに、
自分の他にもう一人の高齢者を養わないといけない。
そんな社会になるというわけです。
これは大変ですね。
☆
こうした変化の背景には、
実は共産主義という思想の影響があります。
どんな思想かというと、
「人間の基本単位は個人だ。
家族じゃなくて個人なんだ。
だから結婚しなくてもいい。
むしろ家庭は個人にとって邪魔な存在だ。
だから家族制度なんてなくなったほうがいいんだ」
という考えです。
共産主義思想には、こういった
家族を敵対視する考え方があります。
私たちはこれを「文化共産主義」と呼んでいます。
☆
「結婚しないのも自由だ」と言われれば、
確かにそのとおりです。
でもだからといって、「結婚しなくてもいい」
と積極的に教えるべきではないでしょう。
個人は大切です。
でも家族も大切です。
行き過ぎた個人主義は危険です。
ですから、個人主義のどの部分が大事なのか、
そしてどうなると危険なのか、
このことをしっかりと区別しないといけません。
これを克服するためには、
勝共理論のような思想がなければ難しいのです。
日本の少子化問題の解決は
共産主義思想を克服できる
勝共理論にあると言っても過言ではないのです。
ほぼ5分で読める勝共理論 14
共産主義がどれくらい深刻な脅威なのかA
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=22984
(Blessed Lifeより)
共産主義がどれくらい深刻な脅威なのかA
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=22984
(Blessed Lifeより)
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再編集 文責:ten1ko2
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